E.A.T.
Experiments in Art and Technology
『Solstice《至点》』ロバート・ラウシェンバーグ
撮影:高山幸三
国立国際美術館蔵
提供:ICC
1960年代後半に活動していた前衛芸術グループ。グループの中心を占めていたのは、当時AT&T社のベル電話研究所に在籍していたエンジニアのビリー・グルーヴァーで、他にもロバート・ラウシェンバーグ、ロバート・ホイットマン、ジョン・ケージらの著名なアーティストが参加、ニューヨークを拠点に、美術、ダンス、音楽、映像などの各ジャンルを横断してアートとテクノロジーの境界を追求する活動を展開した。代表的なプロジェクトとしては、1966年に約40人のエンジニアが参加して開かれた「9つの夕べ――演劇とエンジニアリング」や1968年にブルックリン美術館で開催された「サム・モア・ビギニングス」展などが挙げられ、1970年の大阪万博にもペプシ館の展示によって参加している。その組織的活動は70年代半ばには終焉するものの、全盛期は数千人もの会員を擁したほか、1967年にマサチューセッツ工科大学(MIT)に設立された先端視覚研究センターの母胎となり、またパフォーマンスやコラボレーションの先駆的な役割を果たすなど、後の世代に与えた影響は大きい。2003年にはNTTインターコミュニケーションセンター(ICC)で回顧展が開催され、日本ではほとんど無名だったグルーヴァーの足跡がはじめて本格的に紹介された。
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
http://www.ntticc.or.jp/
「E.A.T.―芸術と技術の実験」展 アーカイブ・ページ
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