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| © 岩田 洋夫 |

岩田 洋夫
1981年東京大学工学部機械工学科卒業、1986年同大学大学院工学系研究科修了(工学博士)、1993年より筑波大学助教授。触覚などの身体的な感覚を活用するメディア技術の研究を行っている。バーチャルな物体の硬さや重さを手に伝える装置や、バーチャルな建物を歩く感覚を足に与える装置を作ってきた。1994年より8年続けてSIGGRAPHに出品する傍ら、1996年と2001年にPrix Ars Electronicaに入賞。
「浮遊する視線」は自分の目が体を離れて、空を飛んでゆく体験をすることによっ て、自分というものの認識を新たにするインスタレーションです。着用型没入ディス プレイをかぶっている人にとっても、周りで飛行船を見ている人にとっても楽しめる作品です。今回の受賞を励みに、今後も創作を続けたいと思います。
球形スクリーンを装着すると、目の前に広がるのは自分自身が歩き回っている風景を頭上の気球から見下ろす映像である。アイデンティティーの追求という芸術の本質的テーマが、身体から遊離して頭上を浮遊する視線という未知の直観的な体験として、ユニークな発想と芸術・工学両面の継続的な研究成果に基づいて具体化した。
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