平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

アニメーション部門

陽だまりの樹
© 手塚プロダクション・バップ・小学館・NTV
優秀賞

陽だまりの樹

テレビアニメーション

作者: 杉井 ギサブロー(監督)・
手塚 治虫(原作)

(日本)

作者プロフィール

杉井 ギサブロー

杉井 ギサブロー

アニメーション監督。1940年8月20日生まれ。

[代表作]
・『鉄腕アトム』演出
・『悟空の大冒険』総監督
・『どろろ』総監督
・『タッチ』総監督
・『まんが日本昔話』監督
・劇場作品『銀河鉄道の夜』総監督

受賞コメント

制作困難とされている時代劇ものをここまで徹底したエンターテイメント作品として作り上げられることができたのは監督の杉井ギサブローさんをはじめとする現場のスタッフの踏ん張りがあったからだと思います。 極めて自己満足だけで終了する作品が多い中、この栄誉ある賞を頂けることによって客観的にも評価されたことを大変嬉しく思います。 あとは、この作品を知らない方が “文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門優秀賞を獲得した『陽だまりの樹』ってどんな作品だ?” と疑問を持ってもらい一人でも多くの人が『アニメーション陽だまりの樹』に浸っていただければ最高です。
(プロデューサー・山下 洋)

贈賞理由

手塚治虫が自分の曾祖父、若き蘭方医・良庵を主人公に描いた激動する幕末の青春群像。テレビシリーズ版の演出はかつて映画『銀河鉄道の夜』や、往年の意欲作シリーズ『どろろ』で古くからのアニメファンに強烈な印象を残している杉井ギサブロー。原作の味わいに忠実に、手堅く、興味をそらさぬ仕事ぶりが高く評価された。