平成11年度[第3回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

アニメーション部門

天元突破グレンラガン
© GAINAX / アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・電通
優秀賞

天元突破グレンラガン

TVアニメーション

作者: 今石 洋之(監督)

(日本)

MOVIE

※動作環境に関してはこちら

作品概要

本当に見ていて楽しいロボットアニメとは?TVアニメの原点に立ち返った作品。人々が地中での生活を余儀なくされている遠い未来、地上へ脱出した主人公たちの冒険を描いている。

作者プロフィール

今石 洋之

今石 洋之

1971年生まれ、東京都出身。多摩美術大学卒業後、ガイナックスに入社。『新世紀エヴァンゲリオン』の動画が初仕事となる。OVA『DEAD LEAVES』で監督デビュー。さらにOVA『Re:キューティーハニー』第1話監督・演出を経たのち、TVアニメ『天元突破グレンラガン』の監督をつとめる。

受賞コメント

数多くの優秀なスタッフに支えられ、自分なりの王道直球ストレートを目指してつくり上げた作品です。これを機にまた多くの人の目に触れてもらえるとうれしい限りです。

贈賞理由

二次審査過程の得票数では入選圏外だったが、強く推す声があり、意見が二分した。「すべてが、かつて表現されたことの焼き直し、引用ではないか」「かつてこの種の作品は、何度も作られたじゃないか」。本作は、その2つの理由で一旦は否定された。確かに、本作は数々の過去作品の記憶を相当な密度でガジェット化している。だが、本作の本当のおもしろさはそこにあるわけではない。ガジェット化されたものは、あくまで“舞台装置”にすぎず、表現の核をなしているものは“製作者たちが信じているアニメーションの表現クオリティ”だ。その“技術”は懐古ではなく、現役であり、未来だと製作者たちは言っている。強く推された理由は、その声の力強さだろう。

8つの質問

Q1
「作品をつくりたい」と思ったのは、どんなことがきっかけでしょうか?
A1
楽しいから。
Q2
現在、おもに使用している創作ツールは何ですか?
A2
アニメーション
Q3
作品に対して、最も重視されているところはどこですか?
A3
面白いのか否か。
Q4
創作活動を通して、持ちつづけているテーマは何ですか?
A4
本気であるのか否か。
Q5
テクノロジーを使った表現や、メディアという伝える手段をどのように考えて創作されていますか?
A5
テクノロジーは時代によって変わるものだから仕方ない。
メディアにのせるのは大多数の人に見てもらうには仕方ない。
Q6
あなたが一番影響を受けた、人物や作品、出来事を教えてください。
A6
金田伊功(かなだ よしのり)
Q7
今後どのような作品を創作していこうと考えていますか?
A7
面白いと思えるもの
Q8
あなたにとって「創作する」ということは何でしょうか?
A8
一番の快楽