[12月 月と太陽の歩み]
『さよならばいばい、またあした。さよならばいばい、げんきでね。』 藤田純平、朝武雅治(Masahiro Tomotake)
「月と太陽は、何も言わず歩いています」
たくさんのお金が、僕たちの前を歩いていきます。
囁きながら歩いています。
僕たちは生きるためにお金が必要です。
僕たちはお金のために、うそとごみを作っています。
うそとごみの中、彼らは生まれました。
彼らが生まれたとき、誰かが死んでいました。
誰かが死んだ今を、彼らは歩いています。
彼らは終わりに向かって歩いています。
終わりは、始まりを求めて歩いています。
月と太陽は、何も言わず歩いています。
うそとごみは、捨てられ、作られ続けています。
藤田純平 1981年、神奈川県出身。多摩美術大学でアニメーションとグラフィックデザインを専攻。 |



