
土山 芳紀
1967年生まれ、石川県小松市出身。金沢美術工芸大学ビジュアルデザイン専攻卒業後、任天堂株式会社入社。『ゼルダの伝説 4つの剣+(ナビトラッカーモード:ディレクター)』、『千年家族』などの開発に参加。
美味しい料理を自分でつくれるようになったら、どんなに驚いてもらえるだろう?というところを始まりとしてこのソフトが生まれました。お料理のジャンルでは実績のない任天堂のソフトが、このような賞をいただけるほど信頼されるようになったのは、使っていただいた方々の感想やご紹介のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
この作品は、これまでにはない表現方法と技術の組み合わせによって、まったく新しいスタイルの「お料理ナビゲーター」という新分野を生み出した。愛嬌のある音声合成による料理解説と、音声認識によって料理手順を指示できる表現/技術がすばらしい。調理中で手が濡れていたり、手がふさがっていたりしても、音声によって「オッケー」と言うだけで、次のステップに移ることができるアイデアは、ユーザーのニーズを的確にとらえている。
初めて「創作」したのは何歳でしたか? またどんな道具を使って、どんなものを創作しましたか?
親の証言では2歳のころには絵を描いていたようです。3~4歳くらいに油性ペンで段ボールにゴジラなど怪獣写真を模写していた記憶があります。
現在使用している創作ツールはどのようなものですか? また、そのツールを選んだ理由をお書きください。
いまは、早くて楽に言葉と絵で説明がかける、鉛筆と紙やテキストツールに戻りました。実際の制作は開発スタッフですので、見栄えよりも自分の意図を早く理解してもらえる方が重要だからです。
あなたが思い描く「夢の創作ツール」とは?
つくっていること自体も楽しむ方なので、使い方も楽しめて結果が出せれば何でも。
これまでの作品に共通するテーマはありますか? あるとしたら、そのテーマとはどういったものですか?
身近にあってあまり気づかれていない面白さでしょうか。あと、個人的には意識してないうちに『ナビ』『音声』がキーワードのソフト開発が2つめになりました。
作品をつくるうえで最も苦労する部分、またはこだわる部分はどこですか?
自分たちが考える曖昧な状態から人にわかってもらえるようになるまでが苦労します。感覚的な考えは人に説明できるのか、理論から入った考えは本当に面白いのか、とそれぞれ検証するように心がけています。
自分の作品が「メディア芸術」だと意識したことはありますか。また「メディア芸術」は既存の「芸術」と比べて、どんな違いがあると思いますか?
料理自体が既に文化ですから今回は意識しました。たとえばDSの様なメディアのツールやソフトで参加する敷居が下がり、今までわかりにくかった魅力も伝わるようになったことが違いではないかと思います。
アーティストとして、いつもどのような姿勢(スタンス、または観点)で作品を制作していますか?
人がまだ知らない驚きをつくることが目標になるので、何かを見つけて早く人に分かるようにすること。
あとは、そのアイデアを見る他人にとって魅力的にできるかを気にします。
あとは、そのアイデアを見る他人にとって魅力的にできるかを気にします。
座右の銘は?
「他薦は自分ではできない、自薦は自信にならない」
どんなときにインスピレーションを感じることが多いですか?
何かのテーマについて深く考えたあとの雑多な考えが「お風呂」や「バイク移動」の最中に繋がることが多いです。
今後の活動展開について、どのようなビジョンを持っていますか?
ただ驚くのではなく新鮮といった意味で驚いてもらえるようなソフト開発に関われたらと思っています。
あなたが影響を受けたモノ、ひとは?
・猫にゃん棒(バンダイ)
ただ猫の足先の動きをするだけ、絶対に要るものでなく面白いだけなのに引きつける魅力があったので。生理的な感覚とシンプルな仕組みだけで面白いのは、着眼点や発想次第でできることがあると思いました。
・美大生時代の友人たち
同じテーマでつくり始めても自分と違う結果が出てくるので、別の面白い視点を身近で知ることができた最初の場が美大でした。認めた人から認められる方が自信にもなるので、身近な人の方が影響受けやすいですね。
・岩田社長、宮本専務。他、任天堂社員
感性と理論の両方を満たした指摘や意見を出してくれるので、自分で検証したときに考え方が学べます。岩田や宮本に限らず、上司や他の社員の意見にも大事な意味があるので、形式とか型ではなく思考法が鍛えられます。
ただ猫の足先の動きをするだけ、絶対に要るものでなく面白いだけなのに引きつける魅力があったので。生理的な感覚とシンプルな仕組みだけで面白いのは、着眼点や発想次第でできることがあると思いました。
・美大生時代の友人たち
同じテーマでつくり始めても自分と違う結果が出てくるので、別の面白い視点を身近で知ることができた最初の場が美大でした。認めた人から認められる方が自信にもなるので、身近な人の方が影響受けやすいですね。
・岩田社長、宮本専務。他、任天堂社員
感性と理論の両方を満たした指摘や意見を出してくれるので、自分で検証したときに考え方が学べます。岩田や宮本に限らず、上司や他の社員の意見にも大事な意味があるので、形式とか型ではなく思考法が鍛えられます。
![平成18年度[第10回]文化庁メディア芸術祭 平成18年度[第10回]文化庁メディア芸術祭](/festival/images/no10.gif)
![平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品 平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品](/festival/images/h1_jusyousakuhin2006.gif)









