
国内で開催されている、メディア芸術関連の展覧会やイベントの最新情報を紹介しています。
※開館時間・休館日など詳細は、各会場ホームページなどで最新情報をご確認ください。
東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2012
[ その他(現代美術・建築等), アニメーション, アート, エンターテインメント, マンガ ]

メインビジュアル:デザイン学科ビジュアル
コミュニケーションコース4年 佐藤あゆみ
【会期】2012年2月17日(金)-2012年2月19日(日)
【会場】秋葉原UDX、ベルサール秋葉原(東京都千代田区)
【参考サイト】http://www.t-kougei.ac.jp/arts/gra.html
東京工芸大学芸術学部および大学院は、メディアアーティストの育成という教育理念のもと、実践的なメディアアート教育を行っています。その卒業・修了制作展は、集大成として卒業・修了制作作品を大規模に公開し、メディアアーティストとしてのデビューを支援するものです。
今回は2会場を擁し、「秋葉原UDX」では写真学科、映像学科、メディアアート表現学科、アニメーション学科アニメーションコースの、「ベルサール秋葉原」ではデザイン学科、アニメーション学科ゲームコース、マンガ学科の作品が展示されます。
IZUMI MATSUMOTO EXHIBITION 2012@GoFa Sketces of MADOKA HIKARU KYOSUKE
[ マンガ ]

© IZUMI MATSUMOTO
【会期】2012年1月7日(土)-2012年2月13日(日)
【会場】GoFa(東京都渋谷区)
【参考サイト】http://www.gofa.co.jp/
『きまぐれオレンジ☆ロード』などの作品で知られるマンガ家、まつもと泉の展覧会が、2期に分けて開催されます。1stステージ(1月7日から1月24日まで。終了済)では『きまぐれオレンジ☆ロード』の登場人物、まどかとひかると恭介の四季をテーマにした「SEASON」を展示。続く2ndステージ(1月26日から2月13日まで)では、日常の中で揺れる彼らの心を描き出した「EMOTION」を展示し、各ステージそれぞれの世界を堪能できます。また、本展の出展作品を収録した図録も販売されます。
「ブラック・ジャック創作秘話-手塚治虫の仕事場から-」「花のズボラ飯」原画展
[ マンガ ]

『ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~』
【会期】2012年1月14日(土)-2012年2月3日(金)
【会場】リブロ池袋本店(東京都豊島区)
【参考サイト】http://www.libro.jp/shop_list/2050/07/ikebukuro-honten.php
マンガ紹介本『このマンガがすごい!2012』で「オトコ編」の1位に輝いた『ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~』(原作:宮﨑克/画:吉本浩二)と、「オンナ編」1位に輝いた『花のズボラ飯』(原作:久住昌之/画:水沢悦子)の複製原画展です。両作品から各12点が、会期中に入れ替えを行いつつ展示されます。
東日本大震災チャリティー 私の龍馬イラスト展 in お江戸
[ マンガ ]

【会期】2012年1月27日(金)-2012年2月12日(日)
【会場】森下文化センター(東京都江東区)
【参考サイト】http://www.kcf.or.jp/morishita/
2010年春から、長崎ハウステンボスを皮切りに西日本各地で開催されてきた『私の龍馬イラスト展』。今回はこの人気展が、東日本大震災チャリティー企画として東京で復活します。新たな作品も加わり、これまでの規模を大きく上回る総勢50名以上のマンガ家、イラストレーターが参加。彼らが描きおろした「坂本龍馬」が大集合します。
マンガ界からは、いしかわじゅん、江口寿史、蛭子能収、久住昌之、久保ミツロウ、しりあがり寿、東村アキコなど、また上野アモーレヒロスケらイラストレーターも参加し、特別出品としてTAKAHIRO(EXILE)の書も登場。また会場には、閲覧可能な龍馬関連のマンガコーナーも設定されます。
仮面ライダー 40年の軌跡 展
[ エンターテインメント, マンガ ]

©石森章太郎プロ ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映ビデオ・東映
【会期】2011年12月9日(金)-2012年2月12日(日)
【会場】放送ライブラリー(神奈川県横浜市)
【参考サイト】http://www.bpcj.or.jp
1971年(昭和46年)4月3日19時30分。その後、数多くのファンに愛され続ける『仮面ライダー』の放送が始まりました。それから40年。その人気は衰えることなく、世代を越え、親子が一緒に楽しめる、日本を代表するヒーローとして愛されています。この展覧会では、『仮面ライダー』放送40周年を記念して、その栄光の軌跡を振り返ります。
展示会場では、昭和ライダーから平成ライダーを、写真パネル、当時の貴重な設定資料やイラストの複製展示で紹介するとともに、全シリーズのオープニング映像をまとめて上映します。さらに、石ノ森章太郎のマンガ『仮面ライダー』第1話の複製原稿や、そのほかの作家による仮面ライダーの複製原画など貴重な資料も併せて展示します。上映会場では、昭和ライダーと平成ライダーの作品群を充実のプログラムで観賞できます。
荒木飛呂彦「東北復興平泉宣言」イメージポスター掲示
[ マンガ ]

荒木飛呂彦 写真:田附愛美
【会期】2011年11月—
【会場】岩手県および東京都の各施設(詳細は参考サイト。他地域への展開も予定)
【参考サイト】http://www.pref.iwate.jp/~sekaiisan/topic/topic5ps.html
東日本大震災津波で東北地方が大きな被害を受ける中、岩手県・平泉の文化遺産が世界遺産に登録されました。同県では平泉の理念を胸に復興に取り組む決意などを盛り込んだ「東北復興平泉宣言」を発表し、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズなどの作品で活躍する東北(宮城県仙台市)出身のマンガ家・荒木飛呂彦にイメージイラストを依頼しました。この描き下ろしイラストポスターが岩手県内および東京都内の各施設に掲示されています。今後他地域にも展開が予定されています。
少女マンガの世界 ~原画’(ダッシュ)10年の軌跡~
[ マンガ ]

【会期】2011年11月26日(土)-2012年1月29日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム(京都府京都市)
【参考サイト】http://kyotomm.jp
退色の危険のあるマンガ原画の保存と公開を両立させるため、マンガ家の竹宮惠子と京都精華大学国際マンガ研究センター(京都国際マンガミュージアム)が共同研究を重ねてきた精巧な複製原画・原画'(ダッシュ)。2001年に始まったこのプロジェクトの10周年を記念した展覧会です。
このプロジェクトでは、これまで少女マンガを中心に、総勢14作家の全508点について原画'を制作、アーカイブしてきました。その中からよりすぐり、約80点が展示されます。なお同展は、2012年2月27日(金)から3月5日(日)まで、フランス・パリのジョルジュ・ポンピドゥ国立美術文化センター(通称:ポンピドゥーセンター)に巡回。その後、ハンガリー・ブタペストにも巡回予定です。
谷口ジロー原画展
[ マンガ ]

『遥かな街へ』 ©谷口ジロー/小学館
【会期】2011年12月17日(土)-2012年1月15日(日)
【会場】倉吉博物館(鳥取県倉吉市)
【参考サイト】http://www1.city.kurayoshi.lg.jp/hakubutsu/
谷口ジローは、出身地である鳥取県を舞台にした『遥かな町へ』(第3回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)ほか多くの作品が外国語にも翻訳され、国際的なマンガ賞も受賞しています。2011年7月にはフランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受章。また2010年には『遥かな町へ』がヨーロッパで映画化されており、海外での評価はますます高まっています。今回、その『遥かな町へ』の舞台となった倉吉市での谷口作品の原画展が実現しました。
会場では同作品の原画約50点をはじめとして、『父の暦』『犬を飼う』『神々の山嶺(いただき)』などの貴重な資料が展示されます。その繊細で硬質なタッチと、一枚一枚の原画から伝わる迫力と芸術性を感じられるでしょう。なお会場の周辺には『遥かな町へ』の舞台となった白壁土蔵群・赤瓦の町並みが。マンガの中の風景がすぐそばにある贅沢を楽しめる機会でもあります。
伝説の劇画師 植木金矢展~痛快!ぼくたちのチャンバラ時代活劇~
[ マンガ ]

『剣光白頭巾』(『少年画報』(少年画報社)昭和31年8月号掲載)
【会期】2012年1月3日(火)-2012年4月1日(日)
【会場】弥生美術館(東京都文京区)
【参考サイト】http://www.yayoi-yumeji-museum.jp
昭和28年12月号の『痛快ブック』に初登場以来、大ヒットしたチャンバラ時代活劇連載『風雲鞍馬秘帖』は、新鮮な驚きをもって少年読者を夢中にさせました。その作者が劇画師・植木金矢(1921年~/別名・寺内鉄雄、最上元)。90歳を迎えた現在も新たな創作に挑戦し続ける植木の、デビューから現在までの画業を追う初めての本格的展覧会です。
銀幕の時代劇スターをモデルにした登場人物の息詰まる大決戦、バッタバッタと悪人を倒していく、画面から飛び出しそうな大迫力の立ち回り、スピード感あふれる抜群の描写力。痛快で新しい絵物語のスタイルは、劇画の草分けとして認められるものです。本展では、チャンバラ時代活劇や挿絵、人の世の無情と不条理をえぐり出し正義を追究した入魂の劇画群を中心に、ライフワークの日本画やオリジナル映画ポスターなど、約450点を一挙公開します。
マンガスタイル・ノースアメリカ展 ―これもマンガ?北米で活躍するマンガ家たち
[ マンガ ]

© TOKYOPOP Inc. and Svetlana Chmakova
© Felipe Smith
© CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
【会期】2012年1月5日(木)-2012年2月5日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム(京都府京都市)
【参考サイト】http://kyotomm.jp
この展覧会では、重要なコミック文化圏でありながら、これまで取り上げられる機会の少なかった北米のマンガに焦点を当て、異なるジャンルで活躍する3作家の作品を展示します。スーパーヒーロー・コミックスをマンガスタイルで描く宮沢武史、青年向け作品を描きMangaとして受容されるフェリーペ・スミス、少女向けMangaの代表的作家とされているスヴェトラーナ・シマコヴァの3名です。
会場には、3作家の作品約90点(カラー作品41点、白黒作品50点の複製原画及び日本語によるあらすじ)をはじめ、単行本及び関連商品、北米におけるマンガ、マンガスタイルについての解説パネル及び資料も展示されます。実際の作品に触れながら、北米のマンガスタイル、マンガブームを体感し、考察できる機会となります。
クリスチャン・マークレー「Scrolls」
[ その他(現代美術・建築等), マンガ ]

© Christian Marclay
Courtesy of Gallery Koyanagi
Image courtesy of Graphicstudio/USF, Tampa, Florida, USA
Photo: Will Lytch
【会期】2011年10月25日(火)-2011年12月22日(木)
【会場】ギャラリー小柳(東京都中央区)
【参考サイト】http://www.gallerykoyanagi.com/
「ヨコハマトリエンナーレ2011」に登場した映像作品『The Clock』も話題になった音楽家・美術家の個展。彼の真骨頂とも言えるコラージュの新作が展示されます。この作品でマークレーは、マンガに見られるオノマトペ(擬音語、擬声語)を扱っています。
文字の形や大きさにより音を物質化するオノマトペを絶妙にコラージュし、マンガのストーリーから音の持つダイナミズムを抽出。さらにこれを掛軸に封じ込めました。また、オノマトペが曲線を描きながら延々と続いていくようにコラージュした『Manga Scroll』も登場。マンガの起源とされる絵巻物のフォルムに仕立てられた本作は、彼の最新パフォーマンスの「スコア」でもあります。
日米開戦70年 水木しげるの戦争と新聞報道
[ その他(現代美術・建築等), マンガ ]

【会期】2011年11月5日(土)-2011年12月25日(日)
【会場】日本新聞博物館(神奈川県横浜市)
【参考サイト】http://newspark.jp/newspark/floor/info.html
1941年、日本軍はハワイ・オアフ島の真珠湾を攻撃、日米間の戦争が始まりました。今年はこの日米開戦から70年を迎えます。本展は、マンガ家の水木しげるが戦争をテーマに描いた作品と、当時の新聞報道を展示します。水木はこれまで『ラバウル戦記』などで自身の体験を綴り、マンガでも『総員玉砕せよ!』などたびたび戦争を描いてきました。いずれも戦争の不条理、むなしさを語りかけるものです。いっぽう当時の報道も、戦時とは何だったかをいまに伝える存在です。会場となる日本新聞博物館の所蔵資料には、当時の言論統制の事実を示すものもあります。一兵士の体験と当時の報道を併せて知るこのできる本展は、戦争が何をもたらしたのか、改めて思いをめぐらせる契機になるでしょう。
漫画家・イラストレーター11人による「ヒトコマ漫画展」
[ マンガ ]

【会期】2011年11月13日(日)-2011年12月2日(金)
【会場】わらべ館エントランスホール(鳥取県鳥取市)
【参考サイト】
http://yokoso.pref.tottori.jp/dd.aspx?itemid=46166
笑いや風刺、ユーモアを凝縮した、ひとコマのマンガを集めた展覧会です。マンガ家の秋竜山や、イラストレーターの市野智絵、また古川タクや久里洋二などアニメーションからマンガまで幅広く手がける作家など11人が、今回のために開催地の鳥取県をイメージした作品を出展します。小説、映画、音楽、コミック、アニメーションなどが各ジャンルにおいてさまざまな様式を持つなか、ひとコママンガは「これしかない!」という究極の表現方法ともいえます。子どもから大人まであらゆる年代の人々が楽しめ、考えさせられ、うならせられるひとコマ。そんな面白さを体感できる企画です。
漫画家生活25周年記念企画 バラハク 西原理恵子博覧会
[ マンガ ]

『バラハク』 © Rieko Saibara
【会期】2011年12月10日(土)-2012年02月12日(日)
【会場】熊本市現代美術館(熊本県熊本市)
【参考サイト】http://www.camk.or.jp/
『毎日かあさん』などで知られる西原理恵子は、マンガ家生活25年を迎えました。これまでの作品を通して、その魅力を展示公開します。上述作品をはじめとする20著作の原画114点(予定)のほか、西原マンガから実写映画化された多くの作品のスティル写真・台本・出演俳優インタビューなども登場。さらに関連資料として、手塚治虫文化賞短編賞受賞や文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞のトロフィー、仕事場再現コーナー、そして元夫でフリージャーナリスト/カメラマンであった、故・鴨志田穣の撮影写真なども展示。作家が過ごした「あの頃」「この頃」が詰まった展覧会です。
会期中は、画家の山口晃を迎えての「西原理恵子の人生画力対決 in バラハク」など、関連イベントも複数開催予定。
石子順造的世界 美術発・マンガ経由・キッチュ行
[ その他(現代美術・建築等), マンガ ]

「石子丸」大漁旗
【会期】2011年12月10日(土)-2012年2月26日(日)
【会場】府中市美術館(東京都府中市)
【参考サイト】http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
美術評論を主軸としながら、マンガや演劇、芸能、果ては「ガラクタ」の類にまで論の対象を広げた評論家、石子順造(1928年~1977年)。彼の眼を通じて1960年代から1970年代にかけての、ひいては日本の文化を眺め、見直す展覧会です。展示冒頭では赤瀬川原平など、石子が論じた作家たちを紹介します。自身がかかわった「トリックス・アンド・ヴィジョン展」(1968年)も一部再現。また、石子は生活に密着した表現としてマンガを意欲的に論じました。本展ではつげ義春『ねじ式』原画全一話分の初公開などでその世界にふれます。さらに、石子の活動期後半を集約するのがキッチュ論です。石子は造花や銭湯の背景画といった幅広い民衆の表現をこの用語で論じました。時代を駆け抜けた評論家の世界を、いま改めて見直す貴重な機会となります。
かわぐちかいじ展 -マンガ表現とその現場-
[ マンガ ]

原稿に向かうかわぐちかいじ
Copyright © Onomochi City. All rights reserved.
【会期】2011年10月1日(土)-2011年11月27日(日)
【会場】尾道市立美術館(広島県尾道市)
【参考サイト】
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/www/event/detail.jsp?id=2677
『アクター』『沈黙の艦隊』『ジパング』、そして第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の大賞作品でもある『太陽の黙示録』など、かわぐちかいじは、デビュー当初から「今」という時代を鋭く見つめ、数々の名作マンガを生み出してきました。この稀代のマンガ家の原画を出身地である広島県尾道市に迎え、年代を追って紹介する本邦初公開となる展覧会です。さらに、スペシャル企画として、かわぐちかいじの制作現場をドキュメントした映像と関連資料も紹介します。なお、おのみち歴史博物館でも特別展『かわぐちかいじの心』を11月27日まで開催。
岡本太郎生誕100年記念 パパは漫画家~岡本一平とその芸術~
[ マンガ ]

昭和5年夏、ロンドン ハムステッドの寓居にて(左より 太郎、かの子、一平)
【会期】2011年10月15日(土)-2012年1月9日(月・祝)
【会場】川崎市市民ミュージアム アートギャラリー1(神奈川県川崎市)
【参考サイト】http://www.kawasaki-museum.jp
芸術家・岡本太郎の父である岡本一平。彼は大正時代から昭和初期にかけて、一世を風靡した大人気マンガ家でした。彼が生み出した、ひとコマの絵に簡単な文章をつける「漫画漫文」スタイルは、絵と話が一体になったものであり、今日のストーリーマンガのルーツとも言われています。岡本太郎生誕100年に合わせて、岡本一平が切り拓いた近代マンガの地平を、息子である太郎が著書『一平 かの子』に書いた言葉とともにご紹介します。なお同館では「岡本家と大貫晶川~芸術一家のはじまり~」も同時開催しています。
全国縦断! ジャンプスーパーイラスト展
[ マンガ ]

【会期】2011年10月12日(水)-
【会場】全国9都市(札幌、仙台、新潟、静岡、名古屋、大阪、広島、高松、小倉) ※詳細は下記参考サイト
【参考サイト】http://www.jumpfesta.com/illust
『週刊少年ジャンプ』『Vジャンプ』『ジャンプSQ.』『SQ.19』『最強ジャンプ』。5つの人気マンガ雑誌から連載作品のイラストを展示する展覧会が、10月12日からの静岡会場を皮切りに、全国9カ所で開催中です。
同展では、ジャンプ5誌連載作品の高級複製原画を約200点展示するほか、連載作家陣が今回のために描き下ろしたサイン色紙も一堂に公開されています。さらに、連載35周年記念の秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』からは、人気エピソード「希望の煙突の巻」を1話まるごと展示。また毎年12月に幕張メッセで開催されるイベント「ジャンプフェスタ」で人気を博した展示物が再登場。『ONE PIECE』の尾田栄一郎直筆のグラフィティアートなどを楽しめます。
“萬画(マンガ)”~石ノ森章太郎の世界~
[ マンガ ]

© 石森章太郎プロ
【会期】2011年10月28日(金)-2012年2月20日(月)
【会場】手塚治虫記念館 2階企画展示室(兵庫県宝塚市)
【参考サイト】http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka
石ノ森章太郎(1938~98年)は、1989年、マンガは「あらゆる事物を、一から萬の駒により表現でき、万人の嗜好に合う、無限大の可能性を含むメディア」だとして、「萬画宣言」を行いました。萬(よろず)の字のとおり、石ノ森作品のジャンルはSFから学習マンガ、特撮作品の原作など多岐に渡ります。また、500巻770作品におよぶ『石ノ森章太郎萬画大全集』が2006年に刊行開始し、「1人の著者が描いたコミックの出版作品数が世界で最も多い」としてギネス・ワールド・レコードに認定されました。
10歳年上の手塚治虫との出会いは、『漫画少年』に投稿し天才少年と評されていた石ノ森に、手塚がアシスタントを頼んだことが始まりでした。その後高校を卒業して上京、東京で再会したふたりの交流は1989年に手塚が亡くなるまで続き、「マンガの王様・石ノ森章太郎」「マンガの神様・手塚治虫」と並んで称されました。本展は、手塚との交流のエピソードを交えながら『サイボーグ00』『仮面ライダー』『佐武と市捕物控』など代表作の原稿展示を中心に、バラエティに富んだ石ノ森作品の「萬画」世界を紹介します。
赤塚不二夫マンガ大学展
[ マンガ ]

© 赤塚不二夫
【会期】2011年10月29日(土)-2011年12月25日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム(京都府京都市)
【参考サイト】http://kyotomm.jp
あなたは、赤塚不二夫を本当に知っていますか? 「赤塚不二夫マンガ大学展」は、戦後マンガのみならず時代そのものを牽引してきたこの天才マンガ家の「再発見」を目的としたプロジェクトです。その幅広い作品世界を貴重な資料等で紹介すると同時に、彼が生き、彼がつくった時代をも浮き彫りにする「ケンキュー篇」。そして、赤塚ワールドを受け継いだアーティストたちによる新作アート作品を展示する「ゲージュツ篇」。両者を同時開催し、マンガ史に革命を起こし、あらゆるジャンルのクリエイターたちに影響を与え続けている赤塚不二夫の魅力を伝えます。
また、世界遺産・二条城における狂言と赤塚マンガのコラボレーション「ネオ狂言」の公演や、赤塚ゆかりのマンガ家たちによる連続トークショーなども開催。様々な角度から赤塚不二夫を「解剖」します。
秋山祐徳太子+しりあがり寿 ブリキの方舟
[ その他(現代美術・建築等), マンガ ]

【会期】2011年10月29日(土)-2012年1月9日(月・祝)
【会場】広島市現代美術館(広島県広島市)
【参考サイト】http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp
現代美術家の秋山祐徳太子(1935年~)と、マンガ家のしりあがり寿(1958年~)というこれまでに接点のなかったふたりによる、ジャンルも世代も超えた共同展覧会が実現します。異なる世代に属し、これまでにも接点のなかった両者がはじめて出会う本展では、両作家のこれまでの作品を振り返りつつ、新作同士が呼応する空間が展開します。
秋山は1960年代以降、ポップハプニングと称するパフォーマンスを展開し、特に1975年、1979年の東京都知事選出馬では、選挙ポスターが作品として全国の美術館に収蔵されています。またブリキによる彫刻制作を継続し、近年もその新作発表や、エッセイの出版など旺盛な活動を続けています。しりあがり寿は1985年に『エレキな春』でマンガ家としてデビューし、新しいタイプのギャグマンガ家として注目されます。後に不条理で終末的な世界を描いた作品などを次々に発表。近年はエッセイ、映像、アートなど多方面に創作の幅を広げてきました。各々異なるアプローチをとりながらも、脱力的な身振りやキャラクターを通して両者が展開してきた、親しみやすくも革新的な作品世界。その類似性に焦点をあてることで、笑いに潜む批評的な視座が浮かび上がります。
コミックフェスティバル in東北 - コミック出版社 東北応援プロジェクト -
[ マンガ ]

【会期】2011年11月-2012年12月
【会場】宮城県仙台市内および東北6県の書店
【参考サイト】http://www.comicfestival.jp
日本のコンテンツ産業・クリエイティブ産業を世界に発信する統合型イベント・コフェスタ(JAPAN国際コンテンツフェスティバル)。そのマンガ分野の企画イベントとして「コミック フェスティバル in 東北」が開催されます。国内のマンガ出版社が協力して、東北地域でさまざまなマンガ関連イベントを企画します。
プロジェクトは仙台市を中心に東北6県の書店群に展開予定。マンガ家やマンガ編集者、さらにアニメーションや電子コミックの制作者などをゲストに招いて、講演会やセミナーが開催される予定です。さらに、電子コミックの体験コーナー、作家による被災地応援イラストメッセージの展覧会なども計画されています。また、東北地域限定の特別版コミックスの販売、ポストカードプレゼントキャンペーン、作家のサイン会などを通して、東北地方を応援しつつ、マンガ文化を盛り上げていきます。各イベント予定など、詳細は上述の参考サイトをご覧ください。
GUCCI × HIROHIKO ARAKI × SPUR 「岸辺露伴 新宿へ行く」展
[ マンガ ]

© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
【会期】2011年9月17日(土)-2011年10月6日(木)
【会場】グッチ新宿 3階
【参考サイト】http://www.araki-jojo.com/96/
荒木飛呂彦のマンガ作品『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する名脇役、岸辺露伴。彼自身が強烈な個性を持つマンガ家という設定で、その人気からスピンオフ作品も生まれるほどの存在感を放ってきました。その岸辺露伴がマンガの中でも愛用しているファッションブランド、GUCCI(グッチ)とのコラボレーションによる展覧会が実現しました。
会場は、今年でブランド創設90周年を迎え、その歴史と伝統を体現する空間として9月17日にリニューアルオープンを迎えたグッチ新宿。荒木飛呂彦が雑誌『SPUR』に描き下ろしたファッションイラスト原画と、そこに描かれたグッチの最新コレクションとが同時にディスプレイされます。さらに岸辺露伴の等身大フィギュアも登場し、観客を出迎えてくれます。
対決!まんが王国!~高知VS鳥取~展
[ マンガ ]

© 横山隆一 © やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
© 水木プロ © 青山剛昌/小学館週刊少年サンデー連載中
【会期】2011年9月23日(金・祝)-10月11日(火)
【会場】京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3
【参考サイト】http://kyotomm.jp
近年、マンガやアニメーションのキャラクターによる地域活性化の取り組みが、全国各地に広がっています。なかでも「高知」と「鳥取」は、その成功例として大きな注目を浴びています。本展は、この2県について、対決方式でそれぞれの「まんが王国」ぶりを紹介する試みです。
高知には「横山隆一記念まんが館」「香美市立やなせたかし記念館」「アンパンマンミュージアム」「海洋堂ホビー館 四万十」など、多くのマンガ、アニメーション関連施設が存在します。また、マンガ家を目指す高校生に向けたイベント「まんが甲子園」も今年で20周年を迎えました。いっぽうの鳥取にも、『名探偵コナン』の作者の「青山剛昌ふるさと館」や、『ゲゲゲの鬼太郎』の「水木しげる記念館」などの人気施設があり、2012年の秋には「国際マンガサミット」開催地にも予定されています。展覧会では、そうした地域ゆかりのマンガ家や、マンガ関連のユニークなスポットなどを紹介していきます。いずれ劣らぬ「まんが王国」対決の勝敗は、観衆それぞれの判断に委ねられるでしょう。
武富健治の世界 ─「古代戦士ハニワット」から「鈴木先生」まで
[ マンガ ]

【会期】2011年10月7日(金)-2012年1月29日(日)
【会場】米沢嘉博記念図書館 1階展示コーナー
【参考サイト】http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/
マンガ『鈴木先生』(第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)は、中学校を舞台に、一見「問題のない」生徒たちの心の機微、さらには、教師の性欲といった問題にまで踏み込み、きわめて濃密な心理劇を繰り広げ、高い評価と幅広い人気を獲得しています。作者の武富健治は高校・大学ではマンガ研究会に所属、現在も「胡蝶社」の名で同人誌即売会への参加を続けており、同人誌での作品はマンガ評論家の故・米沢嘉博からも注目されていました。
米沢嘉博記念図書館では今回、武富が少年時代から構想を温め続けているという『古代戦士ハニワット』から代表作『鈴木先生』まで、その特異な作品世界と、それがどのように形成されてきたのかをたどる展覧会を開催します。貴重な原画約70点や関連資料から、本展のために制作された直筆の『鈴木先生』大型ポスターと『古代戦士ハニワット』の6分の1フィギュアまで、「過剰なる武富ワールド」が堪能できる企画です。なお会期中、一部展示替えが予定されています(詳細は上記参考サイトにて告知)。
映画『ブッダ』公開記念 手塚治虫展
[ アニメーション, マンガ ]

© 手塚プロダクション
【会期】2011年7月23日(土)-2011年8月31日(水)
【会場】徳島県立近代美術館
【参考サイト】http://www.jrt.co.jp/tezuka/
手塚治虫が10年以上の歳月を費やし完成させた大作マンガ『ブッダ』。そのアニメーション映画化・公開と、やはり同作家の生んだ代表的キャラクターである「アトム」のデビュー60年を記念した展覧会です。
手塚のペンによって命を吹き込まれたキャラクターと物語は、さまざまなメッセージを私たちに届けてくれます。過去から未来へ、地球から宇宙へと自由に羽ばたく想像力が生んだ「手塚ワールド」は、私たちに豊かな文化遺産を残してくれました。本展では、作家がその名作群に込めたメッセージを、「手塚治虫の誕生」「作家・手塚治虫」「手塚治虫のメッセージ」の3部構成で、直筆原稿や愛用品、セル画などにより紹介します。
夏の特別展★今、よみがえる「貸本マンガの世界」
[ マンガ ]

現代マンガ図書館・内記コレクションより
【会期】2011年8月7日(日)-2011年8月31日(水)
【会場】森下文化センター 1階展示ロビー
【参考サイト】http://www.kcf.or.jp/morishita/
森下文化センターは、地域の方々が語り合う場、学び合う場として利用できる江東区文化センターの姉妹館です。『のらくろ』の作者で江東区ゆかりのマンガ家、田河水泡の業績を紹介する「田河水泡・のらくろ館」も併設しています。
今回の特別展は、同館恒例のマンガ講座の今年度プログラム「貸本マンガの時代」に関連した企画。最近の水木しげるブームをきっかけに脚光を浴びることとなった「貸本マンガ」の世界を紹介します。後に週刊マンガや劇画で活躍する多くのマンガ家たちも作品を発表していた、貸本マンガ。今日のマンガの隆盛の礎になったとも言える、その豊かな世界に触れられる内容となります。
少女マンガの世界 原画'(ダッシュ)10年の軌跡
[ マンガ ]

【会期】2011年8月20日(土)―2011年8月29日(月)
【会場】紀伊国屋画廊
【参考サイト】
http://www.kinokuniya.co.jp/label/20110810104800.html
「原画'(ダッシュ)」は、退色の危険のあるマンガ原画の保存と公開を両立させるため、マンガ家の竹宮惠子(平成23年度[第15回]文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員)と京都精華大学国際マンガ研究センター(京都国際マンガミュージアム)とで共同研究を重ねてきた精巧な複製原画のプロジェクトです。2001年の開始から、今年で10周年を迎えました。
本展はこの原画'の10周年を記念して開催されるものです。同プロジェクトでは、これまで少女マンガを中心に、総勢14名の作家の全503点を制作、アーカイブしてきました。今回はその中から作品をよりすぐり、およそ70点を展示。この試みの軌跡をたどると共に、少女マンガの華麗な名作世界に浸れる機会でもあります。11月末には、京都国際マンガミュージアムで巡回展が予定されています。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
[ アニメーション, マンガ ]

【会期】2011年9月3日(土)開館
【会場】川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
【参考サイト】http://fujiko-museum.com/
長年、川崎市多摩区に住み、子どもたちのために数多くのマンガを描き続けた藤子・F・不二雄は、川崎市文化賞を受賞するなど、同市とは深い縁がありました。「作品を応援してくれた子どもたちへ恩返しをしたい」という夫人の想いから、その作品世界やメッセージを幅広い世代に伝えていくミュージアムが川崎市に誕生します。
原画を展示した静かな空間や、実際にマンガが読めるコーナー、またここでしか見ることのできない映像を流すシアターなどが体験できます。さらに、キャラクター達に出会える「はらっぱ」や、作品にちなんだオリジナルメニューを提供するカフェ、そしてグッズ・お土産が揃うショップなども登場。藤子・F・不二雄の発想の原点、またマンガづくりの面白さを紹介しながら、作品に込められた温かみある笑い、ありふれた子どもたちの日常、こだわり続けた「SF-すこしふしぎ-」が感じられる空間を創造していきます。なお同館は、ゆったりした観賞を実現するために事前予約制となっています。
横山裕一展 きみはネオ漫画をみたか
[ マンガ ]

『トラベル』 © Yuichi Yokoyama 2010 Courtesy of ARATANIURANO
【会期】2011年9月10日(土)-2011年10月2日(日)
【会場】三菱地所アルティアム
【参考サイト】http://artium.jp/
九州出身の横山裕一の表現世界を紹介する個展。横山は、未来的な景観、スタイリッシュな人物、大胆なオノマトペ(擬声語)などを用いた、疾走感溢れる展開の「ネオ漫画」によって、マンガ、アート、デザイン、サブカルチャーなど多ジャンルを横断する人気を誇っています。「ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・ザザザザザザ・・・・・・」など擬音語が飛び交う『ニュー土木』、鉄道旅行が大スペクタクルとして描かれる『トラベル』、大掛かりな仕掛けや謎のオブジェが次々と現れる異界の庭園『NIWA』など。また、新境地とも言える、キャラクターのかわいさを追求した『ベビーブーム』では、マンガという表現形態の奥深さや色彩の妙を感じさせます。
本展では、横山の描く時間と空間が織り成す「ネオ漫画」の世界観を紹介しながら、それらがマンガとして出版される前の原画、さらにその前段階であるドローイングやペインティング、初公開となるアイデアデッサンなど数百点を通して、これまでに見ることのなかった横山の創作の秘密に迫ります。会期中には作家を招いての「横山裕一トークイベント&質問相談会」も開催予定。
13人のドイツ・コミック作家展―オルタナティブからMANGAまで
[ マンガ ]

【会期】2011年9月10日(土)―2011年10月16日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム2階 ギャラリー4
【参考サイト】http://www.kyotomm.jp/event/exh/jd150.php
京都国際マンガミュージアムが、Goethe-Institut(ドイツ文化センター)と共催で、日本とドイツの交流150周年を記念して行う「日独交流150周年マンガイベント」。その一環として、ドイツ・コミックスの世界を紹介する企画展が開催されます。
近年国際的に関心が高まる、ドイツの豊かなコミック文化。この展覧会ではそのシーンから重要な作家13人を紹介します。会場では各作家の作品を、日本語訳と共に展示。ドイツ・コミックスの開拓者となった前衛コミック作家たちと、新たな芸術的・物語的試みを導入する若い作家たち、という2世代を作品を通して紹介します。この展示は2010年夏から、世界各地のGoethe-Institutを巡回しているワールドツアーの京都展となります。
また、「日独交流150周年マンガイベント」のもうひとつの催しとして、ワークショップ「日マン独」も行われます。これはドイツのコミック作家と日本のマンガ家が、ウェブ上で作品を発表しあうプロジェクトです。10月2日には作家3人が登場し、ギャラリートークと「日独マンガ比較論」をテーマに座談会を行います。また、イベントの締めくくりとして観覧者も参加して作品をつくるワークショップも行います。
今 敏 回顧展『千年の土産』
[ アニメーション, マンガ ]

【会期】2011年8月12日(金)-2011年8月24日(水)
【会場】新宿眼科画廊
【参考サイト】http://www.gankagarou.com/
映画『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』や、TVシリーズ『妄想代理人』などを手がけ、2010年8月24日に46歳で急逝したアニメーション監督、今 敏。その回顧展が、生前2008年に個展『十年の土産』を開催した同じ空間で開催されます。
今回は、今 敏がアニメーション作品のために制作したイラストレーション、またアニメーションの世界に活動の中心を移す以前にマンガ家として活動していた彼が、監督デビュー以前に描いたマンガ作品の原画、さらには私的なスケッチなど貴重な作品も展示されます。今が遺した「お土産」を、千年の時を超えて伝えたい。かかわる人々がそんな思いを込めて実現した回顧展です。会期中は今 敏トーク映像の上映も行われています。
ルパン三世展 ~This is the world of Lupin the 3rd~
[ アニメーション, マンガ ]

© モンキー・パンチ
© モンキー・パンチ/TMS・NTV
【会期】2011年8月10日(水)-2011年8月22日(月)
【会場】松屋銀座 8階大催場
【参考サイト】http://matsuya.com/m_ginza/
1967年にモンキー・パンチが発表したマンガ『ルパン三世』が、アニメーション化されて初めてTV放送されたのは1971年のことです。当時の子どもたちもいまは中高年ですが、現在でも年に一度放送されるTVスペシャルでは変わらぬ人気がうかがえます。
本展は、同作品のアニメーション化40周年を機に、原作マンガ、TVシリーズ、映画作品を一堂に紹介する初めての本格的な『ルパン三世展』です。モンキー・パンチによる原画約100点のほか、アニメーション制作時につくられた企画書や設定書、セル画や宣伝物なども展示。アニメーションスタッフたちが全力で携わってきた『ルパン三世』の多彩な歩みを振り返り、40年間にわたり制作者たちの創造力を刺激し続ける魅力の本質を紹介します。
仮面ライダー アートギャラリー展 ― 萬画家・石ノ森章太郎からのメッセージ
[ マンガ ]

© 石森章太郎プロ
【会期】2011年7月14日(木)-2011年9月11日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム
【参考サイト】http://www.kyotomm.jp
今年で生誕40周年を迎える国民的ヒーロー『仮面ライダー』。いまもテレビや映画で活躍し続けるライダーは、子どもたちはもちろん、大人たちをも魅了しています。本展では、このライダーワールドの原点に、生みの親である「萬画家」石ノ森章太郎の作品世界の紹介を通して迫るものです。
常にマンガ表現のフロンティアに挑み続けてきた石ノ森は、1989年に、あらゆるもの=「萬」のものが描けるメディアとしてのマンガの可能性を提唱する「萬画宣言」を行いました。会場では彼が描いた萬画版「仮面ライダー」の原稿や、ライダーと怪人の貴重なラフスケッチ群、また当時の掲載誌など懐かしの関連資料や、石ノ森の「ライダー魂(スピリッツ)」を受け継いだ現代のマンガ家たちによるライダーマンガの原稿などを展示します。これらを通して、直接的、間接的に、石ノ森がライダーたちの仮面の下に込めたメッセージを感じ取ることができるでしょう。
アニメサザエさん展「サザエでございま~す」
[ アニメーション, マンガ ]

【会期】2011年7月16日(土)-2011年8月31日(水)
【会場】長谷川町子美術館
【参考サイト】http://hasegawamachiko.jp/
夏休み恒例の特別企画「アニメサザエさん展」が開催されます。2011年、生誕65年を迎えるサザエさん。そこで今年はこれを記念し、「サザエさん大図鑑」をテーマに、原作とアニメーション版のサザエさんがよくわかる展示が行われます。
多彩な展示内容は、たとえば「磯野家の間取りを大公開!」や、サザエさんの誕生秘話を原画と映像で紹介する「サザエさんうちあけ話」、今ではサザエさんでしか使われていないという貴重なセル画に直接触れられる「ワカメのさわれるセル画」など。またTVアニメーション『サザエさん』を制作する会社、エイケンの制作部長がアニメーションの制作工程を紹介するレクチャー「アニメサザエさんができるまで」も開催されます。なお同展は、フジテレビ・お台場合衆国2011連動企画でもあります。
(仮称)北九州市漫画ミュージアム プレイベント 地元ゆかり少女漫画家3人展-文月今日子・萩岩睦美・山田圭子
[ マンガ ]

【会期】2011年8月2日(火)-2011年8月6日(土)
【会場】リバーウォーク北九州 5階アートラウンジ
【参考サイト】http://www.city.kitakyushu.lg.jp/shimin/02100021.html
現在、北九州市では平成24年度の開館を目指して、(仮称)北九州市漫画ミュージアムの準備が進められています。そのプレイベントとして、北九州市ゆかりの少女マンガ家である文月今日子(『フリージアの恋』など)、萩岩睦美(『銀曜日のおとぎばなし』など)、山田圭子(『ゴーゴーヘブン!!』など)の作品展示を行います。
会場には、3作家の作品(複製原画)合計約80点および、執筆に用いる道具や、少女マンガを題材にしたボードゲーム、少女マンガ誌の付録なども展示されます。また会期最終日には3作家を招き、「今、少女漫画家を目指す人へのメッセージ」のテーマでトークショー及びサイン会を開催します。
仮面ライダーアート展
[ エンターテインメント, マンガ ]

© 石森章太郎プロ
© 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映ビデオ・東映
【会期】2011年7月30日(土)-2011年8月31日(水)
【会場】岡山市デジタルミュージアム 4階企画展示室
【参考サイト】http://www.city.okayama.jp/okayama-city-museum/
1970年代から現在まで、多くの人々に愛されてきた仮面ライダー。いまや子どもから親まで、世代を超えて楽しみ、語り合える存在となっています。今回の展示は、そんな同シリーズの魅力に多面的な視点で迫るものです。
「石ノ森章太郎の世界」コーナーでは、原作者であるマンガ家、石ノ森章太郎の貴重な原画やマンガ原稿、愛用品などが展示されます。「仮面ライダーワールド」では、仮面ライダー1号や平成ライダーの等身大立像、撮影で使用したバイクの展示、同シリーズのヒストリーパネルや、特撮ヒーローを40年以上に渡り撮影してきたカメラマン、大島康嗣による貴重なスチール写真パネルでその世界観が体験できます。さらにクリエイター78人が特別に描きおろしたトリビュートコーナー「My仮面ライダー」など、誕生から現代までの仮面ライダーワールドが一堂に集結します。
~劇場公開記念~ 鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星 展
[ アニメーション, マンガ ]

© 荒川弘/HAGAREN THE MOVIE 2011
【会期】2011年6月21日(火)-2011年9月19日(月・祝)
【会場】杉並アニメーションミュージアム
【参考サイト】http://www.sam.or.jp/
劇場アニメーション映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』の公開を記念した、同作品をさらに深く知るための展覧会。シリーズ累計5千万部を突破した荒川弘のマンガ作品『鋼の錬金術師』は、“鋼”の二つ名(もうひとつの呼び名)を持つ錬金術師の少年、エドワード・エルリックと仲間たちの旅の行方を描いた物語です。アニメーション作品としても大きな人気を呼び、2011年夏に再びスクリーンに登場することとなりました。
これに連動して開催される同展では、この映画の魅力をそのキービジュアル、場面カットの展示に加え、作品紹介パネル、特報映像で紹介します。また、荒川弘が描いた原作マンガの複製原画なども展示し、会場内でのスタンプラリーも開催されます。
「よつばとひめくり」展覧会 よつばと10年1日展
[ マンガ ]

© KIYOHIKO AZUMA/YOTUBA SUTAZIO
【会期】2011年7月5日(火)-2011年7月17日(日)
【会場】渋谷ギャラリー・ルデコ
【参考サイト】http://yotuba.com/10y1d_main.html
あずまきよひこが「月刊コミック電撃大王」にて連載中の人気マンガ『よつばと!』(第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)と、やはり同誌で連載した『あずまんが大王』、両作のひめくりカレンダー発売10周年を記念した展覧会。2011年3月に開催され、東日本大震災の影響により中断された企画が、多くの要望を受けて再開催決定へと至りました。 前回よりも展示フロアを増やし、内容もスケールアップしての実施を予定しています。
個性的な女子高校生たちの日常を描いた『あずまんが大王』と、ちょっとかわった女の子「よつば」と「とーちゃん」たちのなにげない暮らしを描く『よつばと!』。会場では、両作品のキャラクターによるカレンダー『ひめくりあずまんが』と『よつばとひめくり』の10年分のひめくり3650枚以上を一挙に展示します。さらに『よつばと!』原画展示や、同作に登場する「ダンボー」の実物展示や写真集紹介も。映像上映や関連グッズ販売も予定しています。
追悼 赤塚不二夫展 ~ギャグで駆け抜けた72年~
[ マンガ ]

『天才バカボン』「わしらはバカボンだ」扉 「少年マガジン」1967年4月9日15号掲載
©フジオ・プロ
【会期】2011年7月16日(土)-2011年8月28日(日)
【会場】八戸市美術館
【参考サイト】http://www.city.hachinohe.aomori.jp/art/
2009年の東京展以降、各地を巡回する企画の青森県での開催。2008年8月に72歳で亡くなり、2011年春にはその人生の映画化も話題となった赤塚不二夫のマンガ世界を「ギャグという視点」から紹介する企画展です。
代表作群から、少年時代に出版社に持ち込んだ処女作までを網羅した原画群や、トキワ荘時代の未発表写真など約250点を出展。「ギャグマンガの王様」が残したものを、多くの作品とその人生、幅広い交友関係、生涯愛した酒との付き合いや家庭生活など、興味深いエピソードを交えて振り返ります。さらにマンガ家たちや著名人による「シェーッ!」のイラストと写真で構成する「シェーッ!オンパレード!」や、人気クリエーター、FROGMAN(蛙男商会)の新作アニメーションも楽しめます。
えびすリアリズム -蛭子さんの展覧会-
[ マンガ ]

『ああ長崎・・・』(部分)
【会期】2011年7月15日(金)-2011年9月4日(日)
【会場】長崎歴史文化博物館
【参考サイト】http://www.nmhc.jp/ebisu/
長崎出身である蛭子能収の表現者としての知られざる側面を、新作・初公開作品を中心に紹介する初の大規模展です。蛭子は長崎商業高等学校美術部で熱心に活動し、長崎市内で看板屋に勤め、上京後はサラリーマン生活を送りながら、1973年に雑誌『ガロ』での入選を機にマンガ家デビューを果たしました。不条理でシュールなギャグマンガで知られるようになり、やがて映画監督や俳優としても才能を発揮していきます。その独特のキャラクターも、TV番組などへの出演でお馴染みです。
この展覧会では、壁画『ああ長崎…』や描き下ろし原画約60点、マンガ原稿、立体や映像(監督作品)、さらに長崎時代の写真、年賀状などを展示。「お茶の間でのイメージ通りの蛭子さん」と「奇才アーティスト蛭子能収」とのギャップを楽しみつつ、アーティストとしての魅力を味わえる場となります。また、地元長崎をテーマとした作品やイベントを通じ、この地域を見つめる新たな機会をも与えてくれるでしょう。
osamu moet moso feat.いとうのいぢ
[ マンガ ]

© Tezuka Productions designed by ITO Noizi
【会期】2011年7月1日(金)-2011年10月24日(月)
【会場】手塚治虫記念館
【参考サイト】http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/
「osamu moet moso」(オサム モエット モッソ)とは、「手塚治虫アキバ化」をコンセプトにしたコラボレーション企画。いまでは「神仏化」してしまったともとらえられる手塚治虫=手塚作品に隠されたアキバ要素を、現在活躍するクリエイターたちの「妄想フィルター」を通して抽出し、具現化する試みです。2010年9月に東京・秋葉原からスタート。都内各地で展開した後、今回関西初の開催となります。
第1部では、約20名のマンガ家、イラストレーターらが手塚作品を妄想して描いたイラスト原稿47点を展示。天神英貴ら、今回が初参加となる作家もいます。また「吉崎観音×手塚治虫 コラボリューション」シリーズのフィギュア原型および、その制作のために描かれたイラスト原稿も展示。第2部「いとうのいぢの世界」では、ライトノベル『涼宮ハルヒ』シリーズなどで注目されるこの兵庫県出身イラストレーターをフィーチャーし、原稿38枚を展示します。
影山明仁 鎌田顕司 マンガの間取りと建築模型展
[ マンガ ]

【会期】2011年4月23日(土)-2011年5月29日(日)
【会場】岩手町立石神の丘美術館
【参考サイト】http://museum.ishigami-iwate.jp/
影山明仁は、建築コンサルタントとして実際の建築物の間取り図を制作するかたわら、マンガやアニメーション、童話などに登場する家を実際の建築図面におこしてきました。またそれらの図面は、鎌田顕司の手によりミニチュア模型化もされています。
このユニークな試みを紹介する今回の展覧会には、ふたりがこれまでに制作したマンガ、アニメ、童話、テレビドラマなどに登場する家の図面と模型が集います。登場するのは、『Dr.スランプ』『ブラック・ジャック』『釣りキチ三平』『スラムダンク』『めぞん一刻』『機動戦士ガンダム』『クレヨンしんちゃん』『よつばと!』『JIN -仁-』などの舞台となった建物たち。マンガの名作・人気作を通してふれてきた建築物の間取りの数々には、時代とともに変わりゆく住まいのかたち、あるいは家族のありようが宿っているとも言えそうです。
企画展&ライブ・ドローイング・イベント 山田章博 ―世界を生み出す魔法の筆―
[ マンガ ]

©山田章博/小野不由美/講談社
【会期】2011年4月29日(金・祝)-2011年6月5日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム
【参考サイト】http://www.kyotomm.jp
マンガ『BEAST of EAST』『ロードス島戦記 ファリスの聖女』や、小説『十二国記』の挿絵、アニメーション『ラーゼフォン』のキャラクターデザインなど、繊細かつ美麗な世界観で知られるマンガ家・イラストレーターの展覧会。
その多彩な仕事ぶりから、原画作品を中心に総数約130点の展示を通して紹介します。また、歴史小説『三国志』(著者:小沢章友 講談社刊)のカバーイラストの制作過程を記録したスライドショー上映や、画材の使い分けによる演出などの創意工夫にふれるコーナーも体験できます。さらに関連イベントとして作家本人を招待し、観衆の前で実際に絵を描くライブ・ドローイング・イベントも開催されました(5月5日に実施)。その際に描かれた作品も展示されています。なお会期中には約50点の原画作品の展示替えがあり、5月19日(木)からは後期展示となっています。
また同館では「五人五色展――もう一つの読み方-展示で観るマンガ世界」展も開催(5月28日-6月26日。詳細は上記参考サイトに記載)。
伊藤理佐原画展 リサちゃん大集合!(山に)
[ マンガ ]

【会期】2011年4月2日(土)-2011年6月5日(日)
【会場】八ヶ岳美術館
【参考サイト】http://www.lcv.ne.jp/~yatsubi1/
会場の位置する長野県諏訪郡原村出身である人気マンガ家の作品世界を紹介しつつ、そこで描かれるふるさとでの思い出や日常を通して、同村の魅力を発信する企画展です。
キュートなキャラクターのユーモアあふれる行動を描くショート作品や、せつなくも心温まる作風のストーリー作品、また自身の日常をつづったエッセイ的作品など、女性を中心に多くの共感を呼んでいる伊藤理佐のマンガ世界。この展覧会では、原村を舞台にした『ハチの子リサちゃん』、また夫(やはりマンガ家の吉田戦車)や娘との日常を描く『おんなの窓』(週刊文春連載中)や、『おいピータン!!』『女いっぴき猫ふたり』『ヒゲぴよ』『おるちゅばんエビちゅ』などの代表作や初期作品の原稿を中心に、原村にまつわるイラストも加えた約100点を展示。そこで暮らしているうちは気づかなかったふるさとの魅力、おかしさ、愛おしさを伝えてくれるマンガの魅力にふれる展示となります。
特別展「手塚治虫のブッダ展」
[ マンガ ]

特別展「手塚治虫のブッダ展」
【会期】2011年4月26日(火)−2011年6月26日(日)
【会場】東京国立博物館 本館特別5室
【参考サイト】http://www.budda-tezuka.com/
『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』などの名作で知られる「マンガの神様」手塚治虫が晩年に10年以上の歳月をかけて描いた大作『ブッダ』。仏教の開祖で釈迦族の王子、シッダールタの生涯を独自の解釈で描いた物語は、いまなお読み継がれています。本展は、手塚がイメージしたブッダの世界観をマンガ『ブッダ』の直筆原画52点で紹介し、同時に重要文化財を含むガンダーラや日本の美しい仏像約20点を展示する試み。マンガと仏像の共演という斬新なアプローチで、ブッダの誕生、苦行、悟り、そして涅槃という道のりを知る意欲的な企画となります。
なおマンガ『ブッダ』に関しては、2011年5月28日よりアニメーション映画『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』の公開も予定されており、関連して宝塚市立手塚治虫記念館でも『映画公開記念 手塚治虫のブッダ~限りなく広がる創造力~』が開催されます(2011年3月1日−6月26日)。
追悼 赤塚不二夫展 ~ギャグで駆け抜けた72年~
[ マンガ ]
【会期】2011年6月4日(土)-2011年7月10日(日)
【会場】新潟市美術館
【参考サイト】http://www.ncam.jp/
2008年8月に72歳で亡くなり、2011年春にはその人生の映画化も話題となった赤塚不二夫。この希有なマンガ家の表現世界を「ギャグという視点」から紹介する企画展です。
代表作群から、少年時代に出版社に持ち込んだ処女作までを網羅した原画群や、トキワ荘時代の未発表写真など約250点を出展。「ギャグマンガの王様」が残したものを、多くの作品とその人生、幅広い交友関係、生涯愛した酒との付き合いや家庭生活など、興味深いエピソードを交えて振り返ります。さらにマンガ家たちや著名人による「シェーッ!」のイラストと写真で構成する「シェーッ!オンパレード!」や、人気クリエーター、FROGMAN(蛙男商会)の新作アニメーションも楽しめます。
会期中には作家の長女、赤塚りえ子氏のスペシャルトークや、自由に応募できる「みんなのシェー!写真展」も実施。なお赤塚不二夫は少年時代を新潟市で過ごした経験を持ち、ゆかりの地での開催となります。
しりあがり寿の「いろいろやるら。」
[ マンガ ]

【会期】2011年5月9日(月)-2012年3月24日(土)
【会場】静岡市クリエーター支援センター(CCC)、東御門・巽櫓、静岡市旧マッケンジー邸
【参考サイト】http://www.c-c-c.or.jp/
人気マンガ家しりあがり寿が、自身の出身地である静岡市にて行う複合的な展覧会企画。3つの会場における3つの企画を軸に展開されます。
静岡市クリエーター支援センターを会場に通年で行われる『しりあがり寿 歴史資料館(笑)』は、学生時代からサラリーマン生活を経てマンガ家としての毎日に至るその人生を資料館スタイルで紹介します。『しりあがり寿 大政奉還』では、歴史的な出来事であった大政奉還を、駿府城二ノ丸の東御門・巽櫓にて作家独自の解釈で再現(5月10日-6月10日)。『オヤジの肖像』は、国登録文化財である旧マッケンジー邸を会場にした絵画作品展となります(8月9日-8月28日)。
このほか関連イベントとして、作家本人が審査員を務める一般公募制のアートコンペ『あなたのミニ歴史資料館』やトークショーも予定されています。
GANTZ展
[ マンガ ]

©奥浩哉/集英社 ©2011「GANTZ」FILM PARTNERS
【会期】2011年1月24日(月)-2011年5月上旬
【会場】集英社ミュージアム
【参考サイト】
http://yj.shueisha.co.jp/info/gantz/
集英社ミュージアムでは、奥浩哉の人気マンガ『GANTZ』の世界に触れることができる「GANTZ展」を開催します。同展は、『GANTZ』のコミックス30巻と公式ビジュアルブック『GANTZ VISUAL BOOK』の発売、映画『GANTZ』の公開を記念して行われるものです。
会場には、単行本28巻に収録された第304話全28ページの複製原画や、建築家ディディエ・フィウザ・フォスティノによるエルメス財団主催の「Agnosian Fields」展のために、フォスティノのオファーを受けて描き下ろされた2m×3mの巨大イラスト、映画で使用されたスーツや各種武器、直径1350mmの「GANTZ球」、映画のトレーラームービーなどを中心に展示。『GANTZ』ファン必見の展覧会です。
「ふたつの吾妻ひでお展」(「吾妻ひでお美少女実験室」、「吾妻ひでおマニアックス」)
[ マンガ ]

「吾妻ひでお美少女実験室」
【会期】2011年4月23日(土)-2011年5月23日(月)
【会場】明治大学博物館 特別展示室
「吾妻ひでおマニアックス」
【会期】2011年2月4日(金)-2011年5月29日(日)
【会場】明治大学米沢嘉博記念図書館1階展示室
【参考サイト】
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-azuma.html
明治大学では、吾妻ひでおの全面協力のもと、切り口を変えたふたつの個展を2会場で開催します。吾妻ひでおは、日本のマンガやアニメーションを特徴づけるキャラクターのスタイルや描写、SF的表現などに、さまざまな革新をもたらしてきました。
中でもオタク文化の形成に及ぼした影響は大きく、吾妻作品の遺伝子はいまの秋葉原を彩る多くの絵柄に引き継がれています。吾妻ひでおが開拓したさまざまな表現を、「美少女」と「マニアック」という2つの点から、豊富な原画とともに浮かび上がらせます。
ようこそ未来人 手塚治虫からの贈り物(メッセージ)
[ アニメーション, マンガ ]

手塚治虫 写真提供:手塚プロダクション
【会期】2010年12月18日(土)-2011年4月3日(日)
【会場】SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
【参考サイト】
http://www.skipcity.jp/event/vm/1011161.html
日本のマンガ表現の基礎を確立し、デビューから1989年に亡くなるまでの40年間、800タイトル近くの作品を世に送り出した手塚治虫の足跡から、日本のマンガ・アニメーションの過程を辿ります。
本展では、手塚治虫が少年期に描いた昆虫のスケッチや、『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』などの貴重なマンガ原稿、セル画、愛用のベレー帽や筆記用具を特別に展示。また、アニメーションにかけた情熱から、国産初の本格的なTVアニメシリーズ『鉄腕アトム』を生み出すまでのエピソードを、アニメーション設定資料や制作風景の映像と合わせて紹介します。
手塚治虫が「未来人」と呼んだ21世紀の子どもたちに、マンガやアニメーションの面白さ、絵を描く喜び、自分が描いた絵が動く驚きを体感する機会を提供しながら、会場に訪れた来場者と共に、手塚治虫の永遠のテーマである「生命の尊さ」を再発見していきます。
原画’(ダッシュ)展示シリーズ わたなべまさこと花郁悠紀子 幻想の旅
[ マンガ ]

©竹宮惠子
©花郁悠紀子
©わたなべまさこ
【会期】2011年2月27日(日)-2011年5月15日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム2階 ギャラリー6
【参考サイト】
http://www.kyotomm.jp/event/exh/gengadash_2011_02.php
わたなべまさこは少女マンガの黎明期から活躍し、デビューから50年以上を迎える現在も数奇な運命に翻弄される少女たちのドラマを、読者の憧れを誘う華やかな絵で描く人気マンガ家です。サスペンスやホラー、一筋縄ではいかない登場人物など、先の読めない展開に、読者はどれほどワクワクしたことかわかりません。現在では、中国の長編小説『金瓶梅』をマンガ化し、大人の幻想的な世界を描いています。
一方の花郁悠紀子は、作家人生をたった5年の短さで終えた夭折の作家です。短い作家生活でありながら、ファンタジーから人間ドラマまで、彼女の緻密かつ抜群の色彩センスは、死後30年経った現在も読者の心に強く残り続けています。
本展では、そんな2人の作品65点を精巧な複製原画『原画’(ダッシュ)』で公開します。掲載雑誌などでは分からなかった原画の細やかな描線や絶妙な色使いまで、感じることができるはずです。また併せて、本プロジェクトリーダーである竹宮惠子の『JUNE』掲載作品の複製原画も数点公開予定です。
にいがたアニメ・マンガフェスティバル2011
[ アニメーション, マンガ ]

【会期】2011年2月26日(土)―2011年2月27日(日)
【会場】NEXT21、りゅーとぴあ、県民会館・県政記念館、古町モール(予定)・西堀ROSA(予定)、ふれ愛古町(予定)
【参考サイト】
http://niigata-animangafes.com/
大型店舗の撤退や老舗の閉店など、かつて新潟市の中心繁華街だった古町は徐々に衰退の兆しを見せはじめており、厳しい経済状況の影響で中心地としての輝きを失いつつあります。本イベントでは、お米やお酒と同様に新潟が全国に誇れる「マンガ文化」が持つ可能性や魅力を通じて、新潟の元気な姿を全国に発信していきます。
新潟市は数多くのマンガ家を輩出しており、マンガ『パタリロ!』などで知られる新潟出身のマンガ家・魔夜峰央の原画展や、『ショムニ』の安田弘之など新潟にゆかりのあるマンガ家らによる応援イラスト展、日本最大のイラストコミュニティサイトpixivによる展覧会、懐かしのアニメの上映会、コスプレ撮影会など、幅広い年齢層に向けた、マンガ文化が根付く新潟だからこそできるアニメーションとマンガの祭典です。
星新一展~2人のパイオニア~
[ マンガ ]

©星ライブラリ
©手塚プロダクション
【会期】2010年10月29日(金)―2011年2月20日(日)
【会場】手塚治虫記念館 2階企画展示室
【参考サイト】
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/
作家・星新一は1957年のデビュー以来、斬新かつ都会的な作風で日本SF文学の旗手として脚光を浴び、「ショートショート」というエッセンスを凝縮した時代や風俗を特定しない独自のスタイルを確立しました。星が生み出す作品は、過剰な情報があふれるネット社会、ヒトとロボットが共存する姿など、まるで現在を予言するかのような作品を描いています。短く平易な文章のなかに鋭い批評や、深い味わいが秘められ、星作品には読者の想像力を刺激する不思議な魅力があります。
手塚治虫とは、1963年に結成された「日本SF作家クラブ」への参加をきっかけに交流が始まり、手塚は星新一をモデルにしたキャラクターが主人公として登場した『W3(ワンダースリー)』 などの作品を残しています。同展では、直筆原稿や構想メモ、愛用品などゆかりの品で、星新一作品の魅力を紐解くと共に、それぞれショートショートとストーリーマンガを確立し定着させた星新一と手塚治虫の意外な共通点を紹介します。
デビュー40周年記念「萩尾望都 原画展」[福岡巡回]
[ マンガ ]

「ポーの一族」©萩尾望都 協力 小学館
【会期】2011年1月24日(月)―2011年3月13日(日)
【会場】福岡アジア美術館
【参考サイト】
http://www.hagiomoto-gengaten.com/
『ポーの一族』『トーマの心臓』などの代表作で知られるマンガ家・萩尾望都。SF作品からふとした日常の出来事まで、緻密に描かれた人間描写や深層心理で心に何かをしっかりと残す作品群は、マンガ文学の最高峰と言えます。
本展では、原画をはじめ原稿・参考雑貨など萩尾望都の260点を超える展示物などを一堂に展覧。さらに、福岡限定特別展示として、『狩人は眠らない』の全原稿ブースや、夢見るビーズ物語コーナーも設置。40年尽きることのない想像力と努力の痕跡が、いまも昔も変わらぬ迫力と圧倒的な存在感を示しています。
トキワ荘のヒーローたち ~マンガにかけた青春~
[ マンガ ]

©手塚プロダクション
©寺田ヒロオ
©Fujiko-Pro ©藤子スタジオ
©鈴木伸一 ©石森章太郎プロ
©フジオ・プロ ©水野英子
©よこたとくお
【会期】2010年11月23日(火・祝)-2011年2月20日(日)
【会場】杉並アニメーションミュージアム
【参考サイト】
http://www.sam.or.jp/event.php#275
かつて東京都豊島区にあった「トキワ荘」はごく一般的なアパートでしたが、手塚治虫が入居したのをはじめとし、当時の若いマンガ家たちが相次いで入居したため、「マンガアパート」「マンガ家の梁山泊」などと呼ばれるようになりました。トキワ荘は1982年に解体されましたが、マンガ文化史の貴重な記録として関心が高まっています。
本展では、当時の作品や思い出の品を展示、また「兄貴分」として慕われた寺田ヒロオの部屋の再現など、トキワ荘に集い切磋琢磨した彼らの暮らしぶりや交流を紹介します。
水木しげるの世界 ゲゲゲの展覧会
[ マンガ ]

『妖怪大進撃』 ©水木プロダクション
【会期】2010年11月26日(金)-2011年1月23日(日)
【会場】八王子市夢美術館
【参考サイト】
http://www.yumebi.com/
『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる国民的マンガ家、水木しげるの作品世界を紹介します。『鬼太郎の誕生』『墓場鬼太郎』『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』などのマンガ作品や、妖怪画シリーズ『妖怪道五十三次』、また立体造形物やキャラクターグッズなども含め、多角的に水木ワールドに迫ります。2010年は水木夫人の自伝『ゲゲゲの女房』がNHKで放映され、秋には同作の映画版も吹石一恵、宮藤官九郎主演で公開。さらに水木しげる自身が文化功労者にも選出されるなど、特に大きな話題となった年でもありました。子どもから大人まで幅ひろい層で人気を集める、その魅力を探ります。
また本展では、貸本マンガからマンガ雑誌へと発表の場が変わる時期に注目し、その過渡期に水木が活躍した、伝説的なマンガ雑誌『ガロ』に焦点を当てたコーナーも設けます。大手出版社によるマンガ雑誌文化とともにあった、昭和40年代、1970年前後の、もうひとつのマンガの歴史を伝えるものです。さらに、会期中にはワークショップ「みんなでつくろうゲゲゲのアート」も開催。水木キャラクターを羊毛フェルトで作成します。
ちばてつや 漫画原画展
[ マンガ ]

©ちばてつや
【会期】2010年11月21日(日)-2010年12月23日(木・祝)
【会場】酒田市美術館
【参考サイト】
http://www.sakata-art-museum.jp/
1939年生まれのちばてつやは、破天荒で孤独な天才ボクサーの人生を描いた『あしたのジョー』(原作:高森朝雄=梶原一騎)や、プロゴルファーを目指した少年の成長を追う『あした天気になあれ』など、数々の名作を生んだ日本を代表するマンガ家のひとりです。また、その作品の多くがアニメーション化され、新たな表現として再提示されてもいます。本展では、ユーモアと哀愁にあふれたちばてつやのマンガ世界を原画を中心に展示し、広い視点からマンガというジャンルの重要性を問いなおす展覧会です。
マンガやアニメーションは、日本人の美意識が存分に発揮される分野として国際的に評価が高まってもいます。作家は半世紀以上にわたり表現者として最前線で活躍するいっぽう、その功績を讃えて講談社主催の新人マンガ賞「ちばてつや賞」が設立され、自身も文化庁メディア芸術祭でのマンガ部門審査員(2007年、2008年)を務めるなど、後進にも大きく影響を与えています。本展は、希代のマンガクリエイターの世界観に原画というかたちでふれることのできる貴重な機会ともなるでしょう。
Book Scape[本の風景] 30 カヴァーノチカラ4「手塚治虫を装丁する」展
[ マンガ ]

【会期】2010年10月8日(金)-2010年11月19日(金)
【会場】竹尾 見本帖本店2F
【参考サイト】
http://www.b-tas.net/BS30/
本展覧会は、日本図書設計家協会の会員作家の作品を発表する展覧会「ブックスケープ」として開催されます。4回目となる「カヴァーノチカラ」は、装丁の可能性を探りながら、今までにないオリジナリティ溢れる装丁を創作・展示する実験的要素を持ったシリーズです。
今回は、マンガ界の巨匠・手塚治虫の10作品をテーマにオリジナルの装丁を制作。マンガの装丁は、作品の一場面を表紙にしたものが多いため、加工などの工夫が難しいジャンルでしたが、本展では手塚プロダクションのご協力とご理解により、自由に加工を加えることが許可されました。計90点にも上る斬新な感覚のマンガ装丁作品を紹介します。
ぜんぶ!やなせたかし! ~ビールの王様・詩とメルヘン・アンパンマンetc.~
[ マンガ ]

©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
【会期】2010年10月2日(土)-2010年12月26日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3
【参考サイト】
http://www.kyotomm.jp/event/spe/yanase_takashi_2010.php
『アンパンマン』の作者であり、幼児向けのマンガ家・絵本作家として有名なやなせたかしですが、もともとは大人向けのマンガ家として出発しており、『アンパンマン』以外にもユーモラスな作品を多く残しています。
本展では、平成21年に弥生美術館(東京都文京区)で開催された展示「メルヘンの王様 やなせたかし」をベースに、マンガ家、詩人、脚本家、編集者、キャラクターデザイナーなど、やなせ氏の広範な仕事ぶりを紹介。数々の顔を持つやなせたかしのユーモアあふれるマンガや叙情的で美しいイラストレーションの原画作品、貴重な関連資料など、およそ300点の資料を公開します。
「やなせたかしの再発見」というテーマに沿って、マンガ家、イラストレーターなど各界の著名人より、やなせ氏の特定の作品や活動に対する、トリビュート作品(描き下ろしイラスト、または書き下ろしコメント)も展示されます。
水木しげる・妖怪図鑑
[ マンガ ]

《妖怪大決戦》 ©水木プロダクション
【会期】2010年7月31日(土)-2010年10月3日(日)
【会場】兵庫県立美術館
【参考サイト】
http://www.artm.pref.hyogo.jp/
『ゲゲゲの鬼太郎』など妖怪マンガのヒット作で知られる水木しげる。今日私たちが思い浮かべる妖怪のイメージは、大部分を彼の作品に負っているといってよいでしょう。また、水木は昭和20年代に神戸市兵庫区の水木通で紙芝居作家として活動するなど、兵庫県ともゆかりの深いことでも知られています。画業60周年と米寿を記念して開催される本展は、水木プロダクションの全面的な協力のもと、巨匠が長年に渡って描き続けた妖怪画にスポットを当てる展覧会です。
1000点以上に及ぶ原画の中から代表的な妖怪88種と鬼太郎を描いたものを精選し、驚異と幻想に満ちた水木ワールドの真髄が展示されます。また、各種の百鬼夜行絵巻や妖怪の登場する浮世絵など、水木に影響を与えた過去の美術作品も展示することで、私たちのイマジネーションを無限に刺激し続ける妖怪という存在と、わが国において連綿と受け継がれてきた妖怪画という文化について考察します。
さらに、併設の体験型模型展示「ゲゲゲの森の大冒険」では、水木原画を立体化した妖怪たちが登場。世代を超えて、妖怪世界への冒険を楽しめます。
東海道工作展
[ マンガ ]

【会期】2010年9月11日(土)-2010年10月9日(土)
【会場】静岡市クリエーター支援センター
【参考サイト】
http://www.c-c-c.or.jp/future/tokaido-kosaku.html
「工作展」とは、2002年より安齋肇氏発案により「宿題と工作」をテーマに開催されているシリーズ企画展。静岡市クリエーター支援センター(CCC)では、「工作展」(第7弾)はじめての地方展開として「東海道工作展」を開催します。
本展は、イラストレーターやマンガ家、アーティスト等が創作の原点に立ち戻ることをコンセプトにする「工作の宿題を先生に見てもらう」カタチの展覧会です。会期中には、安斎肇、朝倉世界一、白根ゆたんぽ、しりあがり寿、高橋キンタロー、薙野たかひろ、なんきん、ミック・イタヤ、パラダイス山元という、現在の日本のクリエイションを代表する気鋭クリエイター9名(予定)による、ワークショップとトークショーを開催します。
ジャングル大帝 レオの人生
[ マンガ ]

© 手塚プロダクション
【会期】2010年7月2日(金)-2010年10月25日(日)
【会場】宝塚市立手塚治虫記念館 2階企画展示室
【参考サイト】
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/
ジャングルを舞台にした子どもマンガでありながら、生きる意味を真摯に問う『ジャングル大帝』は、『火の鳥』と並ぶ手塚治虫のライフワークです。1つの命は終わっても受け継がれつながっていき永遠であることを、白いライオンを主人公に動物や人間が共に生きようとする姿を通して描きました。
『ジャングル大帝』の連載は『漫画少年』1950年11月号から開始。その年の夏、宝塚在住だった手塚が、自宅で描きためていた原稿を持って上京した折に、偶然会った編集長に見せたのがきっかけでした。今年2010年秋、連載開始から60年を迎えます。第50回企画展は、手塚治虫のふるさとであり創作の原点の地・宝塚で生まれた『ジャングル大帝』の創作秘話やストーリーの魅力をお伝えします。
展示空間いっぱいに親子3代のライオン「パンジャ」「レオ」「ルネ」が繰り広げる物語を展開し、直筆原稿や大型パネル展示で物語の転機となる重要なシーンやエピソードを振り返ります。壮大なドラマ『ジャングル大帝』の世界を満喫できます。
新次元 マンガ表現の現在
[ マンガ ]

【会期】2010年8月14日(土)-2010年9月26日(月)
【会場】水戸芸術館現代美術ギャラリー
【参考サイト】
http://www.arttowermito.or.jp/
本展は、2000年以降に話題になった9作品に焦点を当て、戦後日本のストーリーマンガの達成をふまえながら成熟しているマンガ表現の現在を紹介するものです。従来のマンガの展覧会は原画展示が中心でしたが、本展ではマンガ家や編集者の意見を取り入れながら、それぞれの作品世界を空間の中で立体的に展開することを試みています。
マンガは、映画や文学といった他分野の表現を貪欲に取り入れながら、記号的表現を駆使し、子ども向けの娯楽にとどまらない文化産業として成長を遂げてきました。そのテーマはスポーツ、SF、ギャンブル、恋愛、暴力、性など、多岐にわたり、1990年代に巨大文化産業としてのピークを迎えます。2000年以降、テーマや表現は読者層の多様化にあわせ一層の細分化が進み、一言で「マンガ」と言っても、もはやそこから連想されるマンガがひとつのイメージに収束されることはありません。
本展では、マンガ家は時代の空気をどのように表現しているのか、錯綜した時間や空間軸をどのように描いているのかなど、二次元のマンガ表現における多種多様な挑戦を三次元の空間に展開し、新しいマンガ体験の場の中でマンガの可能性や魅力を探ります。
水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展
[ マンガ ]

ゲゲゲの鬼太郎「ひでりがみ」扉絵 © 水木プロ
【会期】2010年8月11日(水)-2010年8月23日(月)
【会場】松屋銀座8階大催場
【参考サイト】
http://www.matsuya.com/gegege/index.html
『ゲゲゲの鬼太郎』の作者として知られる水木しげるさんは、2010年、米寿そして画業60年を迎えます。戦前戦後と厳しい体験をしながらも、マイペースな生き方を貫いてきた水木しげるさんと、水木さんが描き続ける、怖いけれどなぜか懐かしい妖怪たち。そんな中、水木さんの足跡や作品から垣間見える世界観や人生観は、忘れかけていた大切なものを思い出させてくれます。
本展は、『河童の三平』、『悪魔くん』、そして『ゲゲゲの鬼太郎』を中心に、水木さんが60年間かけて作り上げた世界を約100点の原画などでたどり、水木さん流「妖怪とともにある幸福」を体感していただこうというものです。
※入場料金が必要となります
デビュー55周年記念 楳図かずお恐怖マンガ展「楳恐―うめこわ―」
[ マンガ ]

© 楳図かずお/小学館
【会期】2010年7月31日(土)-2010年8月15日(日)
【会場】HEP HALL
【参考サイト】
http://www.hephall.com/
HEP HALLでは、恐怖ものからSF、ギャグもの、時代劇まで、幅広い作品を生み出し、独自の世界観を放つ、天才漫画家・楳図かずおの画業55周年記念した展覧会「楳恐―うめこわ―」を開催します。
本企画は、恐怖漫画の神様と言われる漫画家・楳図かずおが生み出した、数々の作品の魅力を体感することができる約15年ぶりとなる本格的な楳図かずお展として展開。新しい刺激と楽しさを求める世代を超えた人びとに驚き、恐怖、笑いが混沌とするエンターテインメントを提供するとともに、今や、世界に誇るジャパニーズカルチャー「漫画」の創世記から活躍されてこられた、漫画家・楳図かずおの壮大な作品と偉大な足跡を世の中に発信します。
「ヴァレリアン――パリから京都へ 40年にわたる宇宙の旅」展
[ マンガ ]

©Dargaud / Mezieres / Christin
【会期】2010年3月27日(土)-2010年6月20日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム ギャラリー4
【参考サイト】
http://www.kyotomm.jp/event/evt/bdsf2010.php
京都国際マンガミュージアムではこれまで、2008年「バンド・デシネの歴史と展開」展、2009年フランス・マンガ界の巨匠メビウス氏を招待し企画展や講演会を行った「メビウスの世界」とフランス・コミックス=バンド・デシネ(BD)を紹介する展示企画を行ってまいりました。
今年は、京都精華大学と京都国際マンガミュージアムの呼びかけにより、映画『スター・ウォーズ』にも影響を与えた長寿SFコミックス『ヴァレリアンとロールリーヌ』シリーズの作者で、バンド・デシネ(BD)界の巨匠である、ジャン=クロード・メジエールとピエール・クリスタン両氏の招聘が実現しました。
本展は、両氏の来日を記念し企画されました。『ヴァレリアンとロールリーヌ』の複製原画約20点を中心にBDが持つ想像力のひろがりを感じていただける展示となっています。
ドラえもんの科学みらい展
[ マンガ ]

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
【会期】2010年6月12日(土)-2010年9月27日(月)
【会場】日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
【参考サイト】
http://www.doraemon-miraiten.jp/
「ドラえもん」は1970年の連載開始以来、約40年間にわたり世代や国を越えて人々を魅了しつづけています。その存在や奇想天外なひみつ道具の数々は、多くの読者に未来への夢と希望を与えてきました。現在もマンガをはじめ、アニメ、映画などを通して新しいファンを増やし続けています。また、ドラえもんをつくりたいと研究者を志したロボット開発者や、ひみつ道具の思想に影響を受けた技術者も数多く存在し、活躍しています。
本展では、ドラえもんという人気キャラクターと、科学技術アイディアの宝庫であるひみつ道具が、現在の科学技術によって現実のものになりつつあることを新たな視点で紹介します。ドラえもんの世界観を感じさせる会場内に、「タケコプター」「透明マント」などひみつ道具が繰り広げる夢の世界を浮かび上がらせ、最新のロボット研究をはじめ先端研究の数々を参加体験型の展示でご覧頂きます。
世代を超えて愛され続けるドラえもんと科学技術の営みを重ね合わせることで、夢を持つことの大切さや、空想の力が未来を切り開いていくことを新鮮な驚きをもって伝え、科学技術の現在と未来の姿を考えます。
私の龍馬イラスト展 IN ハウステンボス
[ マンガ ]
西原理恵子 作
【会期】2010年4月29日(木・祝)−2010年8月31日(火)(予定)
【会場】ハウステンボス スパーケンブルグ地区 佐世保・ハウステンボス龍馬伝館そば
【参考サイト】
http://ryomadenkan.huistenbosch.co.jp/topics/topics/?itemid=121&catid=2
歴史上の人物を超え、もはや国民的アイドルともいえる幕末のヒーロー、坂本龍馬。彼に対して抱くイメージは人それぞれですが、マンガ家やイラストレーターの手にかかると、龍馬はどう描かれ、どう「料理」されるのでしょうか?
「佐世保・ハウステンボス龍馬伝館」では 関連イベントとして、江川達也さん、魔夜峰央さん、西原理恵子さんら、人気漫画家がそれぞれの感性や思いで描いた「私の龍馬」のイラスト展を開催します。ハウステンボスでのみ公開されるイラストを含めた、総勢32名が描いた作品を掲載いたします。九州・長崎出身のクリエイターも多く、この点にも注目です。
さらに、プロだけでなく一般の方からも、広く「龍馬と観光丸」のイラストを募集。7月17日(土)より展示し、7月18日(日)にはマンガ家のしりあがり寿さんらを審査員として、表彰式も開催。彼に対して抱くイメージが人それぞれなら、描かれる「龍馬像」も十人十色。龍馬がアイドルだからこそ実現する、オリジナリティあふれる「歴史エンターテイメント」を、どうぞお楽しみください。
横山裕一 ネオ漫画の全記録 :「わたしは時間を描いている」
[ マンガ ]
『ニュー土木』より「ゼラニウム」(部分)
(c) Yuichi Yokoyama 2000
【会期】2010年4月24日(土)―6月20日(日)
【会場】川崎市市民ミュージアム
【参考サイト】
http://www.kawasaki-museum.jp/neomanga/
横山裕一は1967年宮崎に生まれ、絵画を学んだのち、時間を描くことのできる表現方法として漫画を選びとり、以降独創的な作品を生み出し続けています。目的不明の大土木工事を描いた『ニュー土木』、不思議な鉄道旅行の一部始終を描いた『トラベル』など、その時間と空間がおりなす新しい世界は、国内外を問わず、またジャンルを超えて高い評価を得てきました。
横山はこれまでも数々の展覧会において作品を発表してきましたが、今回は、当館の2008年度収蔵・寄託作品となった『ニュー土木』『トラベル』『NIWA』所収原画を中心に、活動の最初期から現在に至るまでの作品を展示し、作家の軌跡とその芸術を包括的に提示する初の機会となります。横山裕一が描き出した新しい漫画のかたち、「ネオ漫画」ともよばれる独特の表現と、その圧倒的な世界観をご覧ください。
京都マンガフェスタ2010
[ マンガ ]

【会期】2010年3月20日(土)―2010年5月23日(日)
【会場】京都国際マンガミュージアム
【参考サイト】
http://www.kyotomm.jp/event/evt/kyotomangafesta2010.php
「マンガ」 を単なるペーパーメディアにとどまらず、マンガに関連する文化すべてを含む概念と捉えた春の恒例イベントが開催されます。
京都北山吹奏楽団によるアニメソングのコンサートや、マンガ『クッキングパパ』 の料理を作者が作るマンガクッキング、ライブペインティングとDJサウンドでミュージアムがクラブ空間に変容するイベントなど、多彩なイベントが目白押しです。「マンガと音楽」 「マンガと料理」 など他ジャンルをコラボレーションさせることで、五感(みる・きく・におう・あじわう・さわる)で楽しむことができる体験的なイベントを中心に、「読む」 だけでないマンガの魅力に触れることができます。
また、映画『スター・ウォーズ』 にも多大な影響を与えたといわれるフランスSFコミックスの長寿シリーズ『ヴァレリアン』 の作者を招いた展覧会・トークショーも行われます。マンガ・コミックス文化のグローバルな広がりを感じるとともに、宇宙や未来といった想像力による広がりも感じることができるでしょう。


