平成20年度[第12回]文化庁メディア芸術祭 受賞一覧

平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭の受賞作品を紹介します。
※画像をクリックすると作品の詳細情報をご覧いただけます。

アート部門

Oups!

大賞

Oups!

作者:Marcio AMBROSIO

【作品概要】 スクリーンに向かう観客の前にユーモラスなグラフィックが現れる。それにつられて観客も動き、ギターを弾くしぐさをしたり、スーパーマンのように拳を突きあげたり、ついつい演技し、遊んでしまう。多彩なコンテンツが用意されており、テンポのよい愉快な反応が観客を誘い、だれでも理屈なく楽しむことができる。

エンターテインメント部門

TENORI-ON

大賞

TENORI-ON

作者:岩井 俊雄 / 「TENORI-ON」開発チーム代表 西堀 佑

【作品概要】 ゲーム機のようなインターフェースで音と光を遊ぶ、新しい楽器とでもいうべきデバイス。縦横16個ずつ、256個並んだLEDはスイッチにもなっており、光のパターンを映しだすとともに、サウンドを視覚的に操れるようになっている。企業とともに共同開発し、製品として結実させた成果がインパクトをもって受けとめられた。

アニメーション部門

つみきのいえ

大賞

つみきのいえ

作者:加藤 久仁生

【作品概要】 水に囲まれつみきを積んだような部屋でひとりの老人が暮らしている。水没している階下にパイプを落とした彼は、それを拾うためにもぐり、それぞれの部屋に刻まれた家族の思い出にめぐりあう。いまはいない妻、娘、なつかしい人々の大切な記憶が静かなタッチで描かれ、純度の高い心にしみる作品となった。地球温暖化のテーマも秘められている。

マンガ部門

ピアノの森

大賞

ピアノの森

作者:一色 まこと

【作品概要】 町外れの森のなかには捨てさられた音の鳴ることのないピアノがあった。この「ピアノの森」で育った少年の物語。自由奔放で天才的な音楽の才能を持つ少年が、さまざまな人と出会い、ピアニストを目指して成長していく姿を描いている。

功労賞

中谷 芙二子

功労賞

中谷 芙二子(アーティスト)

 

札幌生まれ。米国ノースウェスタン大学卒。1979-1998年日本大学芸術学部映画学科講師。東京在住。1966年 芸術と技術の実験グループ「Experiments in Art and Technology (E.A.T.)」のメンバーとなり、国内外の数々の実験的プロジェクトに参加。1972年山口勝弘らと「ビデオひろば」を結成し、ビデオによるメディア・エコロジーの可能性を探る。1980年ビテオギャラリーSCANを開設し、ビデオ作品の上映、若手の育成、国際交流を推進。1987年、89年、92年、青山スパイラルにて国際ビデオ・テレビ・フェスティバルを主催。また霧の彫刻家として、世界各地で霧のインスタレーション、舞台、公園設計を手がける。オーストラリア文化賞、ロカルノ国際ビデオフェスティバル・金のレーザー賞、吉田五十八特別賞、ハイビジョンアウォード・郵政大臣賞ハイビジョン功労者ほか。

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