平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

デジタルアート[インタラクティブ]部門

ドラゴンクエストⅦ ~エデンの戦士たち~
© アーマープロジェクト/バードスタジオ/ハートビート
/アルテピアッツア/エニックス 2000
大賞

ドラゴンクエストⅦ
~エデンの戦士たち~

パッケージソフト

作者: 堀井 雄二(シナリオ&ゲームデザイン)
すぎやま こういち(音楽)
鳥山 明(キャラクターデザイン)
山名 学(メインプログラム)
眞島 真太郎(アートディレクション)
(ドラゴンクエストVII 開発チーム代表)

(日本)

作者プロフィール

堀井 雄二

堀井 雄二

1954年兵庫県淡路島生まれ。 早稲田大学第一文学部を卒業後、雑誌新聞、マンガ原作などのフリーライターを経て、1981年エニックス主催『ゲームプログラミングコンテスト』に入賞。それをきっかけにゲームデザイナーとしての道を歩みはじめる。主な代表作『ドラゴンクエスト』シリーズ。『ポートピア連続殺人事件』『いただきストリート』シリーズなど。

受賞コメント

ボクは子どもの頃、マンガ家志望でした。物語が大好きでした。27歳の時コンピュータと出会いそのインタラクティブ性に強く惹かれました。こういったものの上に物語を表現できないものだろうか?それが、はじまりだったといえるでしょう。コンピュータメディアは、ある意味紙と同じです。そこには小説も書けるし、マンガも描けるし、詩や日記、パズルも表現することができます。ただ紙と違うのは、インタラクティブであるということ。これまでのメディアが持たなかった特性をコンピュータメディアは手にいれたわけです。やがて、このメディア上に純文学と呼べるものが登場するのも、そう遠い未来ではないのかも知れません。(堀井 雄二)

贈賞理由

多くのゲームファンから待ち望まれていた『ドラゴンクエストVII』は、記録的なヒットを飛ばし、今年を代表するゲームソフトとなった。リアルな表現をあえて抑えた演出は、ゲームの面白さが決して見かけの写実性によるものではないことを改めて印象づけた。 しっかりしたシナリオに基づく物語の完成度はさらに磨きがかかり、まさにロールプレイングゲームとは何であるかを再確認させた作品となった。