平成13年度[第5回]文化庁メディア芸術祭
平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

アニメーション部門

千と千尋の神隠し
© 2001 二馬力・TGNDDTM
大賞

千と千尋の神隠し

映画

作者: 宮崎 駿(原作・脚本・監督)

(日本)

作者プロフィール

宮崎 駿

宮崎 駿

アニメーション映画監督。1941年1月5日、東京生まれ。 1963年、学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画入社。「太陽の王子ホルスの大冒険」('68)の場面設定・原画等を手掛け、その後Aプロの移籍、「パンダコパンダ」('72)の原案・脚本・場面設定・原画を担当。'73年に高畑勲らとズイヨー映像へ。日本アニメーション、テレコムを経て、'85年にスタジオジブリの設立に参加。その間「アルプスの少女ハイジ」('74)の場面設定・画面構成、「未来少年コナン」('78)の演出を手掛け、「ルパン三世カリオストロの城」('79)では劇場作品を初監督。雑誌「アニメージュ」に連載した自作漫画をもとに、'84年には「風の谷のナウシカ」を発表、自ら原作・脚本・監督を担当した。その後はスタジオジブリで監督として「天空の城ラピュタ」('86)「となりのトトロ」('88)「魔女の宅急便」('89)「紅の豚」('92)「もののけ姫」('97)といった劇場用アニメーションを発表している。最新作は、2001年7月公開の「千と千尋の神隠し」。 著作に「トトロの住む家」「シュナの旅」「何が映画か」(黒澤明との対談集)「もののけ姫」「出発点」(以上、徳間書店刊)など多数。

受賞コメント

ありがとうございます。「千と千尋の神隠し」は全部架空の話ですが、子ども達へ嘘はつかなかったと私は思っています。時代と向き合いながら正直に作りおおせました。ですから、9月のニューヨークの事件にも映画は揺るがずにありました。そのことを、誇りに思っています。

贈賞理由

明確なメッセージを持ちつつもエンターテイメントに昇華させる話法と、丁寧で質の高い絵作りによって、宮崎駿とスタジオジブリが積み上げてきた信頼と期待に見事に応えている。それが、日本映画史上のすべての興行記録を塗り替えるという結果に結実し、今後のアニメーションが目指す高い目標となった。

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