平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

アニメーション部門

うっかりペネロペ
© うっかりペネロペ製作委員会
優秀賞

うっかりペネロペ

TVアニメーション

作者: 高木 淳(監督)

(日本)

MOVIE

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作品概要

手描きの温かみのある絵によって、子どもの日常を優しい眼差しで綴ったフランスの絵本のシリーズが原作。3DCG技術を使い、背景もキャラクターも手描きタッチで絵本の世界そのまま再現された1話5分のショートストーリー。コアラの女の子・ペネロペの、好奇心に溢れた楽しい毎日を綴っている。

作者プロフィール

高木 淳

高木 淳

1963年生まれ、東京都出身。日本大学芸術学部映画学科で演出を専攻。卒業後、日本アニメーションに入社。世界名作劇場の制作に携わる。現在は『ちびまる子ちゃん』監督、『うっかりペネロペ』新シリーズの準備中。

受賞コメント

原作の絵本がもつすばらしさをスポイルすることなく、短編アニメーションとしていかに構築するか、スタッフと試行錯誤を重ねてつくり上げた作品です。携わってくださった皆さんがこの作品を愛してくれました。この度このようなすばらしい賞をいただき、その方々と共に喜びをわかちあいたいと思います。本当にありがとうございました。

贈賞理由

手描きの絵具が温かみのある味を出している絵によって子どもの日常を優しいまなざしでつづったフランスの絵本のシリーズが原作である。お母さんが子どもに絵本を読み聞かせしているかのようなゆったりした時間のなかで、小さなコアラの女の子ペネロペの物語が展開していく。3DCG技術を使い、背景もキャラクターも手描きタッチで完璧に絵本の世界そのままが再現され、動きを与えられていることに驚かされる。最先端のアニメーション表現といえるだろう。硬質で冷たい表現に陥りがちな3DCGだが、この難題に真正面から取り組み、成功させたスタッフの力量は特筆に価する。幼児向けの作品としてさりげなく見せているのがとても贅沢だ。

8つの質問

Q1
「作品をつくりたい」と思ったのは、どんなことがきっかけでしょうか?
A1
子供のころ見たアニメーション(いろいろあります)に感動したからです。
Q2
現在、おもに使用している創作ツールは何ですか?
A2
特にありません。
Q3
作品に対して、最も重視されているところはどこですか?
A3
「一人よがりにならない」
Q4
創作活動を通して、持ちつづけているテーマは何ですか?
A4
「見てくれる人にとにかく楽しんでもらいたい」
Q5
テクノロジーを使った表現や、メディアという伝える手段をどのように考えて創作されていますか?
A5
回答なし
Q6
あなたが一番影響を受けた、人物や作品、出来事を教えてください。
A6
たくさんありすぎて列記できません。
Q7
今後どのような作品を創作していこうと考えていますか?
A7
肩ひじ張らずに楽しんでもらえるような作品をつくりたいです。
Q8
あなたにとって「創作する」ということは何でしょうか?
A8
いまのところ、いろいろな意味で「生きる糧」です。