平成18年度[第10回]文化庁メディア芸術祭
平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

アニメーション部門

おはなしの花
© AmicaKubo/SeitaInoue 2006
優秀賞

おはなしの花

短編

作者: 久保 亜美香 / 井上 精太

(日本)

MOVIE

※動作環境に関してはこちら

作者プロフィール

久保 亜美香

久保 亜美香

2003年度より任天堂ゲームセミナーに参加。制作参加歴に『立喰師列伝』、店頭配信用NintendoDSソフト『bioum』など。東京工芸大学在籍中。

井上 精太

井上 精太

1985年生まれ、京都府出身。2003年度より任天堂ゲームセミナーに参加。2006年『bioum』制作。多摩美術大学在籍中。

受賞コメント

はなしに花を咲かせました。

贈賞理由

日常的でリアルな会話のラフなリズムにあわせて展開するアニメーションのタイミングがみごと。次々と展開されるグラフィックのセンスもよく、それぞれのフォルムがおもしろい。見えないものを視覚化できるのが、アニメーションのひとつの特性だが、この作品では、タイトルの通り、なにげないおしゃべりが楽しいビジュアルへと昇華されている。

11のQ&A

Q1
初めて「創作」したのは何歳でしたか? またどんな道具を使って、どんなものを創作しましたか?
A1
久保 亜美香/生まれる前から 脳を使って 夢を…。
井上 精太/小学生のころ。ゆるい三角形の鉛筆で、迷路ばかり描いていました。
Q2
現在使用している創作ツールはどのようなものですか? また、そのツールを選んだ理由をお書きください。
A2
久保 亜美香/鉛筆とパソコン。
井上 精太/鉛筆とパソコン。 すっきりしているので。
Q3
あなたが思い描く「夢の創作ツール」とは?
A3
久保 亜美香/自分の手と脳ミソ。手からポリゴン、脳内画像出力ができればもう最強。
井上 精太/歯医者の椅子を自分専用にしたもの。
Q4
これまでの作品に共通するテーマはありますか? あるとしたら、そのテーマとはどういったものですか?
A4
久保 亜美香/キラキラ。ふわふわ。負の気持ちが好きではないので、それ以外の感じで。
井上 精太/仕組みをつくること。
Q5
作品をつくるうえで最も苦労する部分、またはこだわる部分はどこですか?
A5
久保 亜美香/急がば回る。不精せずに最初から丁寧な作業を行なう。その方が最終的に効率良いので。
井上 精太/バランス
Q6
自分の作品が「メディア芸術」だと意識したことはありますか。また「メディア芸術」は既存の「芸術」と比べて、どんな違いがあると思いますか?
A6
久保 亜美香/特別に意識したことはありません。概念関係は評論家の方々にお任せします。
井上 精太/意識したことは特にありません。メディア芸術はコピーされて広がれば広がるほど濃くなっていくような気がします。
Q7
アーティストとして、いつもどのような姿勢(スタンス、または観点)で作品を制作していますか?
A7
久保 亜美香/丁寧に。怠惰にならない。
井上 精太/できるだけ離れてみる。
Q8
座右の銘は?
A8
久保 亜美香/特にありません。
井上 精太/淡々。もしくは、眈々。
Q9
どんなときにインスピレーションを感じることが多いですか?
A9
久保 亜美香/感じません。いつもちゃんと考えて、組み立てて、その結果、何かが生まれる。
井上 精太/困ったとき。
Q10
今後の活動展開について、どのようなビジョンを持っていますか?
A10
久保 亜美香/怠惰にならないように、がんばって手と脳ミソを動かします。
井上 精太/たんたんとやっていきます。
Q11
あなたが影響を受けたモノ、ひとは?
A11
久保 亜美香/
・フランス
留学した経験が、いまもわたしの半分くらいを占めています。

・日本画
アニメーションを学ぶ前に、やっていました。師事していた日本画家の田口貴大先生のお言葉「世の中もっと鮮やかだぞ」という一言は、わたしの色彩感覚を一変させました。

・人物はもう書ききれません
古川タク先生他アニメーション学科の先生方、ジョルジュ・シュヴィッツゲベル、シルヴァン・ショメ。他たくさんのアニメータ、ニコラ・ド・クレシー、エドワード・ゴーリー、ロアルド・ダール、ジョン・テニエル、トッド・マクファーレン、トーベ・ヤンソン、リック・ベイカー、トミー・ウンゲラー、など!

井上 精太/
・鳥
理由無く好きです。

・科学図鑑
仕組みが載っているので。

・メキシコ
5年暮らして、太陽にあてられました。

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