周期表

[ 1920年代, , ]

元素を原子番号に従って配列した表。配列の規則のことを周期律ということからこう呼ばれる。周期律という考え方は古くから知られていたが、今日用いられている周期表は、1869年にロシアの物理学者ドミトリ・メンデレーエフによってその基礎がつくられたものである。周期表の作成にあたって、メンデレーエフは天然の諸元素を原子量の順に配列することによって、さまざまな関係や科学的挙動が現れることを発見した。今世紀になって、この周期表の研究をさらに推し進めたのが、デンマークの理論物理学者ニールス・ボーアである。量子力学の研究でアインシュタインと並び称されるボーアは、1913年には電子が原子核の周りを回っているボーア・モデルと呼ばれる原始モデルを考案、1921年にはさらにそれを発展させるかたちで、より厳密な周期律のモデルを発表し、翌1922年にはこの研究を含めた原子物理学への貢献によってノーベル物理学賞を受賞した。なおボーアは1927年には相補性を提唱するなど、その後も画期的な研究によって科学やテクノロジーの発展に大きく寄与したが、その原子理論がアメリカの原爆開発に利用されるなどの一面もあった。

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