関谷 ひさし
さすらいの中年素浪人・服部遁兵衛(はっとりとんべえ)は、ひょんなことから親の仇を追う天才少年剣士・独狼之介(ひとりおおかみのすけ)とともに旅をすることに。道中本物の狼や美女剣士も加わり、一藩をも巻き込んだ大騒動に発展していく……。著者の「遺作」とでもいうべき描き下ろし作品。その最晩年を飾るのにふさわしい「明朗快活」な長編娯楽時代劇である。