平成13年度[第5回]文化庁メディア芸術祭
平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

デジタルアート[ノンインタラクティブ]部門

フェード イントゥ ホワイト 3番 フェード イントゥ ホワイト 3番
© 五島 一浩
優秀賞

フェード イントゥ ホワイト 3番

CG動画

作者: 五島 一浩

(日本)

作者プロフィール

五島 一浩

五島 一浩

1969年生、静岡県出身。 京都工芸繊維大学卒業。ダイコロ株式会社、アウトサイドディレクターズカンパニーを経て、現在フリー。ビデオ、CD-ROM、イラストレーションなどの制作に携わる。学生時代より映画、映像作品を制作している。 「3 o'clock p.m.」(1995、ビデオ)マルチメディアチャレンジ'95審査員特別賞、等を受賞。 「FADE into WHITE」(1996、ビデオ) イメージフォーラムにより各国の映画祭に紹介される。「FADE into WHITE」を再構成した作品で、アップルドリームCMコンテストグランプリ、等を受賞。 「FADE into WHITE #2」(2000、ビデオ)イメージフォーラムフェスティバル2000大賞、等を受賞。「FADE into WHITE #3」(2001、ビデオ)本作。

受賞コメント

良い小説を読んだとき、文字だけの情報は読者にすばらしいエモーションを与えてくれます。私にとって好ましい実在感とは情報の「量」ではなく「質」にあると考え、CGの特性を生かしつつ、少ない情報で視聴者の想像力を刺激することをテーマにこのシリーズを制作しています。 本作は、「写真を撮ること」と、「日常」の対比をテーマにした最新作です。

贈賞理由

独特の時間軸によって構成されたこの作品は見る者に、考えるという行為を想起させる。この時間軸と禁欲的な色、画面構成には明らかに明確な作者の意図を感じる。これは、技術的な評論しか存在しないCGの世界において、明らかに特異的な作品であり、それ故過去のCG作品とは一線を画する。CGが表現としてのある地位を獲得するためには、このような作品がもっと評価されるべきであろう。

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