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中国国際動漫遊博覧会には、中国、韓国、日本からさまざまな企業が出展していた。なかでも人気なのはやはり日本の大手ゲーム会社で、大きく派手なブース設営と過激な露出のキャンペーンガール、大きな紙袋の組み合わせは日本のイベントそのままで、多くの観客を集めていた。しかし、企業ブースのデザインや手法が日本そのものなのはまだしも、来場者のスタイルや嗜好が日本と同じなのには驚かされた。近年急速に中国都市部の若者はおしゃれになっており、上海市内を歩いている学生の服装は日本とさほど変わらない。
にもかかわらず今回の会場には、明らかに服装にこだわらず、
マンガやアニメグッズを買いあさる「中国版おたく」とでも呼ぶべき若者が多数見うけられた。
日本製のアニメ・マンガ・ゲームによって、アジアの若者の精神構造と行動スタイルが急速に均質化しているのだと実感した。何より驚いたのは、企業ブースと距離を置き、会場のはずれで催されていた、コスプレショーの存在である。若いアニメファンたちが自主開催しているようだが、演者も観客も大いに盛り上がっていた。会場中あちこちで、日本のアニメキャラクター姿のコスプレマニアも見うけられ、ファンに囲まれ、被写体になっていた。
出展ブースとしては物販だけでなく、中国、台湾などのCG・映像プロダクションが数多く見うけられた。キャラクターデザインの主流はピクサーテイストと日本テイストに二分されるようだが、なかなかよいできのものもあり、クリエイティブ面でも日中の格差が小さくなっていることを実感した。また、アニメ・CG系の大学、専門学校の出展も数多く見られた。中国全土では、2千ものアニメ・CG系学科が設置されたとのことである。
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