MTV
Music Television
音楽番組を専門とするケーブルテレビのチャンネル。1981年、ワーナー・タイム社とアメリカン・エキスプレス社が共同で出資したWASECを母体に設立され、同年8月1日午前0時1分より放送が開始された。若者を主な視聴者として想定し、24時間ポピュラー音楽のビデオクリップを流しつづける番組のスタイルを確立して、ヒット曲のプロモーションに大きな力を発揮し、一時期は絶大な影響力を持っていた。1985年にはパラマウント映画などを傘下に置くメディア企業のバイアコム社によって買収されて現在に至る。1996年にはMTVとMTV2に分割され、前者はエンターテインメント番組中心の構成となったため、従来の音楽番組のスタイルは後者へと継承された。現在でも世界161カ国で放映されているが、ダウンロード配信が主流となるなど、音楽の受容形式が大きく変化したため、その影響力は低下している。日本でも1980年代より民放の音楽番組枠などを通じて断片的に放映され、1992年には本格的に進出を果たしたが、その後も数回にわたって経営形態やチャンネルが変化した。現在は音楽専門チャンネルでは上位の契約数を誇るなど、経営的には安定しているが、邦楽中心の番組構成には賛否両論が寄せられている。




