平成15年度[第7回]文化庁メディア芸術祭
平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

マンガ部門

蟲師
© 漆原友紀/講談社
優秀賞

蟲師

青年・一般マンガ

作者: 漆原 友紀

(日本)

作者プロフィール

漆原 友紀

漆原 友紀

1月23日、山口県出身。血液型はO型。 アフタヌーン四季賞1998年冬のコンテスト四季大賞受賞を経て、 アフタヌーン シーズン増刊にてデビュー作『蟲師』連載開始。 現在は「月刊アフタヌーン」にて隔号連載中。

受賞コメント

この度はこのような立派な賞を頂き、大変嬉しく思っています。ずっとこの物語に一緒に取り組んで下さっている担当編集の宮崎さん、遅筆な私のペースを理解して下さっているアフタヌーン編集部、仕事のかたわら手伝わせてしまっている友人達に、感謝して喜びを分かち合い たいと思います。今回は、本当にありがとうございました。

贈賞理由

昔の日本の、自然がまだあちこちにたくさん残されていた頃の世界を静かに情感豊かに描いている。 山深い里に降る雨や雪、ただよう霧や朝もやの中にひっそりと生きる人間や動物、そしてそこに見え隠れする不思議な蟲たち。 筆者の的確な描写力と表現力に魅せられてその幻想的な世界に引き込まれる。

11のQ&A

Q1
初めて「創作」を意識した時に、表現手法として使用した道具は何ですか?
A1
紙とえんぴつ。
Q2
それは何歳の時で、何を創作しましたか?
A2
初めて「マンガ」を描いたのは中学の頃で、パロディマンガを描いていました。
Q3
今までの作品を通して、共通して持ち続けている理念やテーマは何ですか?
A3
しいて共通点を見出すなら、「生命というものの不思議さ」に興味があったように思います。
Q4
「テクノロジーとの接点」を感じる時は? また、メディアアートとアートの共通点/相違点は?
A4
実感を持つことは……、ないです。
Q5
現在使用している創作ツールは、自分の 作品にどんな表現をもたらしましたか?
A5
子供の頃からやってきたことと同じような、自然の形での表現。
Q6
自身のテーマおよびメディアアートは、時代と共に変わっていくと思いますか?
A6
時代は変わるものなので、それにつれ、微妙に影響を受けて変化していくと思います。
Q7
最も得意とする表現方法は? また、作品が社会に与える影響はどうあると思いますか?
A7
頭の中の光景を絵にすること。社会に与える影響はあるとしても、個人の内部にのみとどまるタイプのものではないかと思います。
Q8
座右の銘は?
A8
何でしょう…。ただの「気分」に左右されない。
Q9
どんなときにインスピレーションを感じることが多いですか?
A9
風景を見ているとき、お風呂のなか、TVを見ているとき。などなど。
Q10
今後の活動展開についてのビジョンは?
A10
描いているお話しのテーマに誠実に、やっていきたいです。
Q11
あなたが影響を受けたモノ、ひとは?
A11
・五十嵐大介
マンガにはいろいろなことができるのだ、と知るきっかけとなった方。絵的にも影響は大きい…と思います。

・瀬戸内海の風景
自然物と人の作り出す風景にひかれるのは、この、育った環境のせいだろうと思います。

・雅代ちゃん
幼稚園の頃、アパートの隣に住んでいたすごく絵の上手な子。この子のマネをして絵を描き始めました。

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