Animation Meister

1950年代

戦後復興に向けて世の中が大きく動き出した1950年代。人工衛星の打ち上げが成功し、人類が初めて宇宙へと踏み出した時代だった。日本ではテレビ放送が開始され、マンガ文化が花開き、アート界では、抽象表現主義が興隆するなか、芸術と生活の境界線を超越した表現主義的芸術活動「ネオダダ」が起こった。また、ドイツでは「ドクメンタ」が開催されるようにもなった。

山口勝弘『ヴィトリーヌ』

山口勝弘『ヴィトリーヌ』(1953)

北代省三『触る日の軌跡』

北代省三『触る日の軌跡』(1956−57)

【この時代の主な作品】

嶋本昭三『穴』(1950)/実験工房『生きる悦び』(1951)/山川惣治『少年ケニヤ』(1952)/手塚治虫『リボンの騎士』(1953)/山口勝弘『ヴィトリーヌ』(1953)/暗黒舞踏派『650・ダンス・エクスペリエンスの会』(1956)/北代省三『触る日の軌跡』(1956−57)/田中敦子『電気服』(1956)/高橋真琴『あらしをこえて』(1958)/藪下泰司『白蛇伝』(1958)

Keywords

ライカM3 【メディア】

「デジタルな時代だからこそ『ライカ』のすばらしさを」文・平間 至

初めてライカと一体感を感じたのは、1998年初めてハワイに行ってライカM3で風景を撮った時のことだ。その頃、一眼レフのモータードライブ特性を生かし、モデルと一緒に自分も動き続けながら撮るという...
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ライカM3
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復興期の精神 【社会】

「『廃墟』に埋没していた精神のカンフル剤となった1冊」 文・小松 左京

私の手元にある、花田清輝の『復興期の精神』は、昭和22年10月5日発行、昭和22年2月15日再版発行と奥付にあり、眞善美社から発行されている。定価60円。黒い表紙に赤い文字が押されたちょっとオドロオドロしい雰囲気の本は、かなりボロボロになっているが、いまだに手放すことが出来ずに大事に持っているものだ...
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復興期の精神
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スプートニク 【社会】

「宇宙のライカ犬」文・毛利 衛

夕日が沈んだ西空に、光る点がスーと動いてゆく。スプートニク1号である。ワクワクしながら兄たちと見上げていた。ほかの星たちの存在を無視し、星座のあいだを縫うように天空をまっすぐに走る。天上に届く前に、急にプツッと何事もなかったかのように消えた。ため息をつきながら、あと1時間半後に期待する...
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スプートニク

写真提供:共同通信社

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ゴジラ 【エンターテインメント】

「ふたつの力の反映」文・高橋 敏夫

いまでこそゴジラ映画は子どもたちの映画となっているが、1954年に初登場した『ゴジラ』は、れっきとした大人の映画であり、現代の恐怖を描いたシリアスな映画だった。 ゴジラが大戸島山頂にはじめて異形の姿をあらわした瞬間、映画館を埋めた観客は、いっせいに、「おおっ」という声とともに身体を後ろにのけぞらせた、という。リアルタイムで観た人々の多くが、怖い映画だったと語っている...
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ゴジラ

© 毎日新聞社

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トキワ荘 【エンターテインメント】

「マンガ青春期の象徴」文・夏目 房ノ介

1953(昭和28)年、すでに子供マンガ界のトップにあった手塚治虫が新築のトキワ荘に入居。その後寺田ヒロオ、藤子不二雄(現 藤子不二雄A、藤子・F・不二雄)、石森章太郎(現 石ノ森)、赤塚不二雄、水野英子、鈴木伸一(アニメーター)ら、おもに「漫画少年」誌によった新人マンガ家たちが入居、新漫画党(54年)を結成した。東京在住のつのだじろう、長谷邦夫、園山俊二らも参加、手塚影響下のマンガ家グループとして、その後の週刊マンガ誌時代、TVアニメ化時代をリードする著名作家を多く輩出した...
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トキワ荘

© 創通エージェンシー
・サンライズ・毎日放送

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