平成13年度[第5回]文化庁メディア芸術祭
平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

マンガ部門

ビバ,シェフ!
© JAPUNCH
優秀賞

ビバ,シェフ!

一コマ漫画
(ミナトレナトス)

作者: ジャパンチ

(日本)

作者プロフィール

ジャパンチ

ジャパンチ
(鮎沢まこと/ウノ・カマキリ/小澤一雄/クミタ・リュウ/クロイワ・カズ/所ゆきよし/森田拳次/矢尾板賢吉)

1987年 FECO(FEDERATION OF EUROPEAN CARTOONISTS ORGANIZATIONS=ヨーロッパ漫画家連盟・1984年発足)NIPPON 日本支部として10人のプロの漫画家、7月14日パリ祭の日に結成スタート。 『日本の漫画…そんなに悪くないよ』パリ「ESPACE JAPON」で第1回漫画展。 テーマ[エイズ]作品をオークションし売上金1万フラン(約25万円)はパスツール研究基金に寄付。フランス国営テレビTEIで紹介される。 1990年 ゴルバチョフ大統領来日記念『ひとコマ漫画で知る ゴルバチョフ』 蝸牛社より出版。 1991年 フェコ・ニッポン漫画作品と活動に第20回「日本漫画家協会大賞」受賞。 『世界漫画蒲田行進曲1991』 東京・蒲田にて開催。参加国=ソ連、イギリス、ベルギー、コロンビア、トルコ、チェコスロバキア、ユーゴスラビア、オランダ、キプロス。 1997年  10年目を機会に海外展覧会を主体としてきたグループを印刷媒体に方針を変え、会の名称も『JAPUNCH』と変更。(メンバー8人に) 『CARICATURES NIPPONNES』 ハードカバー (定価125フラン)フランスにて出版。フランス・ジュピター社発売。 1998年  フランスからシラク大統領より漫画集の礼状が届く。 1999年  カラー版JAPUNCH漫画集2『CATOON』 (株)ミナトレナトスより出版。 テーマ「ネコ」 クリントン大統領、小渕首相より漫画集の礼状届く。 2000年  カラー版JAPUNCH漫画集3『BBOW WOWW』 (株)ミナトレナトスより出版。 テーマ「犬」 2001年  カラー版JAPUNCH漫画集4『VIVA CHEF!』 (株)ミナトレナトスより出版。 テーマ「シェフ(料理人)」

受賞コメント

一コマ漫画は、海外では結構評価が高いのですが、日本ではまだまだ理解されず、陽の目を見ることが少ない分野です。その苦労も厭わず、1997年にひとこまに意欲を燃やす八人が集まって結成したのがジャパンチです。以来一つのテーマを八つの個性で描く作品集を出版してきましたが、それが今回の受賞に繋がり、一筋の光が見えた、そんな気がして八倍の喜びを噛み締めているところです。(コメント代表 森田拳次)

贈賞理由

日本ではマーケットの少ない一コマ漫画の分野で、優れた作品を描き集成する試みを続けているジャパンチの人たちに敬意を表したい。収められた作品はいずれも国際的水準に達しており、爆笑を誘うものも少なくない。日本の一コマ漫画も高いレベルにあることを示すその成果を高く評価し、もっと広く知られて欲しいと思う。

ページ上部へ戻る

Pick Up Archive 今こそ読みたい。これまでの記事をご紹介

中村 勇吾

巨匠インタビュー
中村 勇吾

ボツになるほど、引き出しが増えていくということですから...

トーチカ

作家インタビュー
トーチカ

作品をつくろうと思ってつくったものじゃないんです。始まりは...

竹宮 惠子

巨匠インタビュー
竹宮 惠子

スランプでも描くことをやめなかったことが、一番私を救ったと思う...

渋谷 慶一郎

コラム:データミュージアムは可能か? 渋谷 慶一郎

電子音楽とメディアアートの関係について考えてみると、その2つの...

押井 守

巨匠インタビュー
押井 守

実写であれ、アニメであれ、僕が一貫してやってきたことは...