平成18年度[第10回]文化庁メディア芸術祭
平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

マンガ部門

百鬼夜行抄
© 今市子/朝日ソノラマ
優秀賞

百鬼夜行抄

ストーリーマンガ

作者: 今 市子

(日本)

作者プロフィール

今 市子

今 市子

4月11日生まれ。富山県出身。1993年にマンガ家としてデビュー。1995年「ネムキ」で『百鬼夜行抄』連載開始。代表作として『百鬼夜行抄』『あしながおじさん達の行方』『文鳥様と私』などがある。

受賞コメント

大変な賞をいただき、ありがとうございます。賞というと中学の写生大会の銀賞以来で、まさに青天の霹靂です。…まさか自分がこんなどこかで読んだようなことを書く日がこようとは。今も実感がありません。子どもの頃祖母が聞かせてくれた「雪女」のような怪談の世界が好きで、できれば勧善懲悪にならず、人と妖怪が危ういところで共存していく話を描きたいと思っておりました。努力およばず下手なのも個性がないのも個性のうちと開き直り気味でしたが、今後は身を入れて精進したいと思います。本当にありがとうございました。

贈賞理由

美しくて怖い。静かに繊細に物語は進められるが、読みはじめた途端に恐怖の深淵部をのぞきこんだような不安を覚える。緻密に計算された会話やコマ割りが独自の時空間を構築しているのだ。優雅な雰囲気は、じつは骨太に構えた作者の構成力のうまさ、絵の確かさからくるものだろう。妖怪たちのトボけたかわいさもいい。死と生は隣あわせに濃密に、我々の日常に本来存在したのだと気づかせてくれる、魅力的な作品。

11のQ&A

Q1
初めて「創作」したのは何歳でしたか? またどんな道具を使って、どんなものを創作しましたか?
A1
多分5~6歳のころに、絵の具をまぜて色をつくって遊びました。 青と白をまぜると水色、赤と白でピンクという単純なものでしたが。
Q2
現在使用している創作ツールはどのようなものですか? また、そのツールを選んだ理由をお書きください。
A2
回答なし
Q3
あなたが思い描く「夢の創作ツール」とは?
A3
回答なし
Q4
これまでの作品に共通するテーマはありますか? あるとしたら、そのテーマとはどういったものですか?
A4
回答なし
Q5
作品をつくるうえで最も苦労する部分、またはこだわる部分はどこですか?
A5
どこかに自分らしさがあればいいかな、と。
Q6
自分の作品が「メディア芸術」だと意識したことはありますか。また「メディア芸術」は既存の「芸術」と比べて、どんな違いがあると思いますか?
A6
複製しやすく、手軽に楽しめるということでしょうか。
Q7
アーティストとして、いつもどのような姿勢(スタンス、または観点)で作品を制作していますか?
A7
回答なし
Q8
座右の銘は?
A8
「人間万事塞翁が馬」
Q9
どんなときにインスピレーションを感じることが多いですか?
A9
お風呂に入っているとき。 バスや電車、自転車などで移動中のとき。
Q10
今後の活動展開について、どのようなビジョンを持っていますか?
A10
マイペースでいきたいです。
Q11
あなたが影響を受けたモノ、ひとは?
A11
小学生のときに、漫画家の荻尾望都先生の作品に出合いました。 あまりに完璧なものにいきなり出合ってしまった感じで、神のように崇めていました。

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