ジャズ

[ 1910年代, ]

ジャズ 『ジャズの歴史-絵本で読む音楽の歴史』
ジュゼッペ・ヴィーニャ 著
(ヤマハミュージックメディア)

19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ南部で発達した音楽の1ジャンル。使用する楽器や基本的な演奏法は西洋のクラシック音楽に準拠しているが、そのリズム感覚にはアフリカの民俗音楽の影響が多大であり、4分の4拍子の第2拍と第4拍にアクセントを置くオフ・ビートのリズム、ブルーノートの音階、インプロビゼーション、演奏者の個性に大きく左右されるサウンドとフレージングなどに強い独自性が認められる。ニューオリンズの黒人ブラスバンドに由来し、下品な隠語を意味するjassが語源ともいわれるが、詳細は不明。1917年、ニューオリンズ出身のオリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンドが初めて2枚の商業用レコードを発売したのを機に急速に広まり、第一次世界大戦の終戦から世界恐慌が始まるまでの約10年間は「ジャズ・エイジ」とも呼ばれる人気を博した。その後もブルースやラグタイムなどの要素を取り込んださまざまなバリエーションが開発され、黒人文化やクレオール文化に由来するポピュラー音楽として、世界各地で親しまれている。

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