「サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年」
[ アート ]
岩田洋夫「Floating Eye」© HIroo Iwata
【会期】2010年2月2日(火)―2010年3月22日(月・振休)
【会場】東京都現代美術館
【参考サイト】
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/cyberarts/
メディアアートの世界的祭典「アルスエレクトロニカ」(オーストリア・リンツ市)の30周年を記念して、日本のアート&テクノロジー、メディア芸術領域の特集展を開催します。
1979年の創始以来、同フェスティバルは、冨田勲、坂本龍一+岩井俊雄や明和電機ら多数の受賞・参加によって日本と深い絆で結ばれています。本展は、フェスティバルへの参加作品群を中心に、芸術/科学・テクノロジー/社会を結ぶ新たな可能性を探ります。
この展覧会では、アルスエレクトロニカ・リンツ後援のもと、30年の歴史を物語る貴重な映像や作品資料が初めて展示されます。約25プロジェクト・50作品による展示は複数のパートで構成されています。歴代受賞者らによる展示や、本年度受賞作品のほか、アルスエレクトロニカ・センターとの企画連携(デバイスアート展)、リアルタイムでリンツと東京会場を結び、Museum of the Future(未来の美術館)を考え、解体再構築するネット・プロジェクトも試みられます。さらに、文学作品の視覚化、デジタルパブリックアート、宇宙芸術などのハイブリッドな新領域を題材に、話題のメディア芸術/メディアアートが呈示されます。
これは、同時期開催の本メディア芸術祭の協賛事業として、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]など国内関連施設と企画連携して展開されます。同時期開催のMOTコレクション展内「実験工房」展示や『バガボンド』作者・井上雄彦による大壁画「エントランス・スペース・プロジェクト」と併せて、メディア芸術領域の現在形や先駆者たちの姿を探ります。参加体験型の作品群、イベントや上映作品を通して、「日本の表現力」とは何かを再考し、次世代に向けて考える貴重な機会となるでしょう。
「gravicells-重力と抵抗」改訂版 (三上晴子+市川創太)
[ アート ]
写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]、撮影:丸尾隆一(YCAM InterLab)
【会期】2010年1月24日(日)―2010年5月9日(日)
【会場】YCAM
【参考サイト】
http://www.ycam.jp/art/2009/04/gravicells.html
80年代以降、情報戦争と身体をテーマに大規模なインスタレーションを相次いで発表し、メディアアートシーンを世界的に牽引するアーティスト、三上晴子の活動を総合的に紹介するアジア初の大規模なインスタレーション展「Desire of Codes - 欲望のコード - 」。本展開催にともない、YCAM InterLabと共同開発し、2004年のYCAM発表後、国内外各地を巡回し、話題となった「gravicells-重力と抵抗」をアップデートし、展示を行ないます。
armored pine―鎧松―東信展
[ アート ]

armored pine ドローイング
【会期】2010年2月27日(土)―2010年3月17日(水)
【会場】ポーラミュージアムアネックス
【参考サイト】
http://www.pola.co.jp/m-annex/
この展覧会はフラワーアーティストの東信氏によって、茶の湯や日本文化に通じる美意識を現代に表現します。
東信氏のすべてにおける活動は、花・植物のみが有しているもっとも神秘的な形を見付け、それを美的なレベルに変換し表現することで植物への尊厳を導き出し、その存在価値を高めることに一貫しています。今回はその中でも古代より神が宿るとされてきた松に異素材の鎧を着せることで斬新な姿を表現し、その造形美を際立たせます。
ヤン フードン―将軍的微笑
[ アート ]
ヤン フードン「将軍の微笑」2009年、原美術館におけるインスタレーション、撮影:木奥惠三
【会期】2009年12月19日(土)―2010年5月23日(日)
【会場】原美術館
【参考サイト】
http://www.haramuseum.or.jp
http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/
このたび東京の原美術館にて、近年国際的な活躍が目覚しい中国の映像作家、ヤンフードン(楊福東)の日本における初個展を開催いたします。35ミリフィルムに愛着を持つヤンフードンの作品は、細かい粒子が残る独特の質感、完璧な構図を用いた格調高い映像美を特徴とし、目まぐるしいスピードで変わり行く中国現代社会の断片と、そこで暮らす人々を、ときにドキュメンタリー調に、またときに演劇調に表現しています。本展では、老将軍を囲む祝宴の情景を通して、人間の普遍的な在りようを描いた大型の映像インスタレーション『将軍の微笑』(2009年)、世俗を避け竹林で清談する賢人たちの故事を模して、現代の知識階級の若者像の内面に迫るシリーズ作品より『竹林の七賢人 part3』(2005年)など、本邦初公開の珠玉の映像作品の数々により、魅力溢れるヤンフードンの世界をご紹介いたします。
「エレメント 構造デザイナー セシル・バルモンドの世界」
[ アート ]
《H_edge(ヘッジ)》2009, photo:Alex Fradkin
【会期】2010年1月16日(土)─3月22日(月・祝)
【会場】東京オペラシティアートギャラリー
【参考サイト】
http://www.operacity.jp/ag/exh114/
セシル・バルモンドは、構造エンジニアリングの枠を超えて建築家と創造的な協働を行なう構造家です。建築家のデザインを構造家が支えるというこれまでの関係を変え、構造そのものがデザインを導く現代建築の潮流をつくった人物として高く評価されています。
この展覧会は、バルモンドが考える建築の構造、その基本となる数の世界がいかに自由で、自然の摂理にもとづいたものであるかを示すものです。不動性から逃れられないと考えられていた建築にダイナミズムをもたらしたバルモンドの仕事の根源は、植物の生長、波のリズム、炎の性質など身近なものにありました。建築構造を単なる技術ではなく哲学のレヴェルにまで昇華させたバルモンドの思想が紹介されています。
“Your chance encounter” / オラファー・エリアソン- あなたが出会うとき
[ アート ]
Olafur Eliasson Slow-motion shadow in colour, 2009
Installation view at “Olafur Eliasson Your chance encounter” (2009-10)
Organized by 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa
Courtesy of the artist and Gallery Koyanagi, Tokyo
(C) 2009 Olafur Eliasson Photo: Keizo Kioku
【会期】2009 年11 月21 日(土)―2010 年3 月22 日(月)
【会場】金沢21世紀美術館
【参考サイト】
http://www.kanazawa21.jp/
色や光を駆使した作品によって、人間の知覚の仕組みに問いかける作品で知られる現代美術作家、オラファー・エリアソン。光、影、色、霧、風、波などの自然界に見られるさまざまな要素によって特徴づけられるエリアソンの作品群ですが、科学的な仕組みを問うものではなく、現象をつくり出す仕掛けは作品の中で明らかされています。そのために、人々は却って「見る」という行為を純粋に楽しみ、取り巻く環境のなかで新しい発見や体験をする機会とすることができるのです。
また、エリアソンは妹島和世+西沢立衛/SANAA が設計・デザインした美術館を建築的・機能的に深く読み解き、金沢21世紀美術館を成り立たせる、さまざまなファクターに大胆に挑んでいます。美術館の建築の特徴を生かし、作品を介して内と外を親密に関係づける試みや、回遊性や水平性を生かすように、展示室のみならず通路や休憩スペースにも作品が展示されています。
エリアソンは新世代の美術館機能を担う金沢21世紀美術館が「まちにひらかれた美術館」として社会的機能を果たしていることにも注目し、美術館が社会から切り離された芸術を鑑賞するためだけの空間ではなく、社会や都市の環境と深く関わることができるという可能性を、展覧会を通して再提案しています。
第2回 恵比寿映像祭 「歌をさがして」
[ アート ]
藤本隆行(dumb type)シンガポール・ビエンナーレ2008におけるLEDインスタレーション(中谷芙二子とのコラボレーション)© Fujimoto Takayuki[参考図版]
【会期】2010年 2月19日(金)─2月28日(日)
【会場】東京都写真美術館全フロア、恵比寿ガーデンプレイスセンター広場ほか
【参考サイト】
http://www.yebizo.com/
恵比寿映像祭は、年に一度、10日間にわたり東京都写真美術館全館を使って、ジャンルをまたがる作品が一堂に集う「アート&映像」の総合フェスティバルです。参加するアーティストは100名、出品総数約160作品。歴史的な巨匠から、最前線で活躍する実力派、躍進著しい注目の若手まで幅広いアーティストが展示、上映、ライヴ・イヴェント、講演、トーク・セッションなどに参加します。そして、さまざまな組織や人とリンクすることで広がりをもっています。
また、美術館のなかだけではなく、恵比寿ガーデンプレイス「センター広場」や渋谷街頭の大型ヴィジョンで屋外展示も行なわれます。街のなかで体験できる作品をお楽しみください。
たとえば、作品は、写真や映像を用いて、イスラム社会におけるジェンダーやその描かれ方を問う作品で国際的に高く評価されている、シリン・ネシャットの《男のいない女たち Women Without Men 》(第66回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞)や、C.W.ウインター+アンダース・エドストロームの《アンカレッジ TheAnchorage 》(ロカルノ国際映画祭グランプリ金賞受賞/ロサンゼルス映画批評家協会賞2009インディペンデントフィルム部門大賞受賞)を、“アジア初” 上映します。
「クリストとジャンヌ=クロード展 LIFE=WORKS=PROJECTS」
[ アート ]
写真:ウルフガング・フォルツ「包まれたライヒスターク、ベルリン、1971-95」
【会期】2010年2月13日(土)―4月6日(火)
【会場】21_21 DESIGN SIGHT
【参考サイト】
http://www.2121designsight.jp/program/christo_about.html
パリ最古の橋ポン・ヌフを輝くベージュの布で包み、カリフォルニアの丘陵地帯と日本の田園風景に黄色と青の傘の花を咲かせ、ベルリンのライヒスターク(旧帝国議会議事堂)を銀色の布で包んでしまったクリストとジャンヌ=クロード。彼らのプロジェクトは常にゆるぎないコンセプトのもと、長い年月を費やしながら人々を説得し、実現へと進められていきます。2005年2月、ニューヨークのセントラル・ パークにサフラン色のゲートを7503本連ねたプロジェクトは私たちの記憶に新鮮ですが、これも20年以上に渡る交渉の末についに実現したものでした。
この展覧会では、こうした活動の軌跡を表すドローイング作品や完成したプロジェクトの写真、ドキュメンタリー映画などによって、壮大なプロジェクトを現実のものとしていくプロセス、さらにはその根底に宿る情熱、希望にも目を向けます。2009年11月18日、ジャンヌ=クロードは惜しくもこの世を去りましたが、クリストは今もなお二人が描いたプロジェクトのためにさらに歩みを進めています。
会場では、コロラド州の『オーバー・ザ・リバー』やアラブ首長国連邦での『マスタバ』等、現在進行中のプロジェクトの一部もあわせて紹介します。
クリスト、ジャンヌ=クロードと三宅一生との長年の友情関係を背景に、二人のプロジェクトに25年間関わってきた美術評論家 柳正彦の監修によって構成される展覧会。本展を通して、驚きと感動に満ちた二人の「LIFE=WORKS=PROJECTS」に触れる機会をつくります。
リフレクション—映像が見せる “もうひとつの世界”
[ アート ]
©ローラン・モンタロン《海戦は明日あるだろうか?》2008、フィルム1080i/HD
Courtesy:galerie schleicher+lange, Paris
【会期】2010年2月6日(土)—2010年5月9日(日)
【会場】水戸芸術館現代美術ギャラリー
【参考サイト】
http://www.reflection-alternatives.jp/
この展覧会は、映像を今の社会や個人をめぐる多様な「もうひとつの世界」を反映(リフレクション)するメディアとしてとらえます。2000年以降の映像美術のなかから、映像を「見えないもの/隠されたものを可視化するメディア」として用い、社会や個人の小さな物語を照らし出す国内外7名と2組の作品を紹介します。マスコミ報道とは異なるオルタナティブな視点で社会の周縁にある出来事や人びとを見つめるものから、個人の内面で紡ぎだされるイメージや世界観にビジュアルを与えるものまで、テーマやスタイルの異なる作品群が私たちを刺激的かつ耽美的な映像の旅へと連れ出します。思索(リフレクション)を誘うメディアとしての映像(リフレクション)を見てはいかがでしょう。
出品作家:宇川直宏、さわひらき、ジェレミー・デラー、Chim↑Pom、藤井光、マティアス・ヴェルムカ&ミーシャ・ラインカウフ、八幡亜樹、ライアン・トゥリカーティン、ローラン・モンタロン
束芋 断面の世代
[ アート ]
束芋《油断髪》(イメージ)2009年、映像インスタレーション
Courtesy the Artist and Gallery Koyanagi
【会期】2009年12月11日(金)―2010年3月3日(水)
【会場】横浜美術館
【参考サイト】
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2009/exhibition/tabaimo/
《にっぽんの台所》、《にっぽんの通勤快速》、《公衆便女》など、現代美術家・束芋(たばいも)は、日本の現代社会の断片的風景を、独特の感性で描き出し、そのアニメーション映像を空間的に構成するインスタレーションで世界的評価を受けてきました。
デビュー間もない2001年には、第1回横浜トリエンナーレに最年少で出品したことでも話題になりました。デビューから10年、束芋は、再びこの横浜で、5点の大型映像インスタレーションのすべてが新作という、かつてない規模の個展を開催します。
30代半ばを迎える束芋が、テーマにするのは、自らの世代感と世界観そのものです。近年の作品で束芋は、現代の典型的イメージをつなぎ合わせるような作風から、指、髪の毛、内臓などをモチーフとする、より内的な作品へと表現の幅を拡げてきました。そこからさらに展開し、自分を取り巻く世界、昭和を知る最後の世代である同世代の感覚、異なる時代に生きた同年代の人々を見つめ直し、新たな作品世界を切り開いていきます。
この展覧会では、そうした束芋自身をめぐる世界が、集合住宅という形で象徴されます。同じ間取りの部屋に、全く異なる生活が連なっている集合住宅。そこに包丁をいれるように、束芋は集合住宅の「断面」を切り出し、現在と過去が渾然一体となったさまざまな人生をえぐり出していきます。続く作品群では、人や自然といった生ある物の「断面」へと踏み込んでいき、より深遠な世界像を結んでいきます。
「束芋 断面の世代」のレポートが「One Step to Exhibition Vol.20」にあるので、こちらもご覧ください。
ラブラブショー
[ アニメーション, アート, マンガ, 会期終了 ]

【会期】2009年12月12日 (土) ― 2010年2月14日 (日)
【会場】青森県立美術館・十和田市現代美術館
【参考サイト】
http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/28/
「出会い」がテーマの美術展・・・。
そっと、美術館で「恋」をしてみませんか。
さまざまな表現が出会い (アーティストとアーティストのコラボレーション)、作品と美術館が出会い (空間そのものを体感するインスタレーション)、それらと観客が出会うこと (新鮮で刺激的な体験)をテーマにした展覧会です。美術家をはじめ、ミュージシャン、写真家、漫画家、映像作家、デザイナー、文学者など多彩なジャンルで活躍しているクリエイターが参加。絵画×写真、漫画×映像、立体×デザインなどジャンルの枠組みを越えたコラボレーションをとおして「表現」のさまざまな可能性を探ると同時に、現代日本文化の「いま」を多角的に伝えます。岡崎京子さんやロビン西なども参加。十和田市現代美術館では第8回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞作品でおなじみの『マインドゲーム』の上映もあるようです。
「躍動するイメージ。石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流」
[ アニメーション, アート, 会期終了 ]

石田尚志《海の映画》2007 年(ヴィデオ作品)
【会期】2009年12月22日(火)―2010年2月7日(日)
【会場】東京都写真美術館
【参考サイト】
http://www.syabi.com/details/eizo_vol2.html
「映像をめぐる冒険」は、東京都写真美術館の収蔵作品を中心に、多彩な特別展示とあわせて、歴史から現代の表現までを幅広く紹介するシリーズ展です。ここでは、方法論としてあるいは概念としての「映像」について、毎回さまざまな角度から探究していきます。
第2回となる平成21年度は、「躍動するイメージ。石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流」と題し、抽象アニメーションの世界をとりあげます。
この展覧会は3部構成で作品が紹介されています。まず、東京都写真美術館の約3000点におよぶ映像コレクションから選りすぐられた作品を中心に、視覚装置の発達をたどることでアニメーションの原理をわかりやすく示します。次に、初期映画における抽象アニメーションの系譜をひもときます。それとあわせて同時代の絵画も展示し、絵画運動や、音楽との関係も参照します。そして最後に、世界各国の映画祭・展覧会で活躍する実力派アーティスト・映像作家、石田尚志の特集展示を行ないます。
日本の新進作家展vol.8「出発-6人のアーティストによる旅」
[ アート, 会期終了 ]

石川直樹 「Mt.Fuji」より 2008
【会期】2009年12月19日(土)―2010年2月7日(日)
【会場】東京都写真美術館
【参考サイト】
http://www.syabi.com/details/sakka_vol8.html
東京都写真美術館は写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘し、新しい創造活動の展開の場となるためにさまざまな事業を行なっています。その中核となるのが、日本の新進作家に焦点をあてた展覧会です。
今年のテーマは「旅」。「旅」は、写真が発明された時から、常に写真の重要な主題のひとつでした。まだ旅行がごく限られた階層の人々だけに許された時代では、遠い異国の風景や風俗を知るには写真に頼るしかありませんでした。現在では交通機関も発達し、世界各地に実際に訪れることが可能になりましたが、旅に出るときには、必ずカメラを携えていき、旅先の風景や人々を撮影することは、ごく日常的な行為となっています。そして旅の目的も、未踏の地や山岳を調査したり、遺跡や名所を観光するだけではなく、自分自身を見つめ直したり、異国の地で現地の人と実際に生活したりとさまざまに変化しています。
今回はこれから活躍の期待される写真家、映像作家の作品を通し、6人の作家の「旅」を提示します。彼らのとらえた風景は、日本国内から海外、都市や僻地、あるいは現実ではない架空の風景もあり、その表現は千差万別です。しかし彼らの作品から、私たちが日常生活している場とは異質な空間が、世界には存在することを、あらためて認識できるはずです。「旅」の写真を通し、新たな知覚の旅へと出発できることでしょう。
医学と芸術展:生命(いのち)と愛の未来を探る
[ アート ]
ヤン・ファーブル《私は自分の脳を運転するII》2008年, Courtesy: DEWEER gallery, Otegem, Belgium, Photo: Dirk Pauwels / DEWEER gallery, Belgium © Angelos
【会期】2009年11月28日(土)―2010年2月28日(日)
【会場】森美術館
【参考サイト】
http://www.mori.art.museum/contents/medicine/exhibition/index.html
人間の身体は我々にとって、もっとも身近でまたもっとも未知の世界です。人間は太古の時代からその身体のメカニズムを探求し、死を克服するためのさまざまな医療技術を開発してきました。また一方で、みずからの姿を、理想の美を表現する場のひとつと位置づけ、美しい身体を描くことを続けてきました。より正確な人間表現のために自ら解剖を行なったレオナルド・ダ・ヴィンチは科学と芸術の統合を体現する業績を残した象徴的なクリエイターと言えます。
この展覧会は、「科学(医学)と芸術が出会う場所としての身体」をテーマに、医学・薬学の研究に対し世界最大の助成を行なっているウエルカム財団(英国)のコレクションから約150点の貴重な医学資料や美術作品に約30 点の現代美術や日本の古美術作品を加えて、医学と芸術、科学と美を総合的なヴィジョンの中で捉え、人間の生と死の意味をもう一度問い直そうというユニークな試みです。また、英国ロイヤルコレクション(エリザベス女王陛下所蔵)のダ・ヴィンチ作解剖図3点も公開します。
メディアとアート 歪んだ瞬間-未来派、構成主義、バウハウス、現代作品から探る-
[ アート, 会期終了 ]

アレクサンドル・ロトチェンコ 『電話する女』 1928年
【会期】2009年10月10日(土)―2010年01月17日(日)
【会場】川崎市市民ミュージアム
【参考サイト】
http://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition_de.php?id=93
この展覧会では、20世紀初頭をメディアと大きな関わりを持つ芸術が生み出されてきたひとつの歴史的な出発点と捉え、川崎市市民ミュージアムのコレクションの中から未来派、構成主義、バウハウスの作品を中心に紹介します。予定調和を裏切っていく、観たときにはっとするような感覚としての「歪み」に着目することで、20世紀の芸術家の実験精神を浮彫りにし、次々と新たな見え方を切り開いていった20世紀芸術の一端をひもときます。同時に、現代のアーティストの作品も紹介し、テクノロジーやサイエンスと密接に関わりながら展開を見せている今日のメディアアートの源流を探る機会とします。
ツァオ・フェイ新作展
[ アート, 会期終了 ]

Cao Fei / China Tracy, Live in RMB City 2009 Video ©RMB City, Courtesy of Vitamin Creative Space
【会期】2009年10月27日(火)―12月20日(日)
【会場】資生堂ギャラリー
【参考サイト】
http://www.shiseido.co.jp/gallery/current/html/index.htm
1978年、中国広州生まれのツァオ・フェイ(曹斐)は、中国を代表する新進の若手女性アーティストとして注目を集めており、映像、写真、パフォーマンス、インスタレーションなど、さまざまな形式で作品を発表しています。
ツァオ・フェイは、子どもの頃から、香港を経由して持ち込まれた日本や欧米のポップカルチャーに強い興味を持ち、広州美術学院入学後に映像作品の制作を始め、在学中に当時の中国にとって先駆的なデジタルビデオ作品を制作します。
以降、ヒップホップやコスプレなどといった、現代の若者文化に顕著な要素なども取り上げながら、経済開放後の中国社会の急激な変化や都市の混沌とした状況を、深い洞察を持った鋭い視点でとらえつつ、そこに生きる人々を、ユーモアを交えて描き出しています。
この展覧会では、彼女が2009年1月より、オンライン仮想世界「セカンドライフ」内に本格展開した、RMB City Projectの新しい試みを紹介します。
RMB Cityとは、セカンドライフに存在する仮想都市の名称で、バーチャル空間内における創造活動のための公共プラットフォームとして、ツァオ・フェイによってつくり出されました。
今回は、RMB City Projectの一環として制作される新作『Live in RMB City』も発表します。
レベッカ・ホルン展
[ アート, 会期終了 ]

記録映像 「パフォーマンス2」 1973 Ⓒ2009:Rebecca Horn
【会期】2009年10月31日(土)―2010年2月14日(日)
【会場】東京都現代美術館
【参考サイト】
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/107/
ドイツの現代美術家レべッカ・ホルンの、日本で初めての個展です。 羽や角をまとうパフォーマンスで知られるレべッカは、20代での「ドクメンタV」展参加以来、次々と新たな領域に挑戦する精力的な活動を通して、美術のみならず、ダンスや映画の愛好者をはじめ、多くのひとびとを魅了してきました。
他者とのコミュニケーションの回復や、自然との交感を求める初期のパフォーマンスで着用した知覚の拡張装置はやがて、機械仕掛けで動く立体作品へと展開していきます。その後、滞米生活の中で着手した長編映画では、これら動く彫刻を取り込み、その意味の変容を軸とした映像世界を展開しています。また1980年代に活動の拠点を母国に移してからは、近現代史と直接向き合い、個人の体験を社会の記憶と結びつける作品は高い評価を得てきました。近年は、作曲家との協働によるインスタレーションや舞台美術、のびやかなドローイングを手がけ、その自由な創造は常に新たな関心をひきつけているのです。
この展覧会は、パフォーマンスの記録から長編映画まで、映像の代表作全てと、絵画や彫刻の近作をあわせ、それぞれのメディアを関係づけながら展開してきた活動を本格的に紹介するものです。自然や人のさまざまなエネルギーの流れを、目に見えるかたちに変換していく、独自の創造の軌跡を堪能するまたとない機会となるでしょう。
Semitra Exhibition「tFont/fTime」
[ アート, 会期終了 ]

写真:丸尾隆一(YCAM InterLab)
提供:山口情報芸術センター[YCAM]
【会期】2009年09月19日(土)―2010年01月10日(日)
【会場】YCAM
【参考サイト】
http://semitra.ycam.jp/
2003年の設立以来、ウェブデザインから、グラフィックス、インタラクティブデザインまで、メディアテクノロジーの最新形とデザインの領域をクロスオーバーさせるクリエイター集団「Semitransparent Design(セミトランスペアレントデザイン)」。
YCAMでは、ここから生まれたアートユニット「Semitra(セミトラ)」による新作個展「tFont/fTime(ティーフォント・エフタイム)」を開催しています。
さまざまなコマーシャルウェブサイト、映像広告やディスプレイをはじめとした広告媒体(デジタルサイネージ)で注目される彼らのデザインワーク。この展覧会では、フォント(文字書体)デザインに着目し、時間によってフォントが変容していくユニークなアイデアの新作を発表します。そして、展示空間とともにウェブサイトからも観客が参加できるインスタレーションが展開されています。タイトルの「tFont/fTime」とは、「時間フォント/フォント時間」をあらわし、フォントが時間によって変化していくプロセスを視覚化する新しい発想から、文字デザインを探求する試みです。
近年急速に進展しているオリジナルフォントのデジタルデザインにとどまらず、フォントの変化・変形を、身体をつかって自由に触れたり、つくったりするストリートやスケートカルチャーのクリエイティブセンスを複合的に導入しているこの展覧会。インタラクティブな要素を取り入れたインスタレーションは、観客が参加しながら体験できるほか、ウェブサイトを通じてアクセスすることもできます。
福岡アジア美術館 開館10周年記念 第4回福岡アジア美術トリエンナーレ2009
[ アート, 会期終了 ]
アンキ・プルバンドノ 「空腹でいこう」
【会期】2009年9月5日(土)―2009年11月23日(月)
【会場】福岡アジア美術館、周辺地域
【参考サイト】
http://www.ft2009.org/jpn/
「福岡アジア美術トリエンナーレ」は、3年ごとに毎回異なるテーマでアジア21カ国・地域の美術の新傾向を紹介する展覧会であり、絵画、彫 刻、映像、インスタレーションなどの作品を展示するとともに、美術作家を福岡に招へいして共同制作、ワークショップ、パフォーマンスなどを行ない、市民との交流の場を創り出してきました。1999年に第1回目が開催され、2002年、2005年と続きました。
第4回目となる今回は、これまでと同様にアジアから新進美術作家を厳選して紹介するとともに、福岡アジア美術館開館10周年を記念して、国際舞台で活躍するアジアの美術作家をあわせて紹介することで、アジア美術の10年間の発展を振りかえります。また、都市空間に位置する特性をいかして、美術館外での制作や発表、福岡市のアジア関連イベント、地域、大学、NPOなどとの事業連携や協働企画をこれまで以上に展開し、アジアとのより広く多様な交流を目指しています。
休符だらけの音楽装置
[ アート, 会期終了 ]

撮影:中村政人
【会期】2009年10月10日(土)―11月3日(火祝)
【会場】旧千代田区立練成中学校
【参考サイト】
http://ensembles.jp
新作インスタレーション「休符だらけの音楽装置」は、旧中学校の巨大屋上運動場で大友良英+伊東篤宏+梅田哲也+Sachiko M+堀尾寛太+毛利悠子+山川冬樹らによって制作されたさまざまな音楽装置が互いに影響を与えあい、都市の音の中で響き合いながらアンサンブルを奏でます。雨風や直射日光を受けながら、随時更新されるそれらの音楽装置は、日々のサウンドスケープをもまったく別のものに変化させ、聞くという行為がいかにその場の環境と密接に関わり、複合的に知覚されるものか気づかせてくれるでしょう。会期中は会場でのライヴも予定されています。
エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ウルトラ002」
[ アート, 会期終了 ]

©SPIRAL/Wacoal Art Center
【会期】2009年10月29日(木)―11月3日(火祝)
【会場】スパイラルガーデン、スパイラルホール
【参考サイト】
http://www.spiral.co.jp/e_schedule/2009/10/-002.html
昨年に引き続き、ディレクター個人を出展単位とするアートフェアの第2回目、エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA002」が開催されます。
今や世界中で開催されるアートフェア。本アートフェアは、ギャラリー単位で出展される通常のアートフェアとは一線を画し、ギャラリーで実際に作家、作品を選定するディレクター個人を出展単位として開催する新しい試みです。美術が本来持っている個の力を、作品から、展示から、またマーケットから引き出すことを目的とし、美術界の次代を担う若手ディレクターにスポットをあて、常に新鮮な感性を届けるフェアとして継続を図ることを意図しています。
「ウルトラ」は語源であるラテン語の「〜の彼方に、〜を超えて」が意味するように、新形式のアートフェア形成の実現を目指し、またここから美術マーケットが新たな広がりを見せることへの期待が込められています。
25名のディレクターが参加した第1回目。今回は倍の数の51名の若手ギャラリストたちが集結。会場もスパイラルガーデン(スパイラル1F)から、スパイラルホール(スパイラル3F)にまで広げ、個性豊かなブースを展開します。
スパイラルガーデンは入場無料、スパイラルホールは入場料1,000円(カタログ付)です。
「現代美術も楽勝よ。」展
[ アート, 会期終了 ]

【会期】2009年8月29日(土)―10月12日(月・祝)
【会場】水戸芸術館現代美術ギャラリー
【参考サイト】
http://www.arttowermito.or.jp/art/modules/tinyd0/index.php?id=9
写真、絵画、インスタレーションなど、国際的に活躍するアーティストによるさまざまな作品を展示し、現代美術の楽しさを体験していただく展覧会です。自然や風景、人間のかたちなど、テーマごとに作品を鑑賞したり、ミステリー仕立ての物語を追いながら作品を鑑賞したり、さまざまなツアーを通して鑑賞したりと、ひとつの展覧会を何回も楽しむことができる仕掛けになっています。会期中は、水戸芸術館が用意した「あーとバス」で水戸市内の小中学生を展覧会に招待し、ヴォランティアトーカーや大学生を中心としたガイドスタッフとともに、楽しく対話をしながら展覧会鑑賞を行ないます。
また、これは市民が関わりながらつくってゆく展覧会でもあります。若手アーティストユニット Nadegata Instant Party (中崎透+山城大督+野田智子)が、水戸の市民を中心に募集したヴォランティアスタッフやキャストによる映画『学芸員Aの最後の仕事』を、展覧会会場や水戸の街、千波湖を舞台にして製作します。そしてこの映画は「現代美術も楽勝よ。」展の内容と連動しており、会期中は展覧会会場で上映されます。展覧会や現代美術作品を媒介としながら、アートと人々との多彩な関わりのかたちが浮かびあがることでしょう。
光 松本陽子/野口里佳
[ アート, 会期終了 ]

松本陽子 《光は荒野のなかに輝いているⅠ》 1992年、 アクリリック/カンヴァス、182 x 182cm、写真:山本糾、ヒノギャラリー協力
【会期】2009年8月19日(水)―10月19日(月)
【会場】国立新美術館
【参考サイト】
http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/hikari.html
「光」というタイトルのもとに、現代日本を代表するふたりのアーティスト、松本陽子(絵画)と野口里佳(写真)による二人展が開催されます。
1936年生まれの松本陽子は、1960年頃より抽象絵画の制作を始めますが、1960年代末に滞在したアメリカ合衆国でアクリリック(アクリル絵具)に出会い、新しい絵画の可能性を認識します。これは1980年代から1990年代にかけて実を結び、ピンクを主調とした独自の抽象絵画のスタイルを完成させました。近年では、緑の油彩画連作により、新しい境地を開いています。
1990年代初めより写真による制作活動を開始した1971生まれの野口里佳は、《フジヤマ》(1997-)などの完成度の高い連作により、早くから注目を集めました。卓抜なテーマの選択と特有の距離感をたたえた画面は、写真というメディア自体の本質に迫るものとして、国際的にも高い評価を受けており、活躍を続けています。
松本陽子と野口里佳は、手がけるメディアや表現手法、そして世代も異なっています。しかしながら、光がその作品の重要なテーマの一つとなっているという共通点を持っています。むろん光は、内外の芸術において、さまざまな意味で古くから重要な主題となってきました。そのなかでも彼女たちの表現には、光の直接的な表象をめざすという、きわめて困難な試みを見て取ることができるように思われます。展覧会では、二人の作家の作品を、近作を中心にそれぞれ個展のかたちで展示することにより、現代芸術のひとつの達成を紹介します。
アイ・ウェイウェイ展 ― 何に因って?
[ アート, 会期終了 ]
『Tea House』 photo by Takashi Okamoto
【会期】2009年7月25日(土)―11月8日(日)
【会場】森美術館
【参考サイト】
http://www.mori.art.museum/contents/aiweiwei/index.html
アイ・ウェイウェイ(艾未未)は美術、建築、デザイン、出版など多岐にわたる創造的な分野で活動してきました。とくに2007年の「ドクメンタ12」における《童話》プロジェクト、2008年北京オリンピック・スタジアムの設計におけるヘルツォーク&ド・ムーロンとのコラボレーションなどを通し、近年国際的に最も注目されている中国人アーティストのひとりです。文化大革命時代を新疆ウイグル自治区で過ごし、その後渡米。1993年以降は北京の新しい芸術 ゾーン草場地 を拠点に、母国である中国の発展と変革を見つめています。アイ・ウェイウェイの美術作品と建築プロジェクトを中心に紹介する本展では、20余年にわたる彼の多様な活動を通して、そこに通底する観念と形象、歴史や伝統の継承と変革といった関係性への眼差しを読み取ることができるでしょう。
アイ・ウェイウェイ展のレポートが「One Step to Exhibition Vol.18」にあるので、こちらもご覧ください。
神戸ビエンナーレ2009
[ アート, 会期終了 ]

榎忠(EnokiChu) 『Liberty Island』
【会期】2009年10月3日(土)―11月23日(月・祝)
【会場】メリケンパーク会場、兵庫県立美術館会場、神戸港、三宮・元町商店街ほか
【参考サイト】
http://www.kobe-biennale.jp/
地理的・地形的条件により、古くから陸海の交通の要衝として栄え、異文化交流の最先端として、多様な芸術文化の流入を体験し発展してきた神戸。また、平成7年に発生した阪神・淡路大震災において、傷ついた人々の心を癒し、復興への勇気を与えてくれた芸術文化の力で、未来へ向かっていきいきと進化するまちを目指していくため、平成16年に「文化創生都市宣言」が行なわれました。その具体化として、芸術文化の更なる復興と神戸のまちの賑わいや活性化につなげる試みとなる「神戸ビエンナーレ」を開催することになりました。
第1回目は2007年に行なわれ、今年で2回目となります。今回は、私たちの文化の根底で受け継がれてきた古くて新しい“わ wa”をテーマとしています。
メインとなるメリケンパーク会場では、港町神戸を象徴する輸送用コンテナを使い、個性あふれる展示空間を創り出します。兵庫県立美術館会場では、現代アートの第一世代から期待の若手まで、神戸・兵庫にゆかりのあるアーティスト12名による作品展が行なわれます。また、初の試みである「神戸港・海上アート展」は、メリケンパークと兵庫県立美術館の間を結ぶ船に乗り、海上からの風景と神戸港内に設置された作品を同時に楽しめる神戸ならではの企画となっています。
また、文化庁メディア芸術祭も、関西地区でのメディア芸術の普及を目指して神戸ビエンナーレ2009とのコラボレーションを行ないます。メリケンパーク会場の展示空間となるコンテナのなかで、第12回文化庁メディア芸術祭の短編映像作品の上映や作品展示を予定しています。
さまざまなアーティストが52日間、創り、描き、奏でる、神戸の町全体でアートを体感できるフェスティバルです。
ダブル・ファンタジー:韓国現代美術展
[ アート, 会期終了 ]
Won Seoungwon 《Tomorrow - Village of dogs》 2008
【会期】2009年7月12日(日)―10月12日(月・祝)
【会場】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
【参考サイト】
http://www.mimoca.org/event3_3.html
多様な展開を見せている韓国現代美術の現在を、彫刻、絵画、写真、映像、インスタレーションなど、さまざまなメディアを用いた作品によって紹介します。参加作家は、活躍目覚ましい若手作家が中心となり、日本で初めて紹介される作家も多数含まれています。韓国の現代美術は、独自の文化、伝統にもとづいた美意識や、歴史を背景に、近年はさらに情報化社会や、美術を取り巻く環境の推移なども反映しながら、目覚ましく変化を遂げているのです。
タイトルの「ダブルファンタジー」とは、現代社会のひとつの断面を表す言葉として伝統と革新、人工と自然、現実と虚構、ローカルとグローバルなど、相反するものが対立ではなく、共存、もしくは混在している状況を示しています。
展覧会では、そうした時代の様相を掴みとり、視覚化している作品にフォーカスし、これまでのステレオタイプなイメージを超えた、新しい韓国現代美術の息吹を伝えます。
名和晃平 L_B_S展
[ アート, 会期終了 ]

©OMOTE Nobutada Courtesy of the Hermès Foundation
【会期】2009年6月19日(金)-9月23日(水)
【会場】メゾンエルメス8階フォーラム
メゾンエルメス8階フォーラムでは、現在飛躍的に活躍している作家、名和晃平の新作を発表します。名和晃平は、2000年に初めて作品を発表して以来、思わず手を触れたくなるような迫り来る素材感と、その完成された造形美で国内及び海外での活動が注目されています。2005年にはメゾンエルメスのウィンドウディスプレイをデザインしました。
名和の作品を語るにあたって、重要な概念は「表皮」と「セル(細胞)」です。代表作 「PixCell-…(ピクセル)」 シリーズでは、動物の剥製、スニーカー、楽器、玩具、果物のレプリカといったオブジェクトの「表皮」をそれまでとは異なるフェーズ(様相)へと変容させます。透明で無数のガラスビーズの膜は、作品と見る者の間に立ちはだかる新たな界面です。また、それは本来のオブジェクトの質感やリアリティーを透過する 「セル」として、我々の身体にすり込まれた手触りの記憶や、そのオブジェクトに対する視覚の既成概念をも狂わせます。
今回の展覧会で名和は、今まで取り込んできたマテリアル(物質/素材)をさらに大規模に生成させます。タイトルが示唆する、リキッド(LIQUID)、ビーズ (BEADS)、スカム(SCUM)は、どれも「表皮」を変容させる「セル」 であると同時に、3つのフェーズを映し出す段階でもあります。リキッドは「セル」が液状の母体から沸々と生まれ出る過程であり、生成した「セル」がオブジェクトの表面に付着し媒介するのがビーズ。ビーズによる媒介がリミットを超えたとき、「セル」の残滓の塊はスカムへと膨張をはじめます。それぞれのマテリアルが独自の代謝を繰り返しながら作品の界面となり、さらに名和の卓越した造形感覚によって圧倒的な美しさを与えられるのです。
鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人
[ アート, 会期終了 ]

《mimio――Odyssey》DVD 11’30”
2005
©KONOIKE Tomoko Courtesy: Mizuma Art Gallery
【会期】2009年7月18日(土)― 9月27日(日)
【会場】東京オペラシティアートギャラリー
【参考サイト】
http://www.operacity.jp/ag/
これは、現在国内外から高い注目を集めるアーティスト・鴻池朋子の初の包括的な個展です。神話を想起させる象徴的なモチーフがくり返し現われる作品は、鴻池の独特な表現世界を築き上げてきました。スケールの大きな新作とこれまでの代表作によって繰り広げられる「地球の中心への旅」は、これまで垣間見えていた個別の物語が壮大な神話に結実していくさまをみることができるでしょう。
ギャラリーのなかに一歩足を踏み入れるとそこは既に地球のなか。人間の心を地球というひとつの惑星としてとらえ、その深い闇のなかへ旅をする物語の始まりです。観客は想像力の旅人(トラベラー)となって作品を鑑賞しながら、地球の中心を目指します。
この展覧会を通して、作品を見ながら想像力を使って遊ぶだけで、私たちは誰もが日常から非日常への旅に出ることができるのです。現代を取りまく閉塞感に対するリアクションとして、鴻池はこうした想像力を駆使した「遊び」によって新たな神話を投げかけます。鴻池にとって「遊び」とは魂を呼びかえす技です。それは身体をしばる秩序からの解放であり、人間の肉体の奥底に眠っていた感覚を呼び覚ます術 (アート)です。そしてこの旅の主人公は、豊かな想像力を持った「インタートラベラー」という観客ひとりひとりなのです。今回、これまでの代表作はもちろんのこと、12面にも及ぶ新作の襖絵を初公開します。
ICC オープン・スペース 2009
[ アート ]

クワクボリョウタ
《プリペアード・ラジオ》
2006
撮影:木奥恵三
写真提供:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
【会期】2009年5月16日(土)-2010年2月28日(日)
【会場】NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
【参考サイト】
http://www.ntticc.or.jp/
オープン・スペースはICCのギャラリーの一部、図書室、ミニ・シアター、ラウンジなどの機能を総合した、年度を通じて公開される入場無料スペースです。より多くの人が先進的な芸術表現とコミュニケーション文化の可能性を感じられるような開かれた場となることを目指して開設されました。ここでは、メディア・アートをわかりやすく紹介する国内外の代表的な作品、先端的な研究開発の成果、ネットワーク技術を使用したプロジェクトなどの展示とともに、ICCの活動の歴史をさまざまな資料、映像記録などにより参照することができます。
参加アーティストは、クワクボリョウタ、浅野耕平、岩井俊雄、グレゴリー・バーサミアン、藤木淳、ラファエル・ロサノ=ヘメル、鳴川肇、ダブルネガティヴス・アーキテクチャー、など。(順不同)
また、2009年は地球の未来に向けたミッションとして,地球上のさまざまなデータをセンシングし可視化する「ミッションG:地球を知覚せよ!」などのテーマ展示エリアを新設し、アートとサイエンスを横断する作品やプロジェクトを紹介する試みも行ないます。
第5回企画展 山中俊治ディレクション 「骨」展
[ アート, 会期終了 ]

【会期】2009年5月29日(金)-8月30日(日)
【会場】21_21 DESIGN SIGHT
【参考サイト】
www.2121designsight.jp/
私たちの体を支える骨の一つひとつに数十億年にわたる生物の進化の歴史が潜んでいるように、「工業製品の骨格」にも込められた意味があります。それは素材の進化を物語り、ものをつくる道筋や、人の思考の骨組みがかたちになったもの。まさにデザインの”コツ(骨)”なのです。
この展覧会では、デザイナーとエンジニアの視点を持って活躍する山中俊治を展覧会ディレクターに迎え、洗練された構造を持つ生物の骨をふまえながら、工業製品の機能とかたちとの関係に改めて目を向けます。キーワードは「骨」と「骨格」。12組の作家による作品に触発されながら、「未来の骨格」を探っていきます。
出展作家:玉屋庄兵衛、ニック・ヴィーシー、エルネスト・ネト、湯沢英治、明和電機、THA/中村勇吾、MONGOOSE STUDIO、緒方壽人+五十嵐健夫、参、takram、前田幸太郎、慶応義塾大学 山中俊治研究室
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009
[ アート, 会期終了 ]

イリヤ&エミリア・カバコフ
「棚田」photo:ANZAΪ
(注:2000に制作 恒久設置作品)
【会期】2009年7月26日(日)-9月13日(日)
【会場】越後妻有地域
【参考サイト】
http://www.echigo-tsumari.jp/
第4回「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が、2009 年夏に開催されます。
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」とは、越後妻有地域(新潟県十日町市+津南町)の里山を舞台に3年に1度開催される世界最大の国際芸術祭で、2000年のスタート以来、2003年、2006年に開催されました。
この芸術祭では、集落や棚田、森のなかに新旧あわせて350点以上のアートが点在します。そこでは、協力を申し入れた集落を中心に、約80組のアーティストが作品を制作、展示しています。また、過去の芸術祭への参加以降、継続的に集落と関わり、交流を深めているアーティストも多く参加しています。期間中は、地域色と個性あふれる芸能を紹介するイベントも多数開催される予定です。
きらめくデザイナーたちの競演―DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展
[ アート, 会期終了 ]

亀倉雄策
「東京オリンピック」
1961年
【会期】2009年6月13日(土)-9月13日(日)
【会場】CCGA現代グラフィックアートセンター
【参考サイト】
http://www.dnp.co.jp/gallery/ccga/
財団法人DNP文化振興財団では、グラフィックデザイン・グラフィックアートの分野の作品を収集・保存・管理するアーカイブ事業を行なっています。本展は、その一環であるDNPグラフィックデザイン・アーカイブに寄贈いただいた作家69名、作品約5,600点の中から、厳選された124点をお披露目する展覧会です。
日本のグラフィックデザインの歴史のなかで生まれてきたポスターの名作の数々は、多くがライバルとして競演する同じジェネレーションのなかで生み出されてきました。そこで今回は、作家をふたりずつ組みあわせ、作品を対比する形で展示します。
奇想の王国 だまし絵展
[ アート, 会期終了 ]

ペレ・ボレル・デル・カソ
〔非難を逃れて〕
1874年
油彩・キャンヴァス
スペイン銀行(マドリード)
【会期】2009年6月13日(土)-8月16日(日)
【会場】Bunkamuraザ・ミュージアム
【参考サイト】
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_damashie/
「だまし絵」は、ヨーロッパにおいて古い伝統をもつ美術の系譜のひとつです。古来より芸術家は迫真的な描写力をもって、平面である絵画をいかに本物と見違うほどに描ききるかに取り組んできました。それは、そこにはないイリュージョンを描き出すことへの挑戦でもありましたが、奇抜さだけでなく、あるときは芸術家の深い思想を含み、またときには視覚の科学的研究成果が活かされるなど、実に多様な発展を遂げました。
この展覧会では、16、17世紀の古典的作品、ダリやマグリットら近現代の作家までの作品とあわせて、機知に富んだ日本の作例も紹介し、見る人の心を魅了してやまない「だまし絵」の世界を堪能できます。また、好評につき7/24〜8/16までは連日21:00まで開館しています。
スティーヴ・パクストン「Phantom Exhibition~背骨のためのマテリアル」
[ アート, 会期終了 ]

撮影:丸尾隆一(YCAM InterLab)
写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]
【会期】2009年5月24日(日)-8月31日(月)
【会場】山口情報芸術センター[YCAM]
【参考サイト】
http://phantomexhibition.ycam.jp/
YCAMでは、34年ぶりの来日を果たすアメリカ・ポスト・モダンダンスを代表するダンサー/振付家、スティーヴ・パクストンの新作映像インスタレーショ ンを中心に、作家によるデモンストレーション、専門家を招いたレクチャーなどによって、パクストンの身体における思想を総合的に紹介する展覧会を開催します。
現在のダンスシーンに多大な影響を与えるパクストンのメソッドと独自の表現を、映像インスタレーションで体感するとともに、さまざまなイベントによって読みとくこの展覧会を通じ、パクストンの活動を1960年代からの社会的、歴史的文脈から紹介するとともに、メディア表現によって発見される新たな身体と空間の現在形を考察します。
インターイメージとしての身体
[ アート, 会期終了 ]

newClear + アレッシオ・シルヴェストリン「skinslides」
撮影:丸尾隆一(YCAM InterLab)
写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]
【会期】2009年4月25日(土)-8月10日(月)
【会場】山口情報芸術センター[YCAM]
【参考サイト】
http://phantomexhibition.ycam.jp/
スティーヴ・パクストン展にあわせ、YCAMが取り組む〈アート + メディア + 身体表現〉のテーマを探求する、3組のアーティストの作品による企画展「インターイメージとしての身体」が開催されています。
メディア表現によって新たに発見され、作品のなかで積極的に表現される「自己の身体」と「イメージとしての身体」。回帰される二重の身体性=「インターイメージとしての身体」に注目しながら、今日的なメディアテクノロジーと身体の関係性や可能性について考えます。
開館5周年記念展 愛についての100の物語
[ アート, 会期終了 ]

ラファエル・ロサノ=ヘメル
《Pulse Room》2006
Photo: Antimodular Research and Alejandro Blázquez
©Rafael Lozano-Hemmer
【会期】
Zone1:2009年4月29日(水・祝)–2009年8月30日(日)
Zone2:2009年4月29日(水・祝)–2009年7月20日(月・祝)
【会場】金沢21世紀美術館
【参考サイト】
http://www.kanazawa21.jp
世紀の移行と価値の転換期、悲惨な戦争と混乱の渦中に2009年が訪れ、私たちを取り巻く環境の異変は容赦なく速度を増すばかりです。そして、私たちの心身は、傷つき、飢え、乾き、彷徨いながら、太古から変わらぬ生命活動を日々営んでいます。
人間にとって「愛」ほど不可思議なものはないでしょう。哲学者の谷川徹三は「愛に対立するのは、憎しみではなくて冷淡と無関心である」と述べています。私たちは「愛」を、自分たちの儚い生命の拠り所としてきました。そして今ほど、その「愛」が問われている時代もないのではないでしょうか。
開館5周年を迎える金沢21世紀美術館は、円形ガラス張りの透明性・水平性・多方向性が全展示室で稼働する開放系に、あらゆる既存の境界を超えて、人文、社会、自然科学の各分野の研究者や活動家、そして美術、音楽、文学、身体表現等、多様なジャンルの大勢の表現者たち43人を招き、「愛」をめぐって語り合う場を創出します。
展覧会「愛についての100の物語」にさまざまなかたちで立ち現れる表現は、いつでも誰かに受けとめられ、語られ、変貌することを待っています。物語とは、出会いの場で交わされる“オープン・ダイアローグ”(開かれた対話)そのものなのです。会期中、ライブやパフォーマンンスなど100以上のイベントが展開されます。美術館で絶え間なく生成する対話を通じて、無数の物語があふれ出すことでしょう。
出品作家
(ゾーン1)
粟津潔 / ビー・バンジー / チェルフィッチュ / チェン・ジエレン / 舟越桂 /イトー・ターリ / 姜尚中 / 木村太陽 / 岸本清子 / ラファエル・ロサノ=ヘメル / みかん電鉄 / 森村泰昌 / 村田仁 / 奥田扇久 / 坂田靖子 / 島袋道浩 / 塩田千春 / サラ・ジー / 詫間のり子 / 土橋とし子 / パトリック・トゥットフオコ / 牛嶋均 / 山本基 / 山下洋輔
(ゾーン2)
粟津美穂 / 浜田剛爾 / モナ・ハトゥム / 一柳慧 / 金沢不満合唱団 / アニッシュ・カプーア / 川上未映子 / 川崎和男 / アナ・メンディエータ / ステファン・ロイセ / 鈴木昭男 / 鈴木ヒラク / 谷川俊太郎 / 照屋勇賢 / 東郷健 / 山折哲雄 / 山崎つる子 / 横溝静 / 湯浅誠
アロイーズ展
[ アート, 会期終了 ]

シーザーの胸の上でさらわれたクレオパトラ / ステック氏所蔵 (スイス)
【会期】2009年5月16日(土)-8月16日(日)
【会場】ワタリウム美術館
【参考サイト】
http://www.watarium.co.jp
アロイーズは1886年にスイスで生まれ、ポツダムのサンスーシ宮殿でヴィルヘルム2世の王室付司祭の子どもたちの世話係の職などを務めた。31才で総合失調症となり、32才から78才でなくなるまでの46年間を病院で過ごし、自分の精神世界を追い求めて絵を描きつづけました。アロイーズの芸術性は、1947年、フランスの画家、ジャン・デュビュッフェ(1901-1985)により、見出されて世の人の知るところとなります。デュビュッフェは、このような美術の概念に束縛されない自由な表現を、アール・ブリュット(フランス語=生の芸術)と命名しました。
この展覧会では、アロイーズ研究の第一人者であり、アロイーズ財団の会長でもあるジャックリーヌ・ポレ=フォレル医師により厳選された、アロイーズ作品85点を展示します。10メートルを超えるものや、世界未公開作品も含めた、日本初の大規模な個展です。
アール・ブリュットへの関心が高まる日本において、その概念の原点に位置し、最も重要な作家として、ヨーロッパで高く評価されているアロイーズを広く見渡す事のできる機会となります。
ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開
[ アート, 会期終了 ]

杉戸洋 「おほしさま」 1992年、パネルに紙、アクリル絵具、顔料、182×242cm ©Hiroshi Sugito Courtesy: Tomio Koyama Gallery
【会期】2009年5月23日(土)-7月20日(月・祝)
【会場】原美術館
【参考サイト】
http://www.haramuseum.or.jp
美術評論家、松井みどり氏のキュレイションにより、90年代後半から00年代前半にかけて現われた若い世代のアーティスト14組のドローイング、絵画、映像による作品で構成する展覧会です。60年代末以降に生まれた彼らの活動には、断片を組み合わせて独自の世界観を表現し、時代遅れのものや凡庸なものに新たな用途や意味を与える「マイクロポップ」(松井みどり氏の造語)的表現が顕著にみられます。このような表現行為が、グローバル化がもたらす画一化のなかで個人がそれぞれの生きる意味を模索することを余儀無くされる現代の世界とどのように関係しているのでしょうか。
タイトルの「ウィンター・ガーデン」は「冬枯れの庭」とも「温室」とも訳すことができます。これが暗示するのは、不況や政治不安といった困難な世相のなかで、安価な素材やシンプルな方法を用いて日常に潜む特異な美を発見し、既成の組織を解体しながら新たなかたちをつくりあげる微生物の働きにも似た想像力の道筋をたどっていく作家たちの営みです。その一見つつましく、子どもの遊びにも似た表現のなかに、既成の「芸術」や文化のイメージから離れ、火や水との接触や連想や夢といった人間の身体や心のベーシックなはたらきに立ち戻ることで、現象世界における自らのありかたを認識する芸術の可能性が見出されるのではないでしょうか。
ネオテニー・ジャパン―高橋コレクション
[ アート, 会期終了 ]

奈良 美智《Candy Blue Night》
【会期】2009年5月20日(水)-7月15日(水)
【会場】上野の森美術館
【参考サイト】
http://www.neoteny.jp/
精神科医・高橋龍太郎氏は、日本屈指の現代美術のコレクターとして知られています。“作品と対面したときの感動”を重視し、国内外で活躍する多くのアーティストたちのデビュー当時の作品や代表作を数多く所蔵し、1000点以上におよぶそのコレクションは、1990年代以降の日本のアートシーンを語る上で欠かせないものです。
本展は、若手アーティストを積極的に支援してきた高橋コレクションのなかから選りすぐり、世界から注目を集める90年代以降の日本の現代美術の流れと動向をたどるものです。現代用語のひとつとして取りあげられるようになった「neoteny(幼形成熟の意)」をキーワードに、90年代以降の日本の現代美術にみられる特徴――幼さ、かわいい、子どものような、マンガ、アニメ、オタク、サブカルチャー、内向的、物語性、日常への視線、確かな技術と表現力など、日本の現実や若者の心象風景とリンクした世代のアーティストたちが生み出してきた新たな世界を、多角的に読み解きます。
村上隆や奈良美智など、国際的に活躍するアーティストから若手アーティストまで、出品作家は33人にのぼります。高橋コレクションをまとめて紹介する全国初の展覧会として、絵画、立体、映像、インスタレーションなど約90点の作品により、現在の日本の美術表現をかつてないボリュームで展観します。
ヤノベケンジ-ウルトラ展
[ アート, 会期終了 ]

『Ferris Wheel』2008-09年
【会期】2009年4月11日(土)-6月21日(日)
【会場】豊田市美術館
【参考サイト】
http://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2009/temporary/yanobe_ultra.html
巨大ロボット『ジャイアント・トらやん』が火を噴いた!
あの伝説的個展「キンダガルテン」から4年。美術作家ヤノベケンジ(1965-)による最大規模の最新作『ウルトラ―黒い太陽』が、いままさに誕生しようとしています。
それは、天地をつなぐもの?それとも、神様の落としもの?無数の突起物に覆われた巨大な球体のなかで、テスラコイル(人工稲妻発生装置)の凄烈な火花が歌って踊る――。宇宙の誕生、生命の起源を想起させ、アートもサイエンスも突抜けた創造のエネルギーが放出される瞬間を体感できる、まさに"超越的彫刻作品"。
本展覧会では、ヤノベケンジの世界を象徴する『サヴァイヴァル』、『赤い森』、『再生』に焦点を絞り、90年代から近年の主要な作品群、制作ドキュメントやドローイング、模型、そして「トらやんの大冒険」の絵本原画も加え、"未来の廃墟"を出発点として『ウルトラ―黒い太陽』へと至る軌跡の旅をご紹介します。過去と現在が入り交じり、ヤノベケンジのあらゆる美の核が融合して新たな未来を拓いていく未知なる光景が出現します。
万華鏡の視覚:ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションより
[ アート, 会期終了 ]

オラファー・エリアソン
《投影される君の歓迎》
2003年
赤と青のガラス、ワイヤーロープ、2個のモーター、
スポットライト、バラスト、三脚
サイズ可変、各ガラス直径75cm
撮影:渡邉 修
写真提供:森美術館
【会期】2009 年4月4日(土)-2009年7月5日(日)
【会場】森美術館
【参考サイト】
http://www.mori.art.museum/contents/kaleidoscopic/index.html
この展覧会は、森美術館と、優れた現代美術の所蔵で名高いティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクション(ウィーン、オーストリア)が協同して行なっています。
「現実」とは何か。私たちが生きている世界とはどこか。人間の存在と認識に関わるこの根源的な問いは、宗教や哲学、文芸、科学などを通して古今東西にわたって議論されてきました。しかしながら、日常の暮らしのなかで私たちは、組織のシステムや伝統的な慣習に従うことがあたりまえになり、ものごとを一面的かつ惰性的にとらえることが少なくありません。アーティストたちは、世界を独創的な視点で捉え、作品を通して新しい「現実」を提示しています。それに対面するとき、私たちの感覚は揺さぶられ、普遍的だと信じている「常識」は覆されます。
展覧会の中心となるのは、ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションの主力であるインスタレーション作品の数々で、ジャネット・カーディフ、オラファー・エリアソン、カールステン・フラー、マシュー・リッチー、スゥ・ドーホーなど、世界的に活躍し実績のあるアーティストの主要作品が一堂に会することとなります。彼らは光、色、音、言語、概念、コミュニケーションなどを通して、人間の知覚や認識の方法に関するさまざまな実験を行なっています。視覚のみならず、聴覚や触覚、空間把握能力など、人間のさまざまな感覚を刺激するこの展覧会の作品を通して、現代美術のもつ醍醐味を存分に体感するとともに、アーティストの視点を通して見た世界と「現実」の諸相に注目します。
多様で魅惑的な万華鏡のビジョンのように、決してひとつではない視点に気づくとき、世界が違って見えてくることでしょう。
やなぎみわ マイ・グランドマザーズ
[ アート, 会期終了 ]

<<YUKA>> 2000年 作家蔵 ©Yanagi Miwa
【会期】2009年3月7日(土) -5月10日(日)
【会場】東京都写真美術館
【参考サイト】
http://www.syabi.com/details/yanagi.html
やなぎみわは、京都市立芸術大学大学院美術研究科修了後、1993年に京都で初個展を開催し、以後、海外の展覧会にも参加。2004年、ドイツのグッゲンハイム美術館での個展を皮切りに、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて「少女地獄極楽老女」展、2005年には原美術館にて「無垢な老女と無慈愛な少女の信じられない物語」を開催するなど、寓話で語り継がれてきた女性像や、現代社会における個々人の問題意識に焦点を当てる作品を制作しつづけています。
この展覧会では、2000年に初発表し、国内外で高い評価を得た「My Grandmothers」シリーズより、新作を含んだ全27点を一挙公開。若い女性が思い描く50年後の自分の姿をつくり上げ撮影した作品の数々には、作家と被写体が対話を繰り返し、想像した将来の姿についてのテキストを付しています。
ニューヨーク、ヒューストンの個展などを経て、2009年にはヴェネチア・ビエンナーレ美術展への出品が決まったやなぎみわの最新作を、ぜひお楽しみください。
池田亮司 +/- [the infinite between 0 and 1]展
[ アート, 会期終了 ]
![池田亮司 +/- [the infinite between 0 and 1]展](/information/exinfo/img/090423_ikeda.jpg)
data.tron [3 SXGA+ version] (2007-09)
©2009 ryoji ikeda
Courtesy of Gallery Koyanagi
Photo: Ryuichi Maruo
【会期】2009年4月2日(木)-6月21日(日)
【会場】東京都現代美術館
【参考サイト】
http://www.ryojiikeda.mot-art-museum.jp/
日本の電子音楽分野の第一人者として、世界中から注目されている作曲家・アーティスト、池田亮司。絶えず人間の感覚能力とテクノロジーの臨界点に挑むような、洗練された彼の作品やパフォーマンスの数々は、いまや音楽だけでなく建築、映像、ダンスといった表現ジャンルを超えて、幅広く大きな影響を与えています。
私たちの知覚する世界を、サイン波やピクセルといった最小単位にまで突き詰められた「データ」としてとらえなおし、それらを再構成することで、まったく別の世界体験をつくりだすこと。それ自体は不可視である「データ」を、音と光の関係性によって記述することに、フィルムやビデオといった映像・音響作品を通して取りくんでいます。
この展覧会では、池田亮司の本格的個展として、大規模かつ精緻に構成された映像インスタレーションを中心に、新たな知覚領域を探求する彼の作品を展示します。
ヴィデオを待ちながら―映像、60年代から今日へ
[ アート, 会期終了 ]

ロバート・スミッソン《スパイラル・ジェッティ》1970年
Courtesy Electronic Arts Intermix (EAI), New York.
©Robert Smithson / VAGA, New York & SPDA, Tokyo, 2009
【会期】2009年3月31日(火)-6月7日(日)
※月曜日休館(ただし、5月4日は開館し、5月7日休館)
【会場】東京国立近代美術館
【参考サイト】
http://www.momat.go.jp/Honkan/waiting_for_video/
アメリカ、ヨーロッパ、日本のアーティストによる、60年代から今日までのフィルムとヴィデオ作品約50点を集めて紹介します。今日、どの現代美術展をのぞいても、映像作品を見かけないことはありません。しかし、この隆盛のよって来るところを知り、それらの作品を十全に理解するためには、実はそのスタート地点にあたる60〜70年代の映像作品の理解を欠かすことはできないのです。
この展覧会は、これらの作品をまとめて見る機会を、国内でほぼ初めて提供するものです。さらに、60〜70年代の知る人ぞ知る名作と、当時の可能性を今日に引き継ぐ現代の作品とが、ともに会場に並びます。両者のあいだにいくつもの共通点が浮かび上がってくるでしょう。それはとりもなおさず、現在の作家たちが、60〜70年代の映像作品のうちに、いまだ汲みつくされないたくさんの可能性を見ているということなのです。
アーティスト・ファイル2009―現代の作家たち
[ アート, 会期終了 ]
Peter BOGERS, The Unified Field, 2006, video installation
【会期】2009年3月4日(水)- 5月6日(水)
【会場】国立新美術館
【参考サイト】
http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/af2009.html
「アーティスト・ファイル」展は、国立新美術館の学芸スタッフが日頃のフィールドワークのなかで注目する作家たちを取りあげ、それぞれを個展形式で紹介する展覧会です。昨年の第1回展に引き続き開催する今回は、国内外で活動する幅広い世代の9名に参加を呼びかけました。それぞれの作家に独立した空間を提供し、ひとりひとりの作品をじっくりと鑑賞できる展示を実現しています。
絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションと表現はさまざまですが、独自の表現スタイルを獲得した作家たちが、いかに社会に向きあい、制作を続けているのか、多様な美術表現の可能性をご覧ください。
出品作家:ペーター・ボーゲルス、平川 滋子、石川 直樹、金田 実生、宮永 愛子、村井 進吾、大平 實、齋藤 芽生、津上 みゆき
ヤノベケンジ―絵本「トらやんの大冒険」原画展―
[ アート, 会期終了 ]

【会期】2009年3月7日(土)-3月29日(日)
【会場】豊田市美術館
【参考サイト】
http://www.museum.toyota.aichi.jp/
ある夜の森で小さな太陽を拾いあげた主人公「トらやん」は旅へと出かけ、やがてたくさんの仲間たちとともに、それを大きな太陽へと成長させていく・・・。
絵本『トらやんの大冒険』は、1997年にヤノベケンジが『アトムスーツ』を着てチェルノブイリを訪れ、その廃墟の保育園で見つけた“人形”と“太陽”の物語を10年の歳月をかけてまとめあげた作品です。この展覧会では、絵本の原画を中心に、近年の壮大なスケールで展開しているヤノベケンジのプロジェクトの数々を制作ドキュメント写真や映像とあわせて紹介します。
ヤノベケンジ プロフィール:
1965年大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1992年水戸芸術館にて個展「妄想砦のヤノベケンジ」を開催。1997年自作の放射線感知服『アトムスーツ』を着て原発事故後のチェルノブイリを訪問。2007年霧島アートの森にて個展「トらやんの世界」を開催。
【関連展覧会】
ヤノベケンジ-ウルトラ展
会期:2009年4月11日(土)-6月21日(日)
会場:豊田市美術館
フェスティバル/トーキョー09春
[ アート, 会期終了 ]

【会期】2009年2月26日(木)-3月29日(日)
【会場】東京芸術劇場 中ホール 小ホール1・2
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
にしすがも創造舎 ほか
【参考サイト】
http://festival-tokyo.jp/
東京都、財団法人東京都歴史文化財団およびフェスティバル/トーキョー実行委員会は、舞台芸術ならではの力やアーティストの豊かな想像力を助けに、強いコミュニケーションやリアルな体験の場を育み、東京から新しい文化の波を生みだすべく、新たな舞台芸術の祭典、フェスティバル/トーキョーを開催します。
記念すべき第1回目は、世界の最先端から日本のリアルを体現するものまで全19演目、約130公演がフェスティバルを彩ります。このうち約半数の9演目は新作、うちフェスティバルの製作・共同制作作品は6演目に上り、まさに東京から世界へ向けて、あらたなる創造と発信の大きな第一歩を踏みだすことになります。
このフェスティバルの開催を通じて、同世代のアーティストや、ここに参加するすべての方とともに、次の時代を切りひらく新しい価値の創造に着手し、国際都市トーキョーから世界に向けた創造と発信を推進していきます。
どろどろ、どろん 異界をめぐるアジアの現代美術
[ アート, 会期終了 ]

【会期】2009年3月14日(土)-5月10日(日)
【会場】広島市現代美術館
【参考サイト】
http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/
「どろどろ」や「どろん」という言葉は、お化けや妖怪が現れたり消えたりするさまを表してきた言葉です。
私たちは、恐ろしい風貌や不気味な姿で現れる生き物など、人間を超えた力や人間ではない存在を、さまざまな物語やイメージによって表してきました。そこには、自然災害や政治権力による抑圧などの不安に対して、鬼や妖怪といったキャラクターをつくりだし、それを語り描くことで、乗りこえようとする人々の思いが反映されているとも考えられています。このような想像上の不気味なものたちが存在する世界を、人知を超えた混沌とエネルギーがあふれる場所と捉え、この世と一線を画す数々の世界=「異界」が考えだされてきました。
現代になり、科学や技術の発達によって、かつては捉えきれないと思われた世界が次第に明らかにされてきましたが、いっぽうで環境破壊や政治経済をめぐる不安など私たちを取りまく世界には、いまだに解決することのできない問題が溢れています。この展覧会では、かつて異界や異界に住むものたちを表した人々の想像力と同じように、不安や未知の領域を表すことによって現代を投影する、日本をはじめとするアジアの現代美術に着目します。
出品作家:
会田 誠、八谷 和彦、加藤 泉、風間 サチコ、小山田 徹、ホセ・レガスピ、中原 浩大、西尾 康之、エコ・ヌグロホ、小谷 元彦、チウ・アンション、佐藤 允、高木 正勝、戸谷 成雄、アピチャッポン・ウィーラセタクン +歴史・民俗資料
インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学
[ アート, 会期終了 ]

さわひらき
『Going Places Sitting Down』
2004年
Still from DVD
©Hiraki Sawa, courtesy of Ota Fine Arts
【会期】2009年3月7日(土)-5月10日(日)
【会場】サントリーミュージアム[天保山]
【参考サイト】
http://www.suntory.jp/SMT/
インシデンタル(incidental)とは、「偶発的な」、「とるに足らない」などの意味を持ちます。日常生活のなかで私たちを取りまく物事は刻一刻と変化しています。その変化や偶発性をうつろいゆく美として捉えることで、普段の何気ない事柄が新たな美意識として甦ります。
この展覧会では、「インシデンタル」という言葉をキーワードに、国内外で活躍する現代アーティスト17名の作品を通して、現代の新しい美意識を探り、私たちの日常的な感覚のなかに潜む新たな価値観や感覚を呼び起こします。
また、この展覧会は、サントリーミュージアム[天保山]が、初めて本格的な現代アート展に取りくむ試みでもあります。より多くの方に、上質で優れた現代美術作品に触れていただくことはもちろん、難解だと思われがちな現代アートをわかりやすく、楽しく鑑賞できる「現代アート入門」となるよう、作品解説シートやギャラリートークなどさまざまなツールも充実させ作品を紹介していきます。
出品作家(予定):
フランシス・アリス、トーマス・デマンド、東恩納 裕一、アニッシュ・カプーア、木村 友紀、ウドムサック・クリサナミス、宮島 達男、トニー・アウスラー、エリザベス・ペイトン、ミシェル・ロブナー、佐伯 洋江、榊原 澄人、さわひらき、田中 功起、ウォルフガング・ティルマンス、横井 七菜、横溝 静
複々製に進路をとれ 粟津潔60年の軌跡
[ アート, 会期終了 ]

『ユートピアズ&ヴィジョンズ』
粟津 潔
1971年
ポスター、オフセット
川崎市市民ミュージアム所蔵
【会期】2009年1月24日(土)-3月29日(日)
【会場】川崎市市民ミュージアム
【参考サイト】
http://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition1.html
粟津潔(1929~)は、グラフィックデザインの分野を開拓した先駆者のひとりで、同時に、ペインティング、映像、環境デザインという領域においても幅広く活躍する芸術家です。そのジャンルを横断した稀有な活動は、戦後日本の芸術界に計り知れない影響力を及ぼしました。
川崎市市民ミュージアム開館20周年を記念するこの展覧会では、1960年代末から当時の芸術界に広まった「複々製に進路をとれ」という、粟津自身もみずからの活動を説明するのに頻繁に使っていた言葉に着目し、粟津作品における「複製」と芸術における「複製」という問題を掘りさげ、粟津の60年間の活動と作品を再評価するとともに、複製芸術についていま一度見直そうという展覧会です。
粟津が芸術活動を始めた1940年代末から2000年までを、とりわけ1970年代の作品に力点を置きながら、ジャンルを横断した活動を反映して、ポスター、版画、漫画、写真、映像、ペインティング、ブックデザインなどを網羅的に紹介します。
椿昇 2004-2009: GOLD/WHITE/BLACK
[ アート, 会期終了 ]

椿 昇
『mushroom』
2009
©the artist
【会期】2009年2月17日(火)-3月29日(日)
【会場】京都国立近代美術館
【参考サイト】
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2008/371.html
京都に拠点を置き、1980年代初頭から現在まで美術と社会との関係を問いなおす衝撃的な作品を発表し、日本の現代美術を代表するひとりとして世界的な注目を集めている美術家・椿昇(つばき・のぼる:1953年生)の最新作を紹介する展覧会です。
スタンレー・キューブリックの映画『博士の異常な愛情―あるいは私は如何にして心配することを止めて水爆を愛するようになったか』(1964年)へのオマージュである雲を描いた美しい絵画で始まるこの展覧会は、世界各地の鉱山跡地を取材した写真、異文化における犠牲祭の記録映像、パレスチナを封じこめる壁を解体しオフィスとして再利用する提案へと続きます。
椿が提案するのは、過激なほど率直な対話を通じてしか、他者や異文化を理解することはできないこと、そしてこの過激な対話なしには、私たちの明日の平和は築き得ないというメッセージです。この展覧会は私たちに、「美術は社会を変えていく力を持ち得るのかもしれない」という希望を与えてくれるでしょう。
第1回 恵比寿映像祭 オルタナティヴ・ヴィジョンズ ~映像体験の新次元~
[ アート, 会期終了 ]

『DAYLY PSYCHIC TV/ EMPEROR’S DEAD』
宇川 直宏
2003年
【会期】2009年2月20日(金)-3月1日(日)
【会場】東京都写真美術館
【参考サイト】
http://www.yebizo.com/
恵比寿映像祭は、年に一度10日間にわたり東京都写真美術館全館を使って、展示、上映、ライヴ・イベント、講演、トーク・セッションなどを複合的に行なうことを通じて、映像分野における創造活動の活性化と、優れた映像表現やメディアの発展を未来へといかに継承していくかという課題について、あらためて問いなおし、対話を重ね、広く共有する場となることを目指します。
第1回目となる今回の総合テーマは「オルタナティヴ・ヴィジョンズ」。現代の都市生活には、さまざまな発信、受信方法をとって「映像」が入りこんでいます。テレビに象徴されるマス・メディアが大量消費を牽引してきた一時代を経て、ネットワーク型のメディアが生活の隅々にまで入りこみ、知らず知らずのうちに人々の知覚や行動に作用しています。私たちの視野はメディアの力を借りて無限に拡張していますが、同時に視覚体験の豊かさが増したとは必ずしもいえません。
すべてが簡便なサービスとして提供され得る時代、それに飽きたらない人々が求めるのは、与えられたものとは違うオルタナティヴな価値です。この時代の文化支援に必要な実践の形は、マスにむけて同じサービスを普及することでも、ジャンルの壁をいたずらに取りはらうことでもなく、個々人がそれぞれに求めるオルタナティヴな価値が、ともに育ち交歓する場を醸成することにあるのではないでしょうか。
ひとつではない問いと答えを探していく手がかりは、目の前ばかりにあるとは限りません。過去をひもとき、あり得たはずの未来を思い描くことや、共有できるはずのない他者の視点から見える世界を許容すること。人間性の光と闇を見据えつつ、見えるものと同時に見えないものの奥行きを識ること。さまざまな選択肢を試し、見えているものを疑いながら、それぞれにオルタナティヴな映像を探し求めていきます。
ジム・ランビー:アンノウン プレジャーズ
[ アート, 会期終了 ]

原美術館での展示風景
©Jim Lambie、原美術館
【会期】2008年12月13日(土)-2009年05月10日(日)
※好評につき会期延長
【会場】原美術館
【参考サイト】
http://www.haramuseum.or.jp/
スコットランド代表としてヴェネチア ビエンナーレに出品し(2003年)、イギリス現代美術界において最も権威あるターナー賞にノミネートされるなど(2005年)、近年目を見張る活躍をつづけるジム・ランビー。この展覧会では、彼の代名詞ともいえるサイケデリックな床面のインスタレーションに、身近な品々をドラマチックに変化させた彫刻を加え、原美術館の独特の空間と共演/協演/競演しています。出品作品の多くは、本邦初公開です。
ランビーの創造する空間にひとたび足を踏みいれると、私たちの眼は床の幾何学模様に“応答”しはじめます。一定のリズムで振動し伸縮しているかのような、めまいさえ覚える錯視的な空間内で、いつしかそこが美術館であることを忘れ、意識の内奥で際限なく広がる時空間へと変化していきます。それはバンド活動やDJを続け、音楽に浸って暮らすランビーの「音楽をかけると、いろんな境界がなくなっていくように感じられるよね」という感覚とも重なるでしょう。知覚のメカニズムによって私たちの行動や精神のしばりが一時消滅し、いきいきとした生に変わる――そんなライブ感が、ランビーがたどり着いた境地といえそうです。
ツェ・スーメイ
[ アート, 会期終了 ]

『エコー』
2003年
Courtesy Peter Blum Gallery, New York
【会期】2009年2月7日(土)-5月10日(日)
【会場】水戸芸術館現代美術ギャラリー
【参考サイト】
http://www.arttowermito.or.jp/art/
ルクセンブルグ出身の新進気鋭作家ツェ・スーメイ(Tse Su-Mei、1973年生れ)の日本初の個展です。
彼女は2003年のベニスビエンナーレでルクセンブルグ館に金獅子賞をもたらして以来、世界各地の個展や企画展に招待されている、いま最も注目すべきアーティストです。イギリス人ピアニストの母と中国人バイオリニストの父の間に生まれ、自身もチェロ奏者でもあるスーメイは、音楽や音、東西文化やアイデンティティをテーマとした作品をつくっています。
この展覧会では、こうした真摯なテーマを知的なユーモアを交えてスマートに表現した、ビデオインスタレーション、彫刻、写真などにより構成されます。
チャロー!インディア:インド美術の新時代
[ アート, 会期終了 ]

『その皮膚は己の言語ではない言葉を語る』
バールティ・ケール
2006年
©Bartholomew/Netphotograph.com
【会期】2008年11月22日(土)-2009年3月15日(日)
【会場】森美術館
【参考サイト】
http://www.mori.art.museum/contents/india/
“チャロー”はヒンディー語で“行こう”を表す言葉です。チャロー!インディア(行こうよ!インドへ)を合言葉に、インド現代美術の新たな創造性と活力に出合う旅へ出かけてみませんか。この展覧会は、インド各地を拠点に活躍する27組のアーティストによる絵画、彫刻、写真、インスタレーションなど、さまざまな作品を通して、国際的に大きな注目を集めるインド現代美術の「いま」の姿を浮き彫りにする展覧会です。
アジアの大国インドは1947年の独立後、欧米から移入された近代的な美術と独自の文化に基づいた表現の探求が続けられてきました。この60年間で、徐々に政治的・社会的な批判を体現した新しいタイプの作品も生まれてくるようになり、90年代以降は急速な経済発展とグローバル化、さらには都市化や変容する現代のライフスタイルを反映した作品が登場しはじめました。現在では美術の市場拡大もあいまって、活発なアートシーンがインドの国内外に展開されています。
この展覧会では、建築家や知識人を巻きこんだ社会学的なプロジェクトや、IT大国ならではの先端技術を駆使した体験型作品など、100点以上の作品が登場します。インド現代社会が抱えるさまざまな矛盾、彼らの抱く夢や希望、未来へ向かうエネルギーと向きあい、その実像と新たな魅力に迫ります。
炎の画家タナカカツキの生涯~わだはガッポになる
[ アート, 会期終了 ]

『ヴァーチャル・ドラッグ アルトヴィジョン』より
【会期】2008年12月19日(金)-2009年2月1日(日)
【会場】CALM & PUNK GALLERY
【参考サイト】
http://www.calmandpunk.com/home/2008/10/
exhibition_200812192009_21.html
私たちは、花や昆虫など自然界に存在するシンメトリーやグラデーション、模様や質感を美しいと思います。美術はその美しさを抽出することからはじまりました。そして現在、科学技術の進歩は表現の幅を広げ、新しい芸術を生みだしました。特に近年のめまぐるしい技術の発展は、タナカカツキの制作意欲をますます掻きたてることとなります。
幼少の頃、自然界に美しさを憶えたタナカカツキは、今回の制作を通し「自分は何を美しいと思っているのか」と自問に対峙し、一種の風景画を制作。難しいことを考えず、自然と接するような感覚で楽しめるこれらの作品は、私たちの心にダイレクトに感動を与えます。
この展覧会では、100号のキャンバスに描く緻密な風景画や、81,000枚もの静止画の連続を8時間かけて再生する作品など、マンガや映像など多様な表現で人々を魅了するタナカカツキのアイデアあふれる展覧会となっています。
タナカカツキ プロフィール:
1966年大阪生まれ。マンガ家。劇団主宰、放送作家などを経験し、94年フルCGアニメ『カエルマン』制作を機に映像作家となる。著書はマンガ『バカドリル』『オッス!トン子ちゃん』など。森美術館「六本木 クロッシング:日本美術の新しい展望2004」、文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」に出展するなど幅広く活動する。
氾濫するイメージ-反芸術以後の印刷メディアと美術 1960’s‐1970’s
[ アート, 会期終了 ]

赤瀬川 原平
『現代野次馬考』 原画
1969年
【会期】2008年11月15日(土)-2009年1月25日(日)
【会場】うらわ美術館
【参考サイト】
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
1960年代の前衛美術は、現代音楽や舞踏、デザインなど、ほかのジャンルを横断するように越境し、いわゆる「反芸術」と名づけられました。続く70年代は、素材そのものをそのまま提示する「もの派」や、言語や記号を用いた観念的表現である「コンセプチュアル・アート」などを中心に語られることが多いといえます。それらの表現は総じて禁欲的で、視覚的なイメージの豊かさからは程遠いものでした。絵画にとって冬の時代であり、「絵画」は即物的な「平面作品」へと素っ気なくその名称を変えたのです。絵画はアート・シーンの前線から後退を余儀なくされ、絵画的イメージが持つ構想力や想像力が喪失したかのような時代でもありました。
しかし、時代と切り結び、それを映しだすビジュアルなイメージは、衰退したわけでも無くなったわけでもありませんでした。例えば、横尾忠則の貼るたびに盗まれたという一連の演劇ポスターや、週刊プレイボーイで連載された『うろつき夜太』(柴田錬三郎著)をはじめとした数々のイラストレーションや本の装丁など。あるいは社会的な事件にもなった赤瀬川原平の『模型千円札』や、それに続いて「朝日ジャーナル」の回収という事態を引き起こした『櫻画報』等々。それらはアングラ演劇や舞踏、さらに安保闘争や学園紛争などの時代状況を濃密に内包しながら、多様なイメージがさまざまなメディアを通して、あたかも氾濫するかのように盛んに展開されたのです。
この展覧会では、1960年代から70年代にかけてのそのようなビジュアル・イメージを、上述のふたりを含め、粟津潔、中村宏、木村恒久、タイガー立石、つげ義春、宇野亜喜良のポスターや書籍(装丁)、原画など、多種多様な作品や資料を通して紹介します。
ライト・[イン]サイト:拡張する光、変容する知覚
[ アート, 会期終了 ]
![ライト・[イン]サイト:拡張する光、変容する知覚](/information/exinfo/img/090108_light.jpg)
インゴ・ギュンター
『サンキュウ―インストゥルメント』
1995年
広島市現代美術館
撮影:大島 邦夫
【会期】2008年12月6日(土)-2009年2月28日(土)
【会場】NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
【参考サイト】
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Light_InSight/
光は、私たちの日常、身体や知覚のあり方に大きく関わるだけでなく、この世界のさまざまな事物の存在や形態を可能にしている根源的なメディウムといえます。地球上の生命や環境は、太陽光に依存することで生態系を形成・維持しており、人間にとって光は、生存のみならず精神的な指標として、宗教、科学、哲学的な意味を与えられてきました。とりわけルネサンス以降の光学の発達は、カメラ・オブスクーラを介した遠近法の確立を皮切りに、光学装置や視覚のシステム、そして、新たな芸術表現を生みだしました。続く啓蒙の時代において、光が知識および世界の可視化へ向かう隠喩とされたことも忘れることができません。
そのような状況のなか、私たちは光のもつ潜在性を、未来に向けていかに発動させることができるのでしょうか。この展覧会では、拡張しつづける光技術によってもたらされる私たちの知覚と身体認識の変容を、概念、現象、プロセス的に独自のヴィジョンとともに体験させる実験的な作品やプロジェクトを紹介します。
既存の視覚システムを参照しながらもそれを批評的に突き崩していく作品、光を通した逸脱的な知覚へと開いていく作品、光をかつてない方法で可視化する作品…。いずれも観客の知覚や思考とともに生じるダイナミックな体験そのものが「作品」として浮上します。観客自らが光を介して「見ること、視覚、観察(sight)」の意味を問い直し、それによって新たな「洞察(insight)」を獲得していく契機となるでしょう。
出品作家:
エイリアン・プロダクションズ、ヨーゼフ・ボイス、エヴェリーナ・ドムニチ&ドミートリー・ゲルファンド、ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・ザニ、藤本 由紀夫、インゴ・ギュンター、ベングト・ショーレン&アーダーム・ショムライ=フィシェル with ウスマン・ハック、ヨッヘン・ヘンドリックス、ミシャ・クバル、アンソニー・マッコール、ナムジュン・パイク、高谷 史郎
未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2008
文化庁芸術家在外研修の成果
[ アート, 会期終了 ]

『見晴らし台のスフィンクス』
舟越 桂 2008年
Photo:今井 智己
【会期】2008年12月13日(土)-2009年1月26日(月)
【会場】国立新美術館
【参考サイト】
http://www.nact.jp/exhibition_special/2008/domani/
文化庁では、将来の日本の芸術界を支える芸術家を支援するため、若手芸術家を海外に派遣し、その専門とする分野において研修の機会を提供する「芸術家在外研修(新進芸術家海外研修制度)」を昭和42年から実施しています。「DOMANI(ドマーニ)・明日展」は、平成9年度よりこの制度の成果発表として開催しており、本年度より会場を国立新美術館に移して開催します。
今回は、近年に派遣された研修生を中心に15名の作家を紹介。作家はこれまでの「DOMANI・明日展」に出品されたことのない初出品の作家ばかりで、特定のジャンルからでなく、美術のさまざまな分野から選ばれました。その作品は今日の美術状況を反映し、表現領域が多岐にわたっています。会場を15のスペースに区分し、そこで各々の作家がみずからの世界を展開。この展覧会を通して、美術界の明日を担う作家たちの多彩な表現に親しんでください。
出品作家:
中井 貞次(染織)、田中 信太郎(彫刻)、原 直久(写真)、石井 勢津子(ホログラフィー)、舟越 桂(彫刻)、山本 富章(絵画)、ヒグマ春夫(映像)、馬場 磨貴(写真)、小林 浩(絵画)、開発好明(現代美術)、駒形 克哉(絵画)、伴戸 玲伊子(日本画)、山本 晶(絵画)、小山 利枝子(絵画)、菱山 裕子(立体)
observers 平川紀道展
[ アート, 会期終了 ]

島根県立石見美術館作品のようす
【会期】2008年11月8日(土)-2009年1月5日(月)
【会場】島根県立石見美術館
【参考サイト】
http://observers.counteraktiv.com/
『GLOBAL BEARING』で、第8回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞を受賞した平川紀道は、おもにコンピュータを媒体として、普遍的でありながら日常生活では気づかない事柄について、見る者に直感的に気づかせる作品を制作しています。
今回の石見美術館の展示では新作3点を紹介。コンピュータの有用性をあえて無視したこれらの作品は、それぞれが対になるような構成となっています。展示室では、コンピュータなどの機器だけでなく、作品を見る者の脳、眼球、鼓膜を含むさまざまな観測装置が「現時間」における「現象」を観測しつづける、といった状況がつくりだされます。それは、作品を体験する私たちが「世界」を再認識するひとつのきっかけとなるかもしれません。
展示作品:
『standard observation/標準観測』
『instances/インスタンス』
『a circular structune for the internal observer/内部観測者のための円環構造』
吉岡徳仁ディレクション「セカンド・ネイチャー」
[ アート, 会期終了 ]

『ヴィーナス-結晶の椅子』
吉岡 徳仁
Photo by Masaya Yoshimura
【会期】2008年10月17日(金)-2009年1月18日(日)
【会場】21_21 DESIGN SIGHT
【参考サイト】
http://www.2121designsight.jp/schedule/second_nature/outline.html
「セカンド・ネイチャー」展のディレクターを務めるデザイナー・吉岡徳仁は、これまでテクノロジーの可能性を踏まえながらも、自身のデザイン表現において自然界に存在するさまざまな原理を取りいれる試みを行なってきました。それらは、単に視覚的に自然を彷彿とさせたり、原理の表層を模倣したりするというものではなく、テクノロジーや自らのアイデアを糧に、新たな自然のかたち、すなわち“第二の自然”をつくりだす行為といえます。
この展覧会では、こうした考えかたのもと、吉岡徳仁を含めた国内外8組のクリエイターの作品を展示するとともに、空間全体を包む雲のようなインスタレーションによる実験的な提案を行ない、人の想像をはるかに超え、不思議な強さを秘めた自然そのものに改めて目を向けながら、デザインの未来を考えます。
出展作家:
安部 典子(アーティスト)、東 信(フラワーアーティスト)、カンパナ・ブラザーズ(デザイナー)、片桐 飛鳥(写真家)、ロス・ラブグローブ(デザイナー)、森山 開次(ダンサー/振付家)×串田 壮士(映像作家)、中川 幸夫(いけ花作家)、吉岡 徳仁(デザイナー)
第7回ヒロシマ賞受賞記念 蔡國強展
[ アート, 会期終了 ]

『黒い花火:広島のためのプロジェクト』
2008年10月25日
photograph:Seiji Toyonaga
【会期】2008年10月25日(土)-2009年1月12日(月・祝)
【会場】広島市現代美術館
【参考サイト】
http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/main/special_exhidition.html
ヒロシマ賞は、平和を希求する「ヒロシマの心」を、現代美術を通して広く世界へアピールするために、広島市が1989年から3年に一度、美術創作活動により人類の平和に貢献した作家に授与しています。広島市現代美術館では、その第7回目の受賞者となった中国の現代美術作家、蔡國強(ツァイ・グオチャン)の展覧会を開催します。
火薬を使用した壮大なプロジェクトで知られる蔡國強は、中国の伝統文化や思想に根ざした独自の宇宙観に基づきながら、人類の歴史や文明に対して鋭い眼差しを向けた数多くの作品を制作してきました。再生した広島への祝賀と鎮魂を願って、1994年に広島の地で行なわれた野外プロジェクトは、多くの市民の心に残るとともに、作家のその後の活動にも大きな影響を与えています。また、20世紀を「キノコ雲のある世紀」として表現する蔡の創作活動は、「ヒロシマの心」を世界へと伝えることを目指したヒロシマ賞の趣旨に相当すると高く評価されました。
この展覧会では、蔡國強のこれまでの活動のなかから、戦争と破壊を主要なテーマとした作品に焦点を当てるとともに、自然の破壊と再生をモチーフとした火薬による新作ドローイング、さらに巨大な廃船を用いた新作インスタレーションの展示と、屋外花火プロジェクトによって、戦争と平和、破壊と再生について問いかけます。
日常の喜び
[ アート, 会期終了 ]

『ハッピー・フォレスト!』 2008
藤 浩志
「日常の喜び」水戸芸術館現代美術ギャラリーでの展示風景
撮影:阿野太一
写真提供:水戸芸術館現代美術センター
【会期】2008年10月25日(土)-2009年1月18日(日)
【会場】水戸芸術館現代美術ギャラリー
【参考サイト】
http://www.arttowermito.or.jp/art/modules/tinyd0/index.php?id=4
「日常の喜び」は、「日常」というテーマをさまざまな角度から扱った作品を紹介する、国内外14組の作家によるグループ展です。
淺井裕介がマスキング・テープや土を素材に描く拡張する壁画。ガイ・ベンナーが家族と演じる日常が舞台のウィットとユーモアに富んだ映像。森田浩彰の水戸市内で撮りおろした「時計」映像。大巻伸嗣の来場者の足跡で変容をつづけるインスタレーション。宮島達男の赤色LEDによる生命の表現。岩崎貴宏の日用品から展開する繊細なミニチュア世界。KOSUGE1-16のスポーツを取りいれた参加型作品。日比野克彦の楽しいグラフィック作品。神谷哲史の超人的な折り紙作品。梅佳代の心なごませる“決定的瞬間”スナップ。アトリエ・ワンの本棚と閲覧空間が融合した『マンガ・ポッド』。西尾美也の家族の関係性を時の推移とともに写真と服で表現した作品。藤浩志のいらなくなったおもちゃを素材としたインスタレーション。マルコ・ボーアの茨城県大子町での写真を介して生まれた新作・・・。
この展覧会では、作家たちの独特の視点が捉えた日常という概念や状況を表現した、これらの作品を通して、当然となっている日常、見慣れた生活風景を改めて見つめ直し、いまの生活をふり返ることへと誘います。
ミニマムインターフェース
[ アート, 会期終了 ]

写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]
photo:Ryuichi Maruo
【会期】2008年11月1日(土)-2009年2月8日(日)
【会場】山口情報芸術センター[YCAM]
【参考サイト】
http://minimum.ycam.jp/
一般的に、コンピュータとユーザーとのやり取りをつなぐ機器・装置をさす「インターフェース」。たとえば、コンピュータのキーボードは、ペンで書く行為を代理し、コンピュータと思考をつなぎますが、別の見方をすれば、「書く」という行為を通じて、体の新たな可能性を広げているともいえるでしょう。インターフェースとは、もともと「境界」や「境面」を意味しますが、インターフェースが存在することで、別の世界やシステムどうしが隣接してつながり合い、普段意識しない身体のイメージや新しい身体感が浮上します。
この展覧会では、メディアテクノロジーと身体性とをつなぐユニークなインターフェースの作品を、日本初紹介の新鋭アーティストを含めて紹介し、アートやデザインのなかに組みこまれているインターフェースの多様性に注目します。
出品作家:
久保田 晃弘、セルジ・ジョルダ+マルティン・カルテンブルネル+ギュンター・ガイガー+マルコス・アロンソ、LEADING EDGE DESIGN、ザカリー・リーバーマン+テオドア・ワトソン、ダーン・ローズガールデ、SHINCHIKA、クリス・サグリュ、高尾 俊介
YUDA ART PROJECT
[ アート, 会期終了 ]

『Array』(新作)
United Visual Artists
photo:James Medcraft
【会期】2008年11月21日(金)-12月27日(土)
【会場】湯田温泉地区各所
【参考サイト】
http://yudaart.ycam.jp
山口情報芸術センター[YCAM]開館5周年を記念して開催される「YUDA ART PROJECT」は、国内外で活躍する3組のアーティストが、山口市・湯田温泉の街を多彩なメディアアート作品で彩るパプリックアートプロジェクトです。
表現のメディアは“街そのもの”。観光客や市民でにぎわう温泉街で、人の動きに合わせてLEDが美しく変化する作品、湯田の街を散策しながら観客自らが作品を完成していくもの、足湯を舞台にした作品など、光とインタラクションをテーマにしたさまざまなメディアアートを気軽に楽しめます。街の各所に現れる多彩なアートを体験し、新しい湯田温泉に出合ってください。
出展アーティスト:
ユナイテッド・ビジュアル・アーティスツ(United Visual Artists) [イギリス]
exonemo(エキソニモ) [日本]
SHINCHIKA(シンチカ) [日本]
ともに生きる -欲望・矛盾・創造- ~都市 自然 人 食 メディア~
[ アート, 会期終了 ]

『ヌードルボーイ』
間島 領一
1995年
【会期】2008年10月23日(木)-12月7日(日)
【会場】川崎市市民ミュージアム
【参考サイト】
http://www.kawasaki-museum.jp/
「都市」「自然」「人」「食」「メディア」という5つのキーワードは、わたしたちの生活から切りはなすことができません。この展覧会では、これらの事柄に対して人間はどのように関わりながら共存していくべきか問いかけます。
展示は、下記5組の現代作家の作品に、川崎市市民ミュージアムが20年におよび収集した作品を加えて紹介します。5つのキーワードと人間が共に生きるという問いかけには、その状況や場によってさまざまな答えが生まれるのではないかと思います。この展覧会が作品を通じてこうした問いかけの場となり、改めて日常を振り返るきっかけとなることを願っています。
招聘作品:
【都市】パラモデル 『パラモデリック・グラフィティ』
【自然】淀川テクニック 『ゴミニュケイション』
【食】間島 領一 『ヌードルボーイ』
【人】中山 ダイスケ 『DELICATE Friends-Ⅱ』
【メディア】原 倫太郎 『以心伝心』
金沢アートプラットホーム2008
[ アート, 会期終了 ]

KOSUGE1-16
『AC - 21』
2008年
金沢21世紀美術館蔵
©KOSUGE1-16
【会期】2008年10月4日(土)-12月7日(日)
【会場】金沢市内14カ所
【参考サイト】
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/k_plat/index.php
「金沢アートプラットホーム2008」は、金沢21世紀美術館が金沢の街を舞台に行なう、プロジェクト型の展覧会です。
近年、多くのアーティストが美術館という中立的なアートスペースを飛びだして、社会と直接的に関わる活動を多様に展開しています。どのような活動を通して社会に影響を与えることができるのか、どうすれば見えない未来に向かって新しい提案を行なうことができるか―アーティストは、このような問いを抱え、生きた社会を実践の場として捉えながら、アートの可能性を探っています。
「金沢アートプラットホーム2008」は、社会と自覚的に関係を持ちながら活動している19組のアーティストたちと継続的にプロジェクトを行なうことによって、金沢の街に暮らす人々とアーティストが協同する場を生みだしていこうというものです。ひとりひとりが身近な場所で、アーティストと一緒に活動することで、自らの可能性を信じ豊かな生活をつくりあげていくことが、「金沢アートプラットホーム2008」の目標です。
5番チューブ開発計画 ELECTRICAL BEHAVIOR 電気な振る舞い
[ アート, 会期終了 ]

【会期】2008年10月4日(土)-12月24日(水)
【会場】せんだいメディアテーク
【参考サイト】
http://www.smt.city.sendai.jp/tube5/active/index.html
メディアテークの建築は、ハニカムスラブ、チューブ、ダブルスキンの3つの要素によって構成されています。鉄パイプを円筒上に組んだ中空の構造によって建物全体を支えつつ、管として各階を繋ぐ役割も果たしているのがチューブです。全部で13本あり、南西から北東に向かって順番に番号が振られています。南東角の大きな階段のあるチューブが5番チューブです。
メディアテークはここを拠点に「5番チューブ再開発計画」と題したプロジェクトを展開しています。さまざまな活動や情報をより大きな可能性につなげていく「管」として、階段とその周辺を活かした新しい使いかた、楽しみかたができるよう、来場された方といっしょに考えていきます。
今年度は、「気配の音」をテーマとし、メディアテーク各階の人や情報の活性をイメージさせる音響表現を紹介します。第2回目は、電化製品などを改造した独自のサウンドオブジェクトによるライブパフォーマンスや展示などで活躍する梅田哲也が、扇風機を利用したオブジェをいくつもチューブ内に設置します。オブジェはそれぞれ自律的に振る舞いながら音を奏で、空間の「気配」を醸成していきます。
日本の新進作家展 vol.7 オン・ユア・ボディ
[ アート, 会期終了 ]

志賀 理江子
千愛子『CANARY』より
2007年
発色現像方式印画
作家蔵
【会期】2008年10月18日(土)-12月7日(日)
【会場】東京都写真美術館
【参考サイト】
http://www.syabi.com
“身体”にまつわる問題は、仮想的空間が強まる現代にあって、逆にますます現代人を捉えてはなさないテーマです。東京都写真美術館では、そうした現代写真・映像・美術の最先端をさまざまな角度から検証している新進作家たちに焦点をあてた、日本の新進作家展vol.7「オン・ユア・ボディ」を開催します。
出品アーティストは'07年度コニカミノルタフォト・プレミオ特別賞を受賞した朝海陽子、数々の賞を受賞し、'07年よりニューヨークに拠点を構え、活発な制作活動を展開する澤田知子、写真とホログラフィで独自のスタイルを確立した塩﨑由美子、第33回木村伊兵衛写真賞を受賞した志賀理江子、写真作品にとどまらず映像作品にも挑む高橋ジュンコ、コンセプチュアルな作品で定評のある横溝静という面々です。彼女たちによって浮かび上がる日本の「いま」を感じてください。
美しい 青い風が― I Love Art 9 ワタリウム美術館コレクション
[ アート, 会期終了 ]

ジュリアン・シュナーベル
『オオカミ』
1988年
【会期】2008年9月5日(金)-12月7日(日)
【会場】ワタリウム美術館
【参考サイト】
http://www.watarium.co.jp/exhibition/0809Iloveart9/0809ILoveArt9.html
ワタリウム美術館のコレクションより、未公開作品を中心に108点を展示します。近年、映画監督として注目を集めているジュリアン・シュナーベル(1951- アメリカ)の1988年の作品、現代音楽家ジョン・ケージ(1912-1992 アメリカ)のドローイング、日本の現代美術をリードした銅板画家、駒井哲郎(1920-1976 日本)の作品のほか、10年以上看板で覆われていたキース・ヘリングの壁画をこの展覧会のために公開。作品に加え、作家との出会い、その作品が生まれた経緯、知られることのなかったエピソードなど、それぞれの「コレクション物語」も知ることができます。
また、ヨーゼフ・ボイスの代表的なパフォーマンス作品8本に加え、現代音楽家ジョン・ケージのポエムリーディング、2006年に亡くなったナム・ジュン・パイクを追悼するライブ・パフォーマンスなど、ワタリウム美術館の映像アーカイブの作品を、大きなプロジェクター画面で上映します。
ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力
[ アート, 会期終了 ]

マレッペ 『無題』
2001年 写真49×72cm
Photo: Marepe Courtesy: Galeria Luisa Strina
【会期】10月22日(水)-2009年1月12日(月・祝)
【会場】東京都現代美術館
【参考サイト】
http://www.neo-tro.com/
ブラジル。サンバとサッカーが盛んな国。巨大なアマゾン、バイオ燃料の開発など、エネルギー問題やエコロジーなど未来に向けて大きな役割を担う国。多くの移民を受けいれ、ハイブリッド文化を生みだしている国。このユニークな国は、いまもっとも熱い視線を集めています。
魅力的なのは、ブラジルの表現が、豊かな色彩やしなやかで有機的な形に溢れ、「生きることの喜び」を伝えていることです。カーニバルやサンバ、音楽で知られるように、ブラジルの文化は、ストリートの人々の生が、即興でそのままリズムや形になったかのように見えます。
「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展では、このブラジルの創造力を27組のアーティストとクリエイターの作品を通じて紹介します。ブラジルでは60年代に欧米文化から脱し、独自の文化の創造を目指し「熱帯に住む者の文化のオリジナリティ」をうたった、トロピカリアという芸術運動が興りました。21世紀のトロピカリア-ブラジル移民100周年となる「日本ブラジル交流年」を記念して開催されるこの展覧会は、遠くて近いパートナー・日本へむけた、ブラジルからの「元気をもたらす贈り物」となることでしょう。
メディアラボ第2期展示 「魔法かもしれない」
[ アート, 会期終了 ]

『フェアリーファインダー03コロボックルのテーブル』 (2006)
【会期】2008年9月6日(土)-2009年1月6日(火)
【会場】日本科学未来館
【参考サイト】
http://www.miraikan.jst.go.jp/
日本科学未来館の常設展示「メディアラボ」は、年3回程度の展示更新を行ないながら先端情報技術やそれらを利用した表現の可能性を紹介していく展示空間です。
「魔法かもしれない」と題した第2期展示では、メディア・アーティストの八谷和彦が「視覚」をテーマに発表してきた作品群を展示します。これらの作品は、身近な技術をもちいて、存在はするものの私たちには見えない世界を表現するものです。それは、見る者に魔法のような驚きを与えると同時に、新たな疑問や好奇心を抱かせます。
展示作品:
『見ることは信じること』(1996)
『フェアリーファインダー03コロボックルのテーブル』(2006)
『フェアリーファインダー04人魚の窓』(2007)
『フェアリーファインダー05フェザードフレンド』(2008)
dualpoints
[ アート, 会期終了 ]

Takagi Masakatsu
『Tidal』
2007
【会期】9月13日(土)-10月13日(月・祝)
【会場】京都芸術センター ギャラリー北・南
【参考サイト】
http://www.kac.or.jp/exhibition/dualpoints.html
人の生活を一変させたメディアテクノロジーの発展と普及は、芸術の領域に対しても等しく大きな影響を与えました。そして今日においても、メディアテクノロジーを内包することで成立する作品は、技術的な革新とともに発展し、表現の可能性を拡大しつづけています。
この展覧会では、そうしたメディアテクノロジーを用い、とくに映像と音響を軸に表現を行なっている2組のアーティスト、高木正勝とsoftpadの作品を紹介します。音響・映像ユニットのsoftpadは、ギャラリー北に現実空間と映像空間とが交差するインタラクティブな空間をつくりだします。いっぽう、映像作家であり音楽家でもある高木正勝は、ギャラリー南において、近年制作した映像作品をプロジェクションし新たな作品空間を提示します。
ともに映像と音響を組みあわせて作品空間をつくりだす両者の表現は、どこが重なり、どこが異なるのでしょうか。両者の描くdual points―二重の点、ふたつの点、対となる点―を通して、メディアテクノロジーを用いた表現の現在形を、そしてその表現の可能性を感じてください。
サイトウ・マコト展:SCENE [0]
[ アート, 会期終了 ]

サイトウ・マコト
『切り取られた顔』
2007
アクリル、オイルインク/カンヴァス 60x60cm
©Makoto Saito
【会期】2008年8月2日(土)-11月3日(月・祝)
【会場】金沢21世紀美術館
【参考サイト】
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/saitou/
1980~90年代、斬新な表現によってグラフィック・デザインの常識を破り、時代を塗りかえてきたサイトウ・マコト。
この展覧会では、サイトウが表現行為として新たに取りくんでいる絵画作品約50点をはじめて公開します。幼少から親しみ、自身にとって特別な意味をもつ映画から一瞬のショットを切りとり、デジタルという現代のフィルターを通じて大胆に解体するなど、サイトウがこれまで一貫して培ってきた現代への鋭い視点を絵画表現に反映しています。
作品のなかの人物像は、いずれも体温を感じさせない冷ややかな空気に包まれています。温かさやナチュラルさといった癒しを安易に求める昨今の風潮に挑むかのように、温度のないゼロ地点―SCENE [0]―からうごめきだす不穏な世界。独自のモチーフとテクスチャーにより創出されるサイトウの絵画空間は、時代の新しい感触をとらえ、現代に生きるわたしたち自身の姿を容赦なく映しだします。
横浜トリエンナーレ2008
[ アート, 会期終了 ]

中谷 芙二子 『霧の森』 1992年
昭和記念公園子供の森(装置設計:北川 原温+ILCD) 立川市
写真:Shigeo Ogawa
【会期】2008年9月13日(土)-11月30日(日)
【会場】新港ピア、日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)、赤レンガ倉庫1号館ほか
【参考サイト】
http://yokohamatriennale.jp/2008/
2001年にはじまった現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ」の第3回展。総合ディレクターの水沢勉が掲げるTIME CREVASSE(タイムクレヴァス)というテーマにもとづき、世界各国の60~70名の作家による多様な作品(映像、インスタレーション、写真、絵画、彫刻など)を展示します。
新作を中心とした世界最先端の現代美術の紹介をするいっぽう、開催地・開催場所の魅力や個性をいかした作品(サイトスペシフィック・ワーク)も数多く、横浜の街を取りこんだ大規模な「現代アートの祭典」となります。
会期中は、シンポジウムをはじめ、作家と参加者との対話が広がるワークショップやギャラリー・トークなどの交流イベントも多様に行なわれます。
ICCキッズ・プログラム2008 「君の身体を変換してみよ」展
[ アート, 会期終了 ]

佐藤 雅彦+桐山 孝司
『計算の庭』 2007年
撮影:木奥 恵三
【会期】2008年7月12日(土)-8月31日(日)
【会場】NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
【参考サイト】
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Kidsprogram2008/index_j.html
ICCで夏休みに開催されるICCキッズ・プログラムは、展覧会、ワークショップ、シアタープログラムなど、子供から大人まで楽しめる総合的なプログラムです。今年は、作品監修に佐藤雅彦氏(東京藝術大学大学院 映像研究科 教授)と桐山孝司氏(同大学 准教授)による、人間にそなわっている生得的な感覚や志向性をテーマにした展覧会です。
人間は、視覚、触覚、聴覚などのさまざまな感覚がセンシングした情報を無意識に再構成し理解しています。この展覧会では、現代のテクノロジーを使って、身体感覚の新しい統合やズレを引きだす実験装置ともいえる作品を紹介します。
展示作品:
『伸びる腕』 ユーフラテス
『翔べ!小さな自分』 齋藤達也+井高久美子(共に佐藤雅彦研究室)
『21世紀如意棒』 勝目祐一郎(佐藤雅彦研究室)、佐藤雅彦
『点にんげん 線にんげん』 安本匡佑(桐山孝司研究室)+石川将也(トピックス)、佐藤雅彦
『ミクロ職人修行』 ユーフラテス
『計算の庭』 佐藤雅彦+桐山孝司
KITTY EX. (キティ・エックス) ハローキティとアート ファッションの幸福なコラボレーション展
[ アート, 会期終了 ]

【会期】2008年7月18日(金)-9月23日(火・祝)
【会場】島根県立石見美術館
【参考サイト】
http://kittyex.com/
1974年に生まれたハローキティと、国内外のさまざまな分野で活躍するアーティストやファッションブランドとのコラボレーション展「KITTY EX.(キティ・エックス)」。ハローキティをモチーフに、クリエイターがそれぞれのキティを表現した作品が一堂に展示されます。キティ・エックスで、あなただけのハローキティを見つけてください。
参加アーティスト(一部):伊藤桂司、エドツワキ、GROOVISIONS、ART DESIGN(佐藤可士和+谷田一郎)、タイクーングラフィックス、高木正勝、立花ハジメ、タナカカツキ、タナカノリユキ、手塚治虫、八谷和彦+ペットワークス、服部一成、日比野克彦、ヒロ杉山
液晶絵画 STILL/MOTION
[ アート, 会期終了 ]

森村 泰昌
『フェルメール研究(振り向く絵画)』 2008年
国立国際美術館蔵
©Morimura Yasumasa
【会期】2008年8月23日(土)-10月13日(月・祝)
【会場】東京都写真美術館 2階・地下1階展示室
【参考サイト】
http://www.syabi.com
ビデオの技術は視覚文化に大きな影響を与えてきました。1960年代に登場したビデオ・アートもそのひとつです。ナム・ジュン・パイクをはじめとするビデオ・アーティストたちは、映画とはまったく異なった映像の可能性に注目し、ビデオならではのさまざまな実験的作品を試みてきました。
そして近年、液晶ディスプレイをはじめとする映像環境は飛躍的な技術的発展をとげ、以前では考えられなかったような高精細の画面を実現しています。この展覧会では、そうした状況を背景に、映像表現の新たな可能性を切り開きつつある、日本、中国、欧米の作家14名の作品を紹介します。
共通する特色は、映像表現のなかに絵画的な世界の効果を生かしているというところです。時間軸が絵画に介在し、映像に絵画と同質の空間が現れるような、時間芸術と空間芸術が相互に融合したような、不思議な世界を体験することができます。
「動き出す色の世界“Dance with Colors!”」展
[ アート, 会期終了 ]

武藤 努 『オプティカル・トーン』
【会期】2008年4月12日(土)-8月31日(日)
【会場】SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
【参考サイト】
http://www.skipcity.jp/vm/event/exhibition/index.html
コンピュータ、LED(発光ダイオード)、ディスプレイ技術の発展によって、私たちは、スイッチひとつで無数の選択肢のなかから自在に「色」を選びだすことができるようになりました。
「色」は、光、モノ、視覚の関係によって生まれますが、これまでの色彩構成のテクニックは、「動かない」モノの「色」(顔料や染料)を中心に発展してきました。光を自在にコントロールできるようなったいまでは、「動く色」をどう見せるのか、という新しい問題に遭遇しています。
この展覧会で、次世代の「色」をリードする体験型アートや、色彩先進企業によるインテリア雑貨などを一堂に集め、魅力的な「動く色」の世界をお楽しみください。
メディアラボ第1期展示 「表現する研究者たち」
[ アート, 会期終了 ]

サッカード・ディスプレイ
©Hideyuki Ando, Taro Maeda, Junji Watanabe
【会期】2008年4月24日(木)-8月31日(日)
【会場】日本科学未来館
【参考サイト】
http://www.miraikan.jst.go.jp/
日本科学未来館では、新しく開設された展示空間「メディアラボ」のオープニング展示として、「表現する研究者たち」を公開しています。ここで紹介するのは、情報技術やメカトロニクス技術、素材技術などを取りいれたデバイスアートとよばれる作品群です。
アートとテクノロジーとサイエンスの融合から生まれ、従来のアートの枠ぐみに挑戦するデバイスアートの世界を体験してください。
展示作品
『サッカード・ディスプレイ』 安藤 英由樹・前田 太郎・渡邊 淳司
『RobotPHONE』 稲見 昌彦
『Floating Eye』 岩田 洋夫
『3D Display Cube』 ジェームス・クラー
『ヴォモーダ』 クワクボリョウタ
『モルフォタワー』 児玉 幸子
『ノック!ミュージック プログラム』 土佐 信道
『空を見るための望遠鏡 』 八谷 和彦
ジュリアン・オピー
[ アート, 会期終了 ]

View of Mount Fuji with daisies from route 300.2007
©Julian Opie,SCAI THE BATHHOUSE and Lisson Gallery
【会期】2008年7月19日(土)-10月5日(日)
【会場】水戸芸術館現代美術ギャラリー+広場
【参考サイト】
http://www.arttowermito.or.jp/
英国の現代美術作家、ジュリアン・オピーは、絵画と立体、アートとデザイン、商品とアート、日常と美の関係といった、現代美術の主要な問題に対して実験的な表現を行なっていますが、日本ではおもに、1990年代後半から制作されている記号的な表現のポートレートで知られています。また、オピーは、浮世絵版画のコレクターでもあり、近年は浮世絵の構図や色彩感覚を、コンピューターやLEDといった現代の表現ツールで、オピー独特の表現へと昇華させた作品を制作しています。
この展覧会では、浮世絵に着想をえた作品を含む、約70点の近年の作品を網羅することで、オピーの全貌を紹介します。
モバイルアート
[ アート, 会期終了 ]

© Tony Sze / Hong Kong
【会期】2008年5月31日(土)-7月4日(金)※予約制
【会場】国立代々木競技場 オリンピックプラザ 特設会場
【参考サイト】
http://www.chanel-mobileart.com/
モバイルアートは、2年をかけて世界の7都市を巡回する、壮大なアート・プロジェクトです。2008年2月にスタートした香港を皮切りに、第二の開催地、東京へ上陸しました。
シャネルのもっとも象徴的なクリエイションのひとつであるキルティングバックをテーマに、20組の国際的な現代アーティストが参加して行なわれるこのコンテンポラリー・アート展では、観客は、建築家ザハ・ハディドが設計した未来的な特設移動式パビリオンを“サウンド・ウォーク”という音響システムに導かれながら体験します。
参加アーティスト:ブルー・ノージズ/ダニエル・ビュレン/デヴィッド・レヴィンソール/ファブリス・イベール/レアンドロ・エルリッヒ/イ・ブル/ロリス・チェッキーニ/マイケウ・リン/荒木経惟/ピエール&ジル/ソフィ・カル/田尾創樹/スティーブン・ショア/スボード・グプタ/シルヴィ・フルーリ/束芋/ヴィム・デルヴォワイエ/楊福東/オノ・ヨーコ/Y.Z.カミ/ステファン・クラスニャンスキ
「オノ・ヨーコ 入口」展
[ アート, 会期終了 ]

《入口》
Yoko in Rio De Janeiro in the mirrored corridor part of the "En Trance" piece at Art For Children exhibition 2007. Photo: Evandro Salles ©Yoko Ono
【会期】2008年4月26日(土)-7月6日(日)
【会場】十和田市現代美術館
【参考サイト】
http://www.city.towada.lg.jp/artstowada/exhibition/index.html
青森県十和田市が推進するアートによるまちづくりプロジェクト「Arts Towada」の中核施設として、2008年4月26日に十和田市現代美術館が開館しました。開館を記念して、「オノ・ヨーコ 入口」展を開催し、全10点の作品を展示します。
十和田市現代美術館のためにコミッション・ワークを制作するアーティストのひとりであるオノ・ヨーコは、戦後日本のアート界においてもっとも重要な作家のひとりであり、国際的にも高い評価を受けています。その活動は従来の価値観にとらわれることなく、アート、音楽、パフォーマンス、映像と多岐にわたっています。オノは観客が能動的に参加することで成立する作品を多く制作していると同時に、作品が展示される場所やその意味を考察した作品を発表し、人々に深い感銘を与え続けています。
村田 朋泰展-夢がしゃがんでいる-
[ アート, 会期終了 ]

《藍の路》 2006年
【会期】2008年4月12日(土)-5月25日(日)
【会場】平塚市美術館
【参考サイト】
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/jigyo/2008/2008201.htm
村田朋泰(むらたともやす:1974生)は、東京藝術大学の在学中に制作した立体アニメーション「睡蓮の人」で文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞、その後も数々のアニメーションフェスティバルで受賞を果たしています。近年ではMr.Childrenのプロモーションビデオで多くの人に知られるいっぽう、立体アニメーションのみならず独特な意匠を取りこんだ空間芸術を展開しています。
この展覧会のテーマは「夢の観光地 三ノ函半島一泊ツアー」。
村田は、「三ノ函半島」「百色旅館」「ピンクのドロドロ」「さむらいイカ」「100名所」といった、仮想の世界を表現するために、アニメーションのみならず、立体作品、キャラクター、家具その他、あらゆるものを取りこみ、村田独特の哀愁やノスタルジー、ロマンチシズム、倦怠感、喪失感、空気や匂いといった実際の現実空間に流れる形のないものを作品化しています。
液晶絵画 Still/Motion
[ アート, 会期終了 ]

森村泰昌 《フェルメール研究(振り向く絵画)》 2008年
65インチ液晶ディスプレイ、HD/HD 65インチ液晶ディスプレイ(縦型) 4分12秒168.5×106.5cm 撮影・編集:岸本康 衣装:CENTER EAST(ナカヒガシユウコ) 描画:小池勝行 制作協力:夫馬朗、大村邦男、吉田恵子 作家蔵
©Morimura Yasumasa, courtesy of MEM
【会期】2008年4月29日(火・祝)-6月15日(日)
【会場】国立国際美術館
【参考サイト】
http://www.nmao.go.jp/japanese/still_motion/index.html
ビデオの技術は、視覚文化に大きな影響を与えてきました。1960年代に登場したビデオ・アートもそのひとつです。当初のビデオ・アートにはブラウン管のモニターが、1980年代以降には壁面に映像を投影するプロジェクターが用いられ、さらに近年では平面ディスプレー装置による作品が登場してきました。
この展覧会では、そうした技術的な革新とも密接に関係しながら展開してきたビデオ・アートがいま新たに開きつつある一頁を、プロジェクターに加えて大画面の液晶ディスプレーによる作品によって紹介します。
参加アーティスト:森村泰昌、やなぎみわ、千住博、鷹野隆大、小島千雪、ブライアン・イーノ、ジュリアン・オピー、サム・ティラー=ウッド、イヴ・サスマン、ヤン・フードン、チウ・アンション、ドミニク・レイマン、ミロスワフ・パウカ、ビル・ヴィオラ
MAMプロジェクト007:サスキア・オルドウォーバース
[ アート, 会期終了 ]

《キロワット・ダイナスティー》 2000年
ビデオ 6分
ナレーター:ジャン・リー Courtesy: Maureen Paley, London
【会期】2008年4月25日(金)-7月13日(日)
【会場】森美術館ギャラリー2
【参考サイト】
http://www.mori.art.museum/
森美術館が、これから活躍する若手アーティストを応援する、MAMプロジェクト。今回は、ロンドンを拠点に活躍するオランダ人作家のサスキア・オルドウォーバース(1971生)です。
オルドウォーバースは非常に込みいったミニチュア・セットを制作し、それを撮影することで透明感のある不思議な質感を持つ映像をつくりだします。美しくも寂しい無人の映像世界は、心地よく魔術のように語りかけるナレーションとともに観る人の心のなかへ、記憶へと入りこんでいきます。悲劇的でとても奇妙な物語は、実際に報道されたニュースなどがイメージソースになっているため、誰にでも起こりえると思わせる現実味をもち、観客は共謀者として物語に取りこまれていきます。
制作には平均して1、2年を要するため、これまでに発表された作品は9点のみ。この展覧会ではそのなかから日本初公開となる代表的な2作品を上映します。
原美術館コレクション展-メディアアートを中心に-
[ アート, 会期終了 ]

ピョートル コワルスキー
《マニピュレーター No.4》1969年
【会期】2008年4月1日(火) ~7月6日(日)
【会場】ハラ ミュージアム アーク
【参考サイト】
http://www.haramuseum.or.jp
現代の人間の生活はメディアと切りはなせません。美術においても、ビデオやコンピューターに代表されるようなメディア関連技術を使った作品が多く見られます。この展覧会では、約1,000点を数える原美術館コレクションのなかから、メディアアートを中心に紹介します。
森弘治のビデオ映像による作品や、ピョートル・コワルスキーの発光体を用いた作品など、機械技術やメディアについてのイメージをくつがえし、新しい美術をみる楽しさと、その可能性を教えてくれるさまざまな表現に出会えます。
また、原美術館での個展(2006年)で好評を博した束芋のビデオインスタレーション「真夜中の海」を、ハラ ミュージアム アークの空間に合わせた新しいアレンジで公開します。
杉本貴志展 / 水の茶室・鉄の茶室
[ アート, エンターテインメント, 会期終了 ]

水の茶室
Nacasa&Partners Inc.
【会期】2008年4月5日(土)~5月31日(土)
【会場】ギャラリー ・ 間
【参考サイト】
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex080405/index.htm
商業空間のデザイナーとしてだけではなく、CIディレクター、フード・ビジネスの経営者、大学教授…、と多様な活動を展開しながら常に第一線を走りつづけている杉本貴志。大胆な素材づかいが冴えわたる杉本のデザインは、その空間での人と人、人とモノ、モノとモノとのコミュニケーションを喚起するような感性への刺激に満ちています。
この展覧会では、「水」と「鉄」を素材とした、ふたつの茶室を展示。日本文化の象徴ともいえる茶室を、「デザイン=コミュニケーション」と考える杉本が、既成概念を超えた幻想的な空間として創出します。素材が主張するのではなく、空間そのものの存在が感性に訴えかける展示は、デザインの本質を問いなおす場となるでしょう。
XXI c. ―21世紀人
[ アート, 会期終了 ]

関口光太郎
展示作品の制作プロセスより
Photo : Masaya Yoshimura
/Nacása & Partners Inc.
【会期】2008年3月30日(日)-7月6日(日)
【会場】21_21 DESIGN SIGHT
【主催】21_21 DESIGN SIGHT、財団法人 三宅一生デザイン文化財団
【参考サイト】
http://www.2121designsight.jp/
21_21 DESIGN SIGHTのオープン1周年の節目となる第3回企画展のテーマは「21世紀人」です。かつて未来と呼ばれた21世紀という時代と人に焦点をあて、たくさんの問題とともに暮らすわたしたちの「これから」をつくっていくための手がかりを探ります。
ディレクターの三宅一生が、いまのわたしたちが感じている疑問や不安を根本から問い、独自の表現で創造に取りくんでいる国内外の作家とともに構成する展覧会です。
《参加作家》
関口光太郎、鈴木康広、ベン・ウィルソン、nendo、デュイ・セイド、三宅一生、ISSEY MIYAKE Creative Room(予定、順不同)
《特別出展作家》
イサム・ノグチ、ティム・ホーキンソン、ロン・アラッド(予定、順不同)
厚い色:タイラーグラフィックス・アーカイブコレクション展Vol.17
[ アート, 会期終了 ]

【会期】2008年3月1日(土)-6月15日(日)
【会場】CCGA現代グラフィックアートセンター
【主催】DNP大日本印刷/CCGA現代グラフィックアートセンター
【参考サイト】
http://www.dnp.co.jp/gallery/ccga/index.html
スクリーンプリント(シルクスクリーン)は、独特の明快で滑らかな色面を得られること、インクや色彩そのものの力強さをダイレクトに伝えられること、写真製版を用いて既成のイメージを引用できることなどから、現代美術の作家たちにもっとも好まれる版画技法のひとつです。本展はCCGA所蔵のタイラーグラフィックス・アーカイブコレクションから、エルズワース・ケリー、ロイ・リキテンスタイン、ジェームズ・ローゼンクイストらの手による、スクリーンプリントやステンシルに代表される孔版画作品を展示し、その魅力にせまります。
宮島達男|Art in You
[ アート, 会期終了 ]

HOTO
2008
Courtesy of Shiraishi Contemporary Art Inc. and Lisson Gallery
Photo by Kenji Ohtani
【会期】2008年2月16日(土)-5月11日(日)
【会場】水戸芸術館現代美術ギャラリー
【参考サイト】
http://artinyou.jp/
http://arttowermito.or.jp/
発光ダイオードのカウンターを使った作品で国際的に評価の高い現代美術家、宮島達男は、この10年来「アート作品は、何かと出会い、何かに気づき、何かに感動するための装置に過ぎず、アート的体験や感動は、人間ひとりひとりの想像力の中にある」とする美術概念「Art in You」を提唱し、活動の根幹としています。
首都圏ではおよそ8年振りに開催される大型個展となる本展では、宮島が北海道、奈良、広島、沖縄の日本国内4個所で開催したワークショップキャラバンを通じて制作した、宮島初の写真作品「Counter Skin」、そして6色の発光ダイオードとカウンターヴォイドによる高さ5.5メートルの巨大立体作品「HOTO」などの新作を中心に、この「Art in You」のメッセージが展開されます。
1999年にベニス・ビエンナーレの日本館で発表した「Mega Death」に代表されるように、宮島はこれまで「死」を表象することによって「生」を喚起する作品を制作してきました。ニューヨークの同時多発テロや未だ終息をみないイラク戦争の目撃を経て開催される本展は、平和への希望や幸福に生きることへの願いを込めた作品を通じて、「生命」への想像力を触発する宮島の新たな挑戦への第一歩となります。
池田亮司 新作インスタレーション展「datamatics」
[ アート, 会期終了 ]

data.tron
©Ryoji Ikeda
【会期】2008年3月1日(土)-5月25日(日)
【会場】山口情報芸術センター スタジオA、B
【参考サイト】
http://datamatics.ycam.jp//
山口情報芸術センター(YCAM)では、池田亮司による新作のインスタレーション展「datamatics」(データマティクス)を開催します。池田亮司は、コンピュータによる先端的音楽表現で世界を牽引する第一人者として知られ、またアーティストグループ、ダムタイプのメンバーとして活躍。さらにウィリアム・フォーサイス、伊東豊雄、杉本博司など、第一線のアーティストたちとの多彩なコラボレーションによる活動も展開しています。今回は、YCAMでの2 度にわたる滞在により制作した新作インスタレーションを含む3作品を1カ所で同時公開する、池田亮司の世界初の個展となります。
ログズギャラリー「DRIVES, 2007.11.30 - 12.17」
[ アート, 会期終了 ]

「ガソリンミュージック&クルージング in 山口」より
photo.Atsushi Tanabe
【会期】2008年1月27日(日) -2月25日(月)
【会場】山口情報芸術センター BIT THINGS
【参考サイト】
http://www.ycam.jp/
山口情報芸術センターでは、浜地靖彦と中瀬由央によるアートユニット、ログスギャラリーのインスタレーション作品展「DRIVES, 2007-11.30-12.17」を行ないます。
これは2007年冬に行われたログズギャラリーによるドライブ作品『ガソリンミュージック&クルージング in 山口』において収録した記録(映像、音、移動の軌跡を集積するGPSデータ)を使って制作されたインスタレーション作品です。ここでは、メディアテクノロジーによるパフォーマンス/アートの視点から山口の身近なドライブコースを提案します。
※1月27日(日)17:00~ オープニングイベント特別上映『DELAY』
今回の展示作品の中から映像作品『DELAY』を500インチスクリーンで爆音上映します。(山口情報芸術センター スタジオA 入場無料)
川俣正 〔通路〕
[ アート, 会期終了 ]

《椅子の回廊》サルペトリエール病院サン・ルイ協会、パリ(1997)
photo © www.leovanderkleij.com
【会期】2008年2月9日(土)-4月13日(日)
【会場】東京都現代美術館 企画展示室1F+B2F
【主催】財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
【参考サイト】
http://www.kawamata.mot-art-museum.jp/
川俣正は、現代のアートを語るうえで欠かせない「参加型」、「領域横断」、「ワーク・イン・プログレス」などの考えかたを、30年も前から実践してきた第一人者です。「川俣正 〔通路〕」は、これまでの川俣正の仕事を振りかえり、かつ今後の展望を紹介する展覧会です。
川俣正の新しいプロジェクトとして実施されるのは、美術館を「通路」にすること。「通路」は、場所と場所との中間領域や敷居、そして迂回路でもあり、また接触領域(コンタクトゾーン)でもあります。美術館をこのような「通路」としてみなすことで、川俣正はどのように美術館の空間や機能を変容させるのでしょうか。
「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」展
[ アート, 会期終了 ]
畠山直哉
《ブラスト #5707》
1998年
38 x 57 cm
Cプリント
Courtesy: L.A. Galerie-Lothar Albrecht, Frankfurt
【会期】2008年2月2日(土)-4月6日(日)
【会場】森美術館
【主催】森美術館
【参考サイト】
www.mori.art.museum/
ウォーホル、リキテンスタイン、バスキア、リヒター、グルスキー、荒木経惟、森村泰昌、杉本博司、宮本隆司、畠山直哉…。「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」展はアメリカ、ヨーロッパからアジアまで、世界有数のアーティスト60人による約140作品に囲まれ、見て、感じて、想像するためのワークスペース。美術館と企業コレクションの新しいバートナーシップ、アート&ライフの提案です。
スイスに拠点を置き、国際的に現代美術のサポートをする世界有数の金融機関UBS。その現代美術コレクションは、1950年代以降のアメリカ、ヨーロッパの絵画と1990年代以降のヨーロッパを中心とした写真作品を中核に、よりグローバルに拡大しつつあります。今回の「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」展では、1000点以上におよぶコレクションのなかから「1.ポートレイトから身体へ」、「2.造られた世界」、「3.ランドスケープから宇宙へ」という3つのテーマで作品を選び、それぞれの作品やアーティストのアイディアが世界とどのように繋がっているかを紹介します。
「建築の記憶 ―写真と建築の近現代―」展
[ アート, 会期終了 ]

杉本博司 「Church of the Light」 1997年
(安藤忠雄設計による「光の教会」を撮影)
Obayashi Collection
(C)Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
【会期】2008年1月26日(土)-3月31日(月)
【会場】東京都庭園美術館
【主催】財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
【参考サイト】
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/architect/index.html
建てられた地から動かすことのできない建築は、実際にそこを訪れないかぎり見ることはできません。さまざまな理由により形を変えられてしまったり、時代の変化とともに失われてしまうこともあります。写真の表現によって建築は多くの人々に共有され、歴史の中で普遍化されていきます。また建築家自身も気づかなかった建築の新たな魅力を写真が引き出すこともあります。
「建築の記憶」展では、記録として撮影された明治期の建築写真から、建築の魅力を独自の表現で切り取った現代の写真までの約400点を7章構成で展示。竣工写真のみならず、構想段階である建築の模型を撮影した写真なども展示し、建築家の構想から現実化へのプロセスも紹介します。
近現代の日本の建築を、同時代の写真家たちがどのようにとらえたかを辿りながら、建築史と写真史の変遷と接点を概観する試みです。これまで語られることのなかった建築と写真の関係を見据える視点を提示し、写真をとおして、それぞれの時代の建築に対する人々のイメージを検証する展覧会です。
TWS青山:クリエーター・イン・レジデンス成果発表展覧会
ジェームス・リンチ展
ジェローム・フォルタン展
[ アート, 会期終了 ]
ジェームス・リンチ
《The Drunken Soldier and Other Melodies》 2007 静止画像
【会期】2007年12月22日(土)-2008年1月27日(日)
【会場】トーキョーワンダーサイト渋谷
【主催】財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
【参考サイト】
http://www.tokyo-ws.org/shibuya/index.html
TWS青山:クリエーター・イン・レジデンスは滞在制作を行う2名のアーティストの成果発表展覧会をTWS渋谷で開催します。今回は、若手オーストラリア人アーティストのジェームス・リンチとカナダ人アーティスト、ジェローム・フォルタン。
ジェームス・リンチの代表作は、作家自身が登場したという夢を人々から集め、アニメーション化した作品のシリーズです。今回は、作家の父親が経験した第二次世界大戦の記憶をもとにしたアニメーション作品を発表します。
ごくありふれたものを集め、組み合わせるという手法で制作を行なっているジェローム・フォルタンは、ジョン・ケージの音楽《龍安寺》からのインスピレーションをもとに、新進作曲家 渡邉裕紀子と、ドイツ出身のアコーディオン奏者 デニス・パトコビッチとの交流から生まれた、音楽を交えた新作インスタレーションを発表する予定です。
21_21DESIGN SIGHT+パートナー企業 「200∞年 目玉商品」展
[ アート, エンターテインメント, 会期終了 ]
アートディレクション : 日比野克彦
デザイン : 西田英一
【会期】2008 年1 月26 日(土)-2008 年3 月16 日(日)
【会場】21_21 DESIGN SIGHT
【主催】21_21 DESIGN SIGHT、三宅一生デザイン文化財団
【参考サイト】
http://www.2121designsight.jp
視る、見る、観る、診る……みるちから。デザインにはものごとを見極める力、優れた目が欠かせません。
「200∞年 目玉商品」展では、21_21 DESIGN SIGHT のコンセプトであり、名称の由来でもある「優れた視力」「先を見通す力」をもった「目」をテーマに、企業とクリエイターがコラボレーションしたさまざまな作品を発表します。
目×企業×クリエイターの相乗効果が生みだす"目玉商品"のかずかずをお楽しみください。
土門拳写真展 日本のこころ
[ アート, 会期終了 ]

《近藤勇と鞍馬天狗》 1955年
土門拳記念館蔵
【会期】2007年12月16日(日)-2008年2月11日(月・祝)
【会場】武蔵野市立吉祥寺美術館
【主催】武蔵野市立吉祥寺美術館
【参考サイト】
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/index.html
本展は、武蔵野市の友好都市でもある山形県酒田市に昭和58(1983)年に創設された土門拳記念館の協力を得て開催するものです。同館の約7万点の所蔵品の中から約120点を選び、『風貌」『古寺巡礼』『筑豊のこどもたち』『こどもたち傑作選』『勅使河原蒼風との共作』『女優と文化財』『傑作選(一)』『傑作選(二)』などのテーマにわけ、土門拳のエネルギーあふれる写真のかずかずを紹介します。
荒野のグラフィズム:粟津潔展
[ アート, 会期終了 ]

粟津潔
《ANTI-WAR》1971年
【会期】2007年11月23日(金・祝)-2008年3月20日(木・祝)
【会場】金沢21世紀美術館
【主催】金沢21世紀美術館(財)金沢芸術創造財団
【参考サイト】
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/awazu/index.html
第二次世界大戦後の日本の混乱期に独自の表現活動をスタートした粟津は、 日本におけるグラフィック・デザインの礎を築き、常に同時代の世界を見晴らしながら、絵画、ポスター、版画、ブックデザイン、建築、音楽、映像、パフォーマンス、 演劇など多様な領域を縦横無尽に往来してきた奇才であるといえるでしょう。
「荒野のグラフィズム:粟津潔展」は、ノート、ドローイング、未発表作品、実験映像、新資料を含め、金沢21世紀美術館が所蔵している約2600点の粟津潔作品より 主要な1750点を一堂にあつめ、その現在性を問いかけてきます。
Musica ex Machina ―機械じかけの音楽―
[ アート, 会期終了 ]

Martin Riches
"Flute Playing Machine"
【会期】2007年10月20日(土)-2007年12月2日(日)
【会場】東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
【主催】特別展「Musica ex Machina ―機械じかけの音楽―」実行委員会、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
【参考サイト】
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/2007.html#musica
「音楽」と「機械」の関係が、古代から現代までどのように位置づけられてきたか。本展は「音楽」と「機械」をテーマとし、その歴史や展開を探るものです。
音楽の和声は、かつて宇宙の調和をあらわすものとされていました。やがて音楽は人間の営みとして位置づけられるようになります。音楽の位置づけが変わっていくにつれ、その音楽を奏でる機械の位置づけもまた変化していきます。
展覧会の中心に現代アートとして展示されているマーティン・リッチズの機械音楽作品も、そのような背景と無関係ではありません。また、現代の自動演奏ピアノなど、実際に体験してできるものも用意されています。関連イベントも予定されています。
ピピロッティリスト「からから」展
[ アート, 会期終了 ]

I Couldn’t Agree With You More, 1999, audio video installation, courtesy of the artist and Hauser & Wirth Zürich London
【会期】2007年11月17日(土)-2008年2月11日(月・祝)
【会場】原美術館
【主催】原美術館
【参考サイト】
http://www.haramuseum.or.jp
原美術館では、現代ヨーロッパ美術を牽引するスイス人女性アーティスト、ピピロッティ リストによる「からから」展が開催されます。本展は意外にも、リストにとって日本の美術館における初個展となります。大型インスタレーション『Das Zimmer (The Room)』(1994 / 2007年)をはじめヴェネチア ビエンナーレで話題を独占した映像『Ever Is Over All』(1997年)、そして今年制作された『À la belle étoile (Under The Sky)』など、リストの代表作が一堂に会します。
文学の触覚
[ アート, 会期終了 ]

森村泰昌「なにものかへのレクイエム(MISHIMA)1970.11.25-2006.4.6」2006年
【会期】2007年12月15日(土)-2008年2月17日(日)
【会場】東京都写真美術館 地下1階映像展示室
【主催】東京都 東京都写真美術館
【参考サイト】
http://www.syabi.com/details/bungaku.html
東京都写真美術館では、純文学と視覚芸術・メディアアートとの接点に焦点をあてる「文学の触覚」が開催されます。本展では、本来は読む人のイマジネーションにゆだねられる文学作品の世界が、多様なかたちで視覚化されます。
(1)テキストを耳で聴く/目で見る、(2)小説の中に描かれた風景の再現、(3)古典作品へのオマージュ、の3つのパートに展示の構成を分けて、小説家とアーティストによる新作プロジェクトを制作。文学と映像メディアを結びつけ、表現の可能性を開拓する試みです。参加型の作品群に触れ、手のひらにこぼれる文学と映像メディアの美しさを体験できます。
文化庁メディア芸術祭 映像展 in SKIPシティ
[ アニメーション, アート, エンターテインメント, 会期終了 ]

文化庁メディア芸術祭 映像展 in SKIPシティ
【会期】10月20日(土)-11月25日(日)
【会場】SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
【主催】株式会社スキップシティ
【共催】文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁・CG-ARTS 協会)、埼玉県
【参考サイト】
http://www.skipcity.jp/event/vm/0710151.html
SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム(埼玉県川口市)にて『文化庁メディア芸術祭 映像展 in SKIPシティ』を開催します。メディア芸術祭の映像展としては、はじめての開催です。会場では、今年2月に開催した「第10 回文化庁メディア芸術祭」の受賞映像作品や、歴代のセレクション映像作品、そして文化庁メディア芸術祭の協賛事業である第12回学生CGコンテストの動画部門優秀作品を上映展示します。
目黒の新進作家 ― 七人の作家、7つの表現
[ アート, 会期終了 ]

鈴木康広 《 まばたきの葉 》 2003年 紙にプリント、エンボス加工、FRP、シロッコファン
Photo: Katsuhito Ichikawa Courtesy of SPIRAL/Wacoal Art Center
【会期】2007年12月 4日(火)-2008年 1月13日(日)
【会場】目黒区美術館
【主催】目黒区美術館
【参考サイト】
http://www.mmat.jp
目黒区美術館では、今冬、目黒区ゆかりの若手作家を取りあげる展覧会「目黒の新進作家 ― 七人の作家、7つの表現」を開催します。
出品作家は、絵画、立体、写真、映像などの領域で活躍する七人の作家(東亭順、石川直樹、源生ハルコ、鈴木康広、瀧 健太郎、野村恵子、屋代敏博)です。表現の方法は違いますが、それぞれ個性的な活動をしている七名の作家たちの作品を、本展では、当館の展示室空間を活かしつつおおよそ7つに区切ったスペースで、個々の表現とじっくり向かいあえるよう、個展形式で紹介します。目黒の新しい作家の"今"の表現をご覧ください。
建築プロジェクト / doubleNegatives Architecture「Corpora in Si(gh)te」
[ アート, 会期終了 ]

© doubleNegatives Architecture
【会期】2007年10月13日(土)-2008年1月13日(日)
【会場】山口情報芸術センター スタジオB、ホワイエ、中央公園
【参考サイト】
http://corpora.ycam.jp/
建築の新しい可能性を領域横断的に探求する建築グループdoubleNegatives Architectureによる新作インスタレーション。従来の建築とは大きく異なる要素(環境に呼応して自律的に生成する・新しい空間表記法を構造に取り入れる・建築が環境に対して知覚性を持つ)に、さまざまな情報技術を駆使して取りくんだ斬新なプロジェクトです。
YCAMの敷地全域に、多数のセンサーを敷設してメッシュネットワークを形成、環境情報[気温、明るさ、風向、音・ノイズetc.]を広範囲に収集・集積します。そのデータ解析をもとにコンピュータが作りあげる建築が、リアルタイムプロセッシングによって館内・野外に生体のように成長または減退しながら生成される様子を、AR (オーギュメンテッド・リアリティ) 技術で、実風景にオーバーレイされた映像として見ることができます。
SPACE FOR YOUR FUTURE-アートとデザインの遺伝子を組み替える
[ アート, 会期終了 ]

フセイン・チャラヤン Hussein Chalayan 《Hussein Chalayan Autumn-Winter 2007 "Illuminating Water Dress"》 2007年 Courtesy of Swarovski
【会期】10月27日(土)-2008年1月20日(日)
【会場】東京都現代美術館 企画展示室 全フロア
【主催】財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 / 日本経済新聞社
【参考サイト】
http://www.sfyf.jp
「SPACE FOR YOUR FUTURE―アートとデザインの遺伝子を組み替える」は、表現の新たな動向を広い範囲のヴィジュアル・クリエイションから選んだ13カ国 34アーティスト/クリエイターの作品を通してみせようとする企画です。SPACE FOR YOUR FUTUREというタイトルにおいて、SPACE は、自分の身体とその外部を入れ子状に含んだ、一つの環境としてのスペースを意味しています。領域を横断する多くのアーティスト/クリエイターは一つのヴィジョンのもとに、複数のジャンルの表現手段や方法を自在に操りながら表現を行なっています。彼らがこの展覧会テーマに対して、身体や空間に関するさまざまな提案を行なます。
佐藤 卓ディレクション「water」
[ アート, 会期終了 ]

【会期】2007年10月5日(金)-2008年1月14日(月)
【会場】21_21 DESIGN SIGHT
【主催】21_21 DESIGN SIGHT、財団法人 三宅一生デザイン文化財団
【参考サイト】
http://www.2121designsight.jp
私たちをとりまく自然や社会に対して、デザインはどのような方向性を示すことができるのでしょうか。この問いかけから、佐藤卓を中心に、文化人類学者の竹村真一をコンセプト・スーパーバイザーに迎え、多分野で活躍中のメンバーがリサーチやディスカッションを重ねました。
本展では、さまざまな角度から人と水との接点をつくり、来場者の五感に訴えます。「水」という、あまりにもあたりまえにあると思われているものに改めて注目し、「デザインによって水を示す」という新しい視点の実験でもあります。
会期中は、10月13日(土)のスペシャルトークをはじめ、さまざまな関連イベントを開催いたします。
地下展 UNDERGROUND-空想と科学がもたらす闇の冒険
[ アート, 会期終了 ]

『46億年の時計』
【会期】2007年9月22日(土)-2008年1月28日(月)
【会場】日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンa,b
【主催】日本科学未来館、朝日新聞社
【参考サイト】
http://www.miraikan.jst.go.jp/j/sp/underground/index.html
私たちの足下にある地下世界。地下鉄などのライフラインが広がるその先は、宇宙にも匹敵するほどの広大なフロンティアが広がっています。現在、その闇の世界についてさまざまな研究やプロジェクトが進行しています。そこから明らかとなったのは、地下には地上をしのぐほどの生物圏が存在し、全生命の祖先は地下に住む生物から発生したのではないかとする研究結果や、地球環境の歴史、地球の未来に関する結果の数々。本展では、そうした先端科学の研究成果に、芸術、哲学、心理学など、空想で描かれてきた「地下」を交えながら、今まで出会うことのなかった新しい地下の世界観に迫ります。会期中には、さまざまな関連イベントも予定しています。
『パッション・コンプレックス:オルブライト=ノックス美術館コレクションより』
[ アート, 会期終了 ]

ジリアン・ウェアリング
《17歳の自画像、アルバムより》
2003
デジタル・プリント
オルブライト=ノックス美術館蔵
Charles Clifton Fund, 2004
©Gillian Wearing
Courtesy: Maureen Paley, London
【会期】2007年8月1日(水)-2007年11月11日(日)
【会場】金沢21 世紀美術館
【主催】金沢21 世紀美術館[(財)金沢芸術創造財団]、金沢市、オルブライト=ノックス美術館、バッファロー市
【参考サイト】
http://www.kanazawa21.jp
ルイーズ・ブルジョワ、ソフィ・カル、ピーター・コイン、デイヴィッド・ハモンズ、モナ・ハトゥム、ジム・ランビー、キャサリン・オピー、ローリー・シモンズ、ジェフ・ウォール・・。1862年以来、常に「今」を映し出すアーティストに注目してきたアメリカのオルブライト=ノックス美術館の壮大なコレクョンより、現代を代表する傑出した作家の作品約40点を展観します。そのほとんどが日本初紹介となるこれらの先鋭的な表現は、現代の様々な次元に隠された情景へと我々を招きます。
「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展
[ アート, 会期終了 ]

鬼頭健吾 《無題》
2005年 サイズ可変 フラフープほか
豊田市美術館「ベリー ベリー ヒューマン」展
Photo: Hayashi Tatsuo
写真提供:豊田市美術館
【会期】2007年10月13日(土)-2008年1月14日(月・祝)
【会場】森美術館
【主催】森美術館
【参考サイト】
http://www.mori.art.museum
多様なジャンルで活躍する日本のアーティストを紹介する「六本木クロッシング」。第二回目の開催となる本展では、枠に収まりきらないエネルギーと影響力を持つ“今見せるべき36組のアーティスト”を厳選。近年めざましい活躍を見せる若手作家のみならず、60~70年代の日本のアートシーンで特異な存在感を示し、今なお精力的に活動する作家の作品も展示されます。アーティスト一人ひとりの独創的な表現、作品の集まりによって浮かび上がるジャンルや時代の交差、作品どうし、あるいは作品内部の諸要素の交差に目を向けながら、時や分野を超えて息づく日本の創造性とその傾向を考察し“未来へ脈動する日本のアート”の可能性を探ります。
坂本龍一+高谷史郎「LIFE - fluid, invisible, inaudible...」
[ アート, 会期終了 ]

坂本龍一 + 高谷史郎《LIFE - fluid, invisible, inaudible ...》 、2007
山口情報芸術センター(YCAM)
photo:丸尾隆一
【会期】2007年9月15日(土)-11月4日(日)
【会場】NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA
【特別協力】山口情報芸術センター(YCAM)
【参考サイト】
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/LIFE_ffi/index_j.html
世界的に高い評価を受ける音楽家の坂本龍一と、京都を拠点に国内外で活躍するアーティスト・グループ「ダムタイプ」の中心メンバー高谷史郎とのコラボレーションにより、新たに生み出された《LIFE - fluid, invisible, inaudible ...》。
音と映像のたえまない出会いが生起するこのインスタレーションは,「流動するもの,見えないもの,聴こえないもの」を全身で感受していくかつてない場となるでしょう。
生誕80年 勅使河原宏展-限りなき越境の軌跡
[ アート, 会期終了 ]

勅使河原宏『楕苑』1992年
「現代建築家茶室展」(沼津御用邸記念公園)でのインスタレーション / 撮影:関谷幸三
【会期】2007年7月14日(土)-10月8日(月・祝)
【会場】埼玉県立近代美術館 企画展示室(2階)
【主催】埼玉県立近代美術館、財団法人草月会
【協力】草月会埼玉県支部、JR東日本大宮支社
【参考サイト】
http://www.momas.jp
勅使河原宏(てしがはらひろし1927-2001)は、はじめ画家を志して東京美術学校(現東京芸術大学)に学びました。戦後、前衛芸術運動に身を投じ、岡本太郎を通じて、安部公房らの「世紀」の会に参加。その後、映画の道に進み、1964年の『砂の女』でカンヌ映画祭審査員特別賞を受賞し、国際的な名声を獲得しました。一方で、草月アートセンターのディレクターとして、現代音楽、ジャズ、モダンダンス、実験映画など、海外や国内の芸術家が交流する場を生み出します。その後1979年、53歳の時に、草月流三代目家元を継承します。いけばな、陶芸、書、竹のインスタレーションなど、旺盛な制作活動を展開しました。草月流創流80周年と生誕80年を記念して開催する、勅使河原宏の広範な活動を回顧する展覧会です。
Oコレクションによる空想美術館
-magical museum tour-
第2室「東恩納裕一・大庭大介・三嶋章義の部屋-デザインと魂」
[ アート, 会期終了 ]

Yuichi Higashionna /「untitled(mirror ball 1)」/mirror, aluminum, motor Courtesy: Yumiko Chiba Associates
【会期】2007年7月7日(土)-9月23日(日)
※8月27日(月)-8月31日(金)は休館
【会場】トーキョーワンダーサイト・本郷
【主催】トーキョーワンダーサイト
【参考サイト】
http://www.tokyo-ws.org/hongo/
約半年間にわたる、岡田聡コレクションによる若手アーティスト作品の常設展示。岡田コレクションは、アーティストが名も無い時代から独自の視点で選ばれたものです。これらの作品は、東京という大都市から生まれる多様な感性を映し出し、伝えるという意味においても、個人のコレクションの枠を越え、私たちに迫ってきます。
第2室となる今回のテーマは「デザインと魂」。東恩納裕一・大庭大介・三嶋章義の作品を紹介します。本シリーズは、日本の現代アートの一面を紹介し、また様々な交流や出会いが生まれる場として、来年度も継続して開催します。
ICCキッズ・プログラム2007 『サウンド×イメージ ―音を見て、映像を聞こう』展
[ アート, 会期終了 ]

《しゃぼんだま》古川聖+ウォルフガング・ミュンヒ(2001)
写真=伊奈英次/写真
提供=山口情報芸術センター(YCAM)
【会期】2007年7月14日(土)-9月2日(日)
【会場】NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
【主催】NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
【参考サイト】
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/Kidsprogram2007/index_j.html
「ICCキッズ・プログラム2007」は、「音」と「映像」のシンクロニシティをテーマに、展覧会、ワークショップ、パフォーマンスから構成される総合的なプログラムです。
大人も子どもも一緒に、現代のテクノロジーの可能性を体感し、夢ある未来を思い描けるような体験が楽しめます。
メルティング・ポイント
[ アート, 会期終了 ]

エルネスト・ネト
《Mother body emotional densities, for alive temple time baby son》
2007
サンディエゴ現代美術館ダウンタウン新館での展示風景
courtesy:the Artist
Photo: Pablo Mason
【会期】2007年7月21日(土)-10月14日(日)
【会場】東京オペラシティアートギャラリー
【主催】東京オペラシティ文化財団
【参考サイト】
http://www.operacity.jp/ag/exh85
日常に溢れるイメージを用い、異次元のような空間を作るジム・ランビー。静謐な空間にファンタジーを紡ぎ出す渋谷清道。ゆるやかなフォルムや有機的な素材を用い空間を変容させるエルネスト・ネトの3人による展覧会。
空間全体を使い、作品に変えていくダイナミックなインスタレーションは、私たちの身体的感覚を刺激し、解放していくことでしょう。関連イベントでは、小学生のためのギャラリー・クルーズや、アーティスト・トークもあります。どうぞご期待ください。
バリー・マッギー展
[ アート, 会期終了 ]

無題 1999年
【会期】2007年6月2日(土)-9月30日(日)
【会場】ワタリウム美術館 2 階、3階、4階&野外展示
【主催】ワタリウム美術館
【参考サイト】
http://www.watarium.co.jp/exhibition/index.html
バリー・マッギーの名は、1998年のサンフランシスコ近代美術館、2001年のベニス・ビエンナーレによってアート界にあっという間に知られるようになった。
そう、西海岸で「ツイスト」というやたらに絵がうまいグラフィティ・アーティストがいるという噂は、アメリカ中のグラフィティ達から、世界中のキュレイターにまで一気に広がった。しかし、バリー・マッギーを“80年代のキース・ヘリングの再来”と、短絡的に言うことは出来ない。
バリーの作品は、対峙する二つの顔を併せもった複雑さがある。中国系の母親を持つアジア的なDNAと生まれ育ったサン・フランシスコでの体験。常に新しい状況を作品に取り入れる現代性と80年代への憧憬というノスタルジー。アートのフラジャイルな繊細さとストリートカルチャーの大胆さと荒々しさ。バリーの作品を見ていると、気を抜くとエッジから足を踏み外してしまいそうな緊張感に襲われる。今度は、規制概念やモラルのスイッチを切り作品の中を回遊する。緊張感や胸の高まりに変わり始め、自由の庭園にいることに気付く。
いま、世界でもっとも注目されるストリート出身のアーティスト、バリー・マッギーの日本で初めての大掛かりな展覧会。
藤本由紀夫展 +/-
[ アート, 会期終了 ]

藤本由紀夫《DELETE(PLAEASE PLEASE ME)》
2006年 LPレコード 30×30cm
【会期】2007年7月7日(土)-2007年9月17日(月・祝)
【会場】国立国際美術館 B2フロア
【主催】国立国際美術館
【参考サイト】
http://www.nmao.go.jp
藤本由紀夫(1950年生まれ)は、美術館や画廊のような絵画や彫刻といった造形作品を展示するために設計された空間に、音を発生させる装置を組み込んだオブジェ作品を忍ばせることによって、人間の五感、見る、聞く、触る、嗅ぐ、あるいは味わうといったことに至るまで、全てが関係性を持っているということを気づかせてくれるような「場」を作り上げてきました。
国立国際美術館における「藤本由紀夫展+/-」は、日常的な空間を劇場化してきたこれまでの藤本作品から離れ、ポピュラー音楽と音響再生装置を用いた巨大な新作を展示空間に設置することによって、もう一つの藤本由紀夫の世界を繰り広げる試みです。新たな藤本作品による音場空間は、「音楽」と「ノイズ」、「集合」と「分裂」、「差異」と「混淆」といった対立する概念をテーマを提示し、鑑賞者を未知な世界へと誘います。
笹口数 white
[ アート, 会期終了 ]

white night
2007年
アクリル、キャンパス
78.6×200.0×7.2cm
【会期】2007年6月2日(土)-2007年7月14日(土)
【会場】ゼンシ
【主催】ゼンシ
【参考サイト】
http://www.zenshi.com/
一見すると鑑賞すべき対象のない額のみが展示してある真っ白な空間。しかし、作品に近付いてみると額のアクリル面に刻まれた情報が影として壁面に投射され、浮き上がってきます。影として提示される情報は断片的なものです。そこから何を読み取り、そしていかなる全体像を作り出すかは鑑賞者の想像力に委ねられます。真っ白な光の中に浮かぶ影。多くの「余白」を残すこの空間で自由に作品との対話を楽しんでいただけたらと思います。


