平成14年度[第6回]文化庁メディア芸術祭
平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

デジタルアート〔インタラクティブ〕部門

妖怪ヤミワラシ
© 2002 エアブレーキ
奨励賞

妖怪ヤミワラシ

インスタレーション

作者: 江川 大/中 一郎

(日本)

MOVIE

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作者プロフィール

江川 大/中 一郎(制作グループ)

江川 大

1975年和歌山県出身。 大阪芸術大学芸術計画学科卒業。在学中より映像制作を始める。

中 一郎

1975年和歌山県出身。 高校在学中より音楽制作を始め、音楽系専門学校へ進学。

1999年より活動を本格化。 本作のようなインタラクティブ作品を中心に映像制作など幅広く活動。 受賞作品「妖怪ヤミワラシ」は2002年GEISAI2にも出展。

受賞コメント

人の背中にしがみつき目隠しをする妖怪「ヤミワラシ」。 これにとり憑かれた人間や、その周囲の反応が、非現実的な空気を作り出す。 その空気の中で、自己と他者の関係を再認識する場を作りたかった。 そんな「ヤミワラシ」での受賞は、まさに我々にとっての「闇終わらし」となりました。 これからもこの受賞に甘んじることなく、また再び闇の世界に戻らないためにも走り続けます。 最後に応援してくれた全ての人に、感謝します。

贈賞理由

ヤミの世界からやってくる『妖怪 ヤミワラシ』は、機材を内蔵したおんぶおばけ型のシステムであり、観客はとり憑かれたようにそれを背負わされる。 その風景はある種の滑稽さを孕んでいる。 同時にそれはヘッドマウント・ディスプレイの重いゴーグルを装着した際の重さ、不自由さを彷佛とさせる。 この作品にはある種の軽さと批判が混在している。 技術的には、歩く、あるいは走るという行動によって視野が拡大し、静止状態では真っ暗で何も見えないという仕掛けになっている。 それはインタラクティブ・アートそれ自体の断片を提示しているようにも思える。

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