平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

アニメーション部門

電車かもしれない
© 近藤聡乃
奨励賞

電車かもしれない

短編アニメーション

作者: 近藤 聡乃

(日本)

作者プロフィール

近藤 聡乃

1980年千葉県生まれ。2000年、マンガ『小林加代子』で第2回アック新人賞/奨励賞。 2002年、立体作品『はこにわ虫』でGEISAI-1GP/草間彌生賞。 第107回デジタルスタジアム/明和電機ベストセレクション。 第3回ユーリ・ノルシュテイン大賞/観客賞。2002年現在、多摩美術大学4年在学、コミックH(rockin'on)にてマンガ不定期発表中。

受賞コメント

素晴らしい賞をありがとうございます。 普段は記憶・思い出をテーマとして平面、立体、マンガなどを並行して制作しています。 この作品は音楽『電車かもしれない』をきっかけとして制作した「動くマンガ」です。 未熟な点も多いのですが、最初から最後まで音楽の魅力に支えられて賞をいただけたと思います。 快く音楽の使用を許可してくださった知久寿焼(ちくとしあき)さん、協力してくださった方々、どうもありがとうございました。

贈賞理由

大学生の課題制作ということであるが、その完成度の高さには大変驚かされた。 目新しい技術を追及することなく、できることでしっかりと工夫をする、そのアニメーションの楽しみ方と意欲に好感が持てる。 「ジャパニメーション」という言葉を生み出した日本のアニメーションは、正にこの部分に特殊性が集約されているはずだ。 日頃はこの絵でマンガを描いているという「描き手」の個性、音楽の面白さ、音楽とのシンクロナイズも素晴らしい。