平成10年度[第2回]文化庁メディア芸術祭
平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

アニメーション部門

クジラの跳躍
© 1998 TAMURA SHIGERU/MMF・BANDAI VISUAL
大賞

クジラの跳躍

短編アニメーション(劇場公開映画)

作者: たむら しげる
(監督・原作・脚本・イラストレーター)

(日本)

MOVIE

※動作環境に関してはこちら

作者プロフィール

たむら しげる

たむら しげる

1949年東京生まれ。 桑沢デザイン研究所卒業。 主な著作絵本に『ダーナ』『うちゅうスケート』『ロボットのくにSOS』などがある。 画集『メタルフィジカル・ナイツ』で小学館絵画賞。 映像作品『銀河の魚』でモントリオール・エレクトロニックシネマフェスティバル特別賞他。 CD-ROM作品『ファンタスマゴリア』ではAMDアウォードグランプリ郵政大臣賞他。 映像作家、デジタルコンテンツ作家としても国内外の注目をあびている。

受賞コメント

透き通ったガラスの海から顔を出している巨大なクジラ。 単純にそんな映像を自分で見たかったのです。 でき上った映像は、作り手の想像を越えた美しい映像となりました。 「でも、こんなに静かな映像詩を、面白いと思ってくれるかな?」劇場公開してみると、観客の反応は思いのほか暖かく、とても嬉しかったです。 この賞は、さらにもう一歩踏み出すよう、審査員の皆さんに背中を押されたように受け止めました。 見たことの無い世界観が表現できたのではないかと思っています。

贈賞理由

時が停まる。ガラス化した海から出現したクジラが半日かけてゆるやかに空を駆ける。 たむらしげるは3DCGの透明感・立体感表現をあえて動かぬ海や氷山の描写にとどめ、人物やクジラや船は手描きの味のまま、観客をしばし異世界にいざなう。 アニメで書いた詩、真のファンタジーの創造。 挑戦は貴重であり、その成果は大きい。

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