11世紀初頭の北ヨーロッパおよびその周辺を舞台に繰り広げられるヴァイキングたちの生き様を描いた歴史漫画。主人公トルフィンは、戦場を生きる場所としながらも、いつか聞いた安息と豊穣の地、ヴィンランドを目指して旅をする。戦乱は終わるのか。心休まる日は訪れるのか。本当の戦士の物語が紡がれていく。

幸村 誠
1976年5月8日生まれ。2000年「モーニング」(講談社)にて『プラネテス』でデビュー、連載開始。新進のSFマンガ家として一躍注目を浴び、同作で星雲賞を受賞。2005年より『ヴィンランド・サガ』を執筆開始。「週刊少年マガジン」(講談社)から「月刊アフタヌーン」(講談社)に掲載誌を移して現在同誌にて連載中。日本で唯一の「ヴァイキング」マンガ家。
ヴァイキングに父を殺され、復讐に燃える少年の冒険と成長の物語。11世紀の北欧を舞台に、侵略、略奪、殺戮に彩られたヴァイキングの活動を、日本の読者になじみの薄い北欧諸国の歴史をからめて描いている。多彩な登場人物の一人ひとりを、魅力的に描きわける作者の力量がみごとだ。血生臭い殺しあいの世界を描きながらも、人への愛と、命の重さを、じゅうぶんに読者に伝えている。後半から登場するデンマーク国王の子として生まれた第二王子の権力を巡る争いが、物語をさらなる高みへと導き、壮大な歴史ドラマへと発展していこうとしている。今後の展開に目の離せない、久々の“王道を行く” マンガ作品といえる。
「作品をつくりたい」と思ったのは、どんなことがきっかけでしょうか?
16才くらいの頃、急に「マンガ以外の仕事をしても自分はダメになる。マンガ以外何をやっても身が入らないにちがいない」と思いいたりました。
現在、おもに使用している創作ツールは何ですか?
紙とペンとインクです。パソコンも少々。
作品に対して、最も重視されているところはどこですか?
読みやすさです。重視はしていますが、まだまだです。
創作活動を通して、持ちつづけているテーマは何ですか?
自分ではよくわかりません。ないかもしれません。
テクノロジーを使った表現や、メディアという伝える手段をどのように考えて創作されていますか?
インターネットで世界に配信する可能性などはふまえずに描いています。
あなたが一番影響を受けた、人物や作品、出来事を教えてください。
マンガ家の守村大先生。僕が初めてお会いしたマンガ家であり、師匠です。
今後どのような作品を創作していこうと考えていますか?
手を抜かず、描いていこうと思っています。
あなたにとって「創作する」ということは何でしょうか?
マンガを描くことは仕事です。好きな仕事につけて幸運だと思います。
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