平成18年度[第10回]文化庁メディア芸術祭
平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

アニメーション部門

時をかける少女
© 「時をかける少女」製作委員会 2006
大賞

時をかける少女

長編(劇場公開)

作者: 細田 守

(日本)

MOVIE

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作者プロフィール

細田 守

細田 守

1967年富山県生まれ。金沢美術工芸大学(油絵専攻)卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。2000年、劇場版『デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』で注目を集める。ほかに、ルイヴィトン『SUPERFLAT MONOGRAM』、六本木ヒルズTVCMなど。

受賞コメント

この作品では、主人公の高校生が、バイタリティをもって活躍する姿をイキイキと描きたいと考えました。なぜなら、現実の高校生たちも、そのように今を生きているからです。たくさんの優秀なスタッフ、キャストを代表して御礼申し上げます。

贈賞理由

みごとである。アニメーションの枠を超え、人の心を動かす映像作品だ。原作の要素を分解したうえで現在の空気感に合わせて再構成する大胆さと、誰もが抱く本能的心情を重層的に配置して丁寧に描き切る細心さ。物語と語り口の前にアニメーションとしての技術論は無意味だが、アニメーション以外にこれ以上的確に表現する方法があるだろうか? さまざまな技術があふれる現在、動かせない「画」はない。決して潤沢とはいえない条件の中で「画」のみに頼ることなく、確かな立脚点と揺るぎなき視線で「演出」された作品が生まれたことを喜びたい。

11のQ&A

Q1
初めて「創作」したのは何歳でしたか? またどんな道具を使って、どんなものを創作しましたか?
A1
中学生のときに自主制作でペーパーアニメをつくりました。
Q2
現在使用している創作ツールはどのようなものですか? また、そのツールを選んだ理由をお書きください。
A2
アップルコンピュータ株式会社のマッキントッシュ、マックブックと絵コンテ用紙です。マックは使い慣れているので。
Q3
あなたが思い描く「夢の創作ツール」とは?
A3
「どこでもロケハン」 飛行機に乗らずに海外に行ける機械でしょうか。飛行機が苦手なので。
Q4
これまでの作品に共通するテーマはありますか? あるとしたら、そのテーマとはどういったものですか?
A4
特にありません。
Q5
作品をつくるうえで最も苦労する部分、またはこだわる部分はどこですか?
A5
制作スタッフとのすべての作業ですが、個人が行なう作業としては、絵コンテは特に重要だとおもいます。
Q6
自分の作品が「メディア芸術」だと意識したことはありますか。また「メディア芸術」は既存の「芸術」と比べて、どんな違いがあると思いますか?
A6
特に意識したことはありません。
Q7
アーティストとして、いつもどのような姿勢(スタンス、または観点)で作品を制作していますか?
A7
映画は「公共」のもの、監督は映画の僕(しもべ)。
Q8
座右の銘は?
A8
特にありません。
Q9
どんなときにインスピレーションを感じることが多いですか?
A9
絵コンテや脚本の発想(インスピレーション)は、喫茶店やファミリーレストランで行なうことが多いです。
Q10
今後の活動展開について、どのようなビジョンを持っていますか?
A10
「映画の神様」のご機嫌をみながら、ようやくスタートしたところです。
Q11
あなたが影響を受けたモノ、ひとは?
A11
これはもう少し後で考えてみることにします。

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