平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

マンガ部門

セクシーボイス アンド ロボ
© 黒田硫黄 / 「セクシーボイス アンド ロボ」小学館IKKI
大賞

セクシーボイス アンド
ロボ

青年・一般マンガ

作者: 黒田 硫黄

(日本)

作者プロフィール

黒田 硫黄

黒田 硫黄

1971年生まれ。 1993年、講談社月刊アフタヌーン四季大賞/秋のコンテスト大賞を受賞し、デビュー。 その後、『大日本天狗党絵詞』『茄子』(ともに講談社)など、著作多数。 受賞作『セクシーボイスアンドロボ』は、IKKI(小学館)にて連載中(2003年2月現在)。

受賞コメント

自分には描けそうにない漫画を描こうと思い、人からきいた話をソリャ面白いヤとまったく無計画に始めたため、かなり周りに迷惑をかけております。 今回の受賞はそんな私にわざわざ付き合ってくださるスタッフ・編集のお蔭であります。 心から謝りたい。いつもすみません。 それはそれとして、本当にありがとうございました。

贈賞理由

この作者による『茄子』のシリーズはすでに評価が高いが、この『セクシーボイス アンド ロボ』は、舞台をいまの日本の都会にとり、そこにうごめくさまざまな人たちの姿を、意表をついた主人公たちの設定により、いきいきと描き、作者の新しい世界を示している。 14歳の少女のキャラクターは魅力的で、その相棒の男をまきこみ、物語が展開し、今日的な都会のファンタジーがひろがり、ふくらんでいく。 描写スタイルもこの作者独自のものであり、その筆づかいは見事で、画面のすみずみまで楽しめる。