平成21年度[第13回]文化庁メディア芸術祭 受賞作品

アニメーション部門

アニマルダンス
c 大川原亮
奨励賞

アニマルダンス

短編

作者: 大川原 亮

(日本)

MOVIE

※動作環境に関してはこちら

作品概要

生命の躍動感を表現した手描きアニメーション。 生きる上での動作、行為をすべてダンスととらえ、音楽とシンクロナイズさせた。イメージの視覚化や、その連鎖、形態の変容(メタモルフォーゼ)など、平面アニメーションの特性を生かした作品。

作者プロフィール

大川原 亮

大川原 亮

1986年横浜市生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。現在、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻在学中。作品歴:2009年『Orchestra』、『アニマルダンス』。

受賞コメント

国内でアニメーションを扱うコンペティションは数えるほどしかありません。そのなかでも、より水準の高い作品があつまる芸術祭(映像祭)で評価されることで、作家としての地位、名誉をいただくことができると思います。また、自分の作品の客観的評価を、しっかりとした評価基準で評価してくださると思い、今回作品を応募しました。
受賞して、大変興奮しました。文化庁メディア芸術祭はいまや、広島国際アニメーション等の映像祭とくらべても引けを取らないほどの話題性や規模をもっていると感じていますので、そこでの受賞はとても励みにもなりますし、もっと現実的なところでは、受賞をきっかけに仕事の依頼がくる、ということも実際にあるのです。名誉だけでなく、作家としてその先のステップに踏み出すきっかけとなる大きな出来事になりました。ありがとうございます。

贈賞理由

オレンジ一色の背景に黒い木炭のダイナミックな筆致で、生きとし生けるものの生と死が音楽とのシンクロとともに描かれ、見るものにエモーションを与える。世界初のアニメーションともいわれるラスコーの壁画を思いだした。荒削りではあるが、何よりも作者が「描く」「動かす」ことを楽しんでいることが伝わるからだ。「アニマ=生命」を与えるアニメーションの原初的で力強い魅力をたたえた、奨励賞にふさわしい作品である。

8つの質問

Q1
「作品をつくりたい」と思ったのは、どんなことがきっかけでしょうか?
A1
流動的な印象を、定着させてみたいと思ったことです。
Q2
現在、おもに使用している創作ツールは何ですか?
A2
鉛筆や絵の具、パソコンのソフトウェアです。
Q3
作品に対して、最も重視されているところはどこですか?
A3
アニメーションであることを意識しています。
Q4
創作活動を通して、持ちつづけているテーマは何ですか?
A4
アニメーションであることを意識しています。
Q5
テクノロジーを使った表現や、メディアという伝える手段をどのように考えて創作されていますか?
A5
テクノロジー自体にはあまり興味がありません。それを使って表現していることがらに興味があります。それは、いまも昔も大きく違うものではないと思います。
Q6
あなたが一番影響を受けた、人物や作品、出来事を教えてください。
A6
家族。
Q7
今後どのような作品を創作していこうと考えていますか?
A7
自分にとっても刺激的な作品を制作したいです
Q8
あなたにとって「創作する」ということは何でしょうか?
A8
意識することでしょうか

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