
橋本 悠希・小島 稔・三谷 知晴・宮島 悟・永谷 直久・山本 暁夫・大瀧 順一朗・稲見 昌彦
電気通信大学知能機械工学科からの有志グループ。主にバーチャルリアリティとインターフェースを研究している。バーチャルリアリティ作品としては、これが初。同作品はSIGGRAPHやARS Electronicaなどでも展示を行ない、高い評価を得ている。
これは私たちにとって初めてのバーチャルリアリティ作品で、思い出深いものです。それがこのようなすばらしい賞に選ばれて、なんとも感慨深い思いです。コンセプトは「吸い込む感覚」。普段ほとんど意識することのない、モノを吸い込む際に口内や口唇へ伝わる感覚に焦点を当て、新鮮で不思議な体験ができる作品です。この不思議感覚を多くの方に体験し、楽しんでいただけたら幸いです。
作者は「ストローで食物を吸うときの感覚」というユニークな食感に着目し、「空気の圧力」「ストローの振動」「吸引するときの音」という3点の現象に着目することで、無駄のないデバイスを完成させた。アート表現としてみた場合、ややエンターテインメント性が強いが、今まで個人的な経験でしかなかった食感を他人と共有できる客観的な感覚にした点がすばらしい。「気もちいい」「気もち悪い」という感覚を共有できるということは、新しい芸術表現のメディアになりうる可能性がある。
![平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品 平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品](/festival/images/h1_jusyousakuhin2005.gif)







