イベントレポート

学生CGコンテスト

文化庁メディア芸術祭の協賛事業として受賞作品が毎年展示されている「第12回学生CGコンテスト」。今回は、北海道から沖縄まで日本各地の学生に加えて、遠くニューヨークやフィンランドの在外留学生からもご応募いただき、1,014作品が集まりました。 その中から選ばれた受賞者と全作品をご審査いただいた審査委員の先生方が、初めて顔を合わせた表彰式では、家族や友人など関係者に見守られた受賞者に、表彰状や賞品目録とともに温かい祝辞が贈られました。
B1Fの受賞作品展会場では、まず入り口で静止画部門の受賞作品が来場者を迎えます。受付横のシアターでは動画部門作品の上映が行われ、会場の座席はいつもいっぱいに。会場奥へ進むと、天井から張られた高さのあるスクリーンとワイヤーの影が印象的な『String oscillation』を始め、インタラクティブ部門の優秀作品が展示されていました。目の前の作品を体験する来場者の歓声が絶えない会場となりました。

上:動画部門最優秀賞を受賞した宍戸幸次郎さん
左下:スクリーンに向かって思わず手が動く『String oscillation』
右下:受賞作品を紹介する表彰式の一幕

アジア学生アニメコラボレーション

上:映像をみながら企画力や表現手法を学ぶアジア学生アニメコラボレーション
中左:集中して制作に取りかかる参加学生たち。視線は真剣そのもの
中右:映像クリエイターの寺井弘典氏
下:学生とプロデューサー片山氏が意見交換する光景
 

平成18年度で3回目となる「アジア学生アニメコラボレーション」。今年も、韓国と中国からの留学生、日本の学生たち16人が集い、共同で短編アニメーションを制作するワークショップが開かれました。今回のテーマは「夢」。イベントに参加された学生自身がよく見る、自分の夢をもとに、自身のナレーションにあわせて制作しました。
今回の作品は、第2回文化庁メディア芸術祭で映像クリエイターの寺井弘典氏が受賞された『REMtv』を2007年版にリメイク。
プロデューサーは、多摩美術大学教授の片山雅博氏。そして、映像クリエイターの寺井弘典氏や映画監督の樋口真嗣氏、アニメーション作家の山村浩二氏ら豪華なメンバーを講師陣に迎えました。
制作はフェスティバル期間中に、隣接ホテルを会場にして2泊3日の合宿形式のなか行われました。参加学生たちは3月1日の発表会を目指し、プロの講師陣にみっちりと指導を受けながらほぼ徹夜で制作しました。
講師陣も驚くほどの素晴らしい発表会となり、作品に対する彼らの感性や熱意に、来場された観客も大絶賛。惜しみない拍手が送られました。